久保田早紀（くぼたさき）さんと言えば、思い起こされるのは大ヒット曲「異邦人 -シルクロードのテーマ-」ですが、実は敬虔なクリスチャンになっているそうです。
1984年11月に商業音楽活動からは引退しており、その後はキリスト教の音楽宣教師になっているそうです。
そんな久保田さんの現在の活動や引退理由についてなど、お伝えします。
久保田早紀のプロフィール
本名：久米小百合
生年月日：1958年(昭和33年)5月11日
出身地：東京都北多摩郡国立町
最終学歴：共立女子短期大学文科国語卒業
所属事務所：MIDI INC.
久保田早紀は現在(2024)音楽宣教師になっている
久保田早紀さんは、2024年現在本名である「久米小百合」の名前で活動されています。
活動といっても「久保田早紀」の名前で行なっていたポップスを歌っているのではなく、キリスト教の音楽宣教師としての活動です。
久保田さんは特にキリスト教信者の家族に生まれたわけではありませんでした。
祖母は仏教徒で、両親も宗教には無関心でした。
小さなきっかけとなったのは、9歳のころにキリスト教信者の友達に誘われて行った教会の日曜学校でした。
そこで牧師の方にひらがなで書かれた「しんやくせいしょ」を貰ったそうです。
内容に関しては特に興味を持たなかったそうですが、神様のことが書いてある本を捨ててしまうのはバチ当たりな気がして、本棚の隅にずっと置いていたそうです。
それから時が流れ歌手デビューし成功を収めましたが、芸能界での活動に悩んでいたところキリスト教に再び出会い、めじろ台にあるキリスト教会で洗礼を受け、クリスチャンになりました。
そして1984年11月に芸能界を引退してすぐ、本名の「久米小百合」という名前で音楽宣教師としての活動を始めました。
音楽宣教師は、音楽を通じて聖書の教えやキリスト教の福音を広めていく仕事です。
そして、2007年からは日本聖書協会の親善大使としても活動しており、聖書普及の活動に協力されています。
「異邦人 -シルクロードのテーマ-」という、誰もが知っている楽曲を歌っていた歌手ともあれば、全国のいろんな場所からお声がかかるそうです。
久保田早紀さん、今は久米小百合さんという名前で教会を中心に歌手活動をしているそうですね。
この前のぐんま県の上毛新聞で知ったんですが今週末に館林のキリスト教会でコンサートとか❗ #musicj pic.twitter.com/H6F6Qu87z0
— こうちゃん。 (@gunmachan08) December 10, 2019
芸能界にいた時は自分すらも見失いそうでしたが、今では同じイエスの元という一体感を感じながら、賛美歌にまじって「異邦人」を歌うこともあるそうです。
久保田さんは音楽宣教師というものを、ご自身の天職だと感じられているそうです。
神様が許してくださる限りは、音楽宣教師としての活動を続けていきたいと思っておられるそうです。
これからも音楽で人の心を癒し、救っていってほしいですね。
芸能界からの引退理由は異邦人？
久保田早紀さんは、1984年11月に芸能界を引退されました。
デビューしたしたのが1979年10月でしたので、芸能生活は5年ほどでした。
デビュー曲である「異邦人 -シルクロードのテーマ-」が「ザ・ベストテン」に12週連続ランクインするほどの大ヒットを記録し、ご自身でも予想しなかったような環境に置かれてしまったそうです。
憧れの沢田研二さんや松任谷由実さんにも会えたそうですが、まるで別の世界にいるようで自分の身の置き所ではないように感じ、自分が異邦人になってしまったような感覚を抱いていたそうです。
あまりの環境の変化の激しさに自分を見失いそうになった時、ふと9歳の時にもらった「しんやくせいしょ」を開いてみたそうです。
そこに書いてあってイエスの「だから、明日のことを思い煩うな」という言葉を目にし、崇高で堅苦しいものだと思っていたキリスト教が一気に身近な存在に感じ、心が救われたそうです。
そして、幼い頃からピアノの練習で弾いていた「アヴェ・マリア」などの賛美歌に惹かれていたことも思い出しました。
そんな経験があり、今度は自ら教会に通うようになりました。
プロテスタントの洗礼を受け、クリスチャンになったのは歌手デビューをしてから1年半後ぐらいの時だったそうです。
また、何をしても「異邦人の人だね」と言われてしまうことにも嫌気がさしており、その状況を変えるには引退してしまう他ないと、引退を決断したそうです。
引退をしてキリスト教徒としての活動をすることで、ご自身の居場所を見つけられたのでしょう。
若い頃が美人と話題になる
音楽番組などで「異邦人 -シルクロードのテーマ-」が紹介され、久保田早紀さんのデビュー当時の映像が流れるといつも「美人！」とSNSなどで話題になります。
久保田早紀本当美人。 pic.twitter.com/vOWcyclSM3
— りよ (@rryorr) April 6, 2020
確かに非常に大きな目が特徴的で、女優さんのような美しさを持っていました。
もしも長く芸能活動を続けられていたら、歌手だけではなく女優業の可能性もあったのではないでしょうか。
2024年で66歳の久保田さん。
今も変わらず上品な美しさを保たれています。
また教会だけではなく、大きな舞台やテレビなどで久保田さんの歌が聴ける機会があるといいですね。
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