つんく♂は天才ではない?秋元康との違い。松浦亜弥から受けた衝撃&会話方法は食道発声法

つんく♂さんは、誰もが認める天才プロデューサーで、それはこれまでに生み出してきたグループや楽曲が物語っています。

ですが、ご本人は「自分は天才ではなく凡人」と一貫して仰っています。

その真意はどういうことなのかを、お伝えします。

つんく♂のプロフィール

本名:寺田光男

生年月日:1968年(昭和43年)10月29日

身長:170cm

出身地:大阪府東大阪市

最終学歴:近畿大学商経学部卒業

所属事務所:TNX株式会社

つんく♂は自称「天才ではなく凡人」&秋元康との違い

つんく♂さんは日本の音楽界、歌謡界の中では、トップクラスに「天才」と呼ばれることの多い方でしょう。

ですが、つんく♂さんは「自分は天才なんかではなく凡人です」と言い張り、2023年9月には「凡人が天才に勝つ方法」という著書を出版されています。

しかし、本当の凡人がミリオンセールスを連発するアイドルグループをプロデュースしたり、あれほど多くの人を夢中にさせる楽曲を作ることができるでしょうか。

つんく♂さんの考える「天才」とはどういった人なのでしょうか。

つんく♂が考える「天才」

つんく♂さん曰く「天才」とは、金儲けや名声などを度外視して、ひたすらにやりたいことに取り組める人だそうです。


どれだけ借金をしても、どれだけおかしな格好をしていても、なりふり構わずやりたい事を貫く人、もしくは頭の中に突然何かが湧いてくる人なのだとか。

そういった人たちの事を「天才」と考えておられるそうです。

もちろんそういった人たちもこの世の中にはいるでしょう。

ですが、そういった人たちはつんく♂さんのように多くの人々を感動させたりする事はせず、もっと内省的で日の目を浴びにくい方々ではないでしょうか。

つんく♂さんはご自身を「凡人」と定義した上で、「凡人」だからこそ自分の中にある才能の芽を見出して伸ばしていくことができる、と考えておられます。

そして、その芽を伸ばし続ければ、一握りしかいない「天才」を凌駕する日が来る能性があるかもしれない、と考えているそうです。

もちろんつんく♂さんが「天才プロデューサー」と呼ばれるまでには多くのトライ&エラーを繰り返し、様々な局面をくぐり抜けて勝ち得たのがその称号だったでしょう。

ぱっと思いつきでやっただけで、あれだけの人を動かしたわけではないのは理解できます。

つんく♂さんの定義でいうと、つんく♂さんこそがまさに「天才を凌駕した凡人」と言えるのかもしれません。

ですが、やはり凡人から見ると、天才以外の何物でもなく見えるのも確かですね。

秋元康との違いは「視点」

日本の音楽界で、つんく♂さんと同じぐらい「天才プロデューサー」と呼ばれている人物と言えば、AKB48やおニャン子クラブをしかけた秋元康さんでしょう。

一般的に見れば、つんく♂さんも秋元康さんも紛れもなく「天才」です。

そんなお2人ですが、決定的な違いがあると言われています。

それは、プロデュースする楽曲をどこからの「視点」で作っているかです。

つんく♂さんが書く歌詞は、歌っている女の子の気持ちをそのまま歌にしたような歌詞で、女性ファンから「どうしてそんなに女子の気持ちがわかるのか」と言われているほどです。


女の子にしてみれば、リアルすぎる女の子の心情が描かれており、つまり「視点」は女の子自身です。

一方秋元さんの歌詞は、どこまでも「男の子が憧れる女の子」が描かれており、AKB48などに夢中になる男性が思い描く理想の世界がそこにあるため、あれほどの支持を得ているのだと思われます。

「視点」という観点で言うと、秋元さん自身がご自分の書いている歌詞の世界観をうまく表現している言葉があります。

それは、「女子高の放課後を金網越しに見ている感覚」です。

AKB48や乃木坂46などの秋元さんが書いた歌詞の一人称が「僕」が多いのも、そのせいでしょう。

どちらも社会現象を巻き起こすほどの成功を収めている「天才プロデューサー」です。

同じ時代に活躍しながらも全く違う作品を生み出し続けたのは、「視点」が全く違う場所にあったからでしょう。

アイドルの天才・松浦亜弥を見つけた時の衝撃

つんく♂さんはオーディションで初めて松浦亜弥さんのパフォーマンスを見た時、体の中で血が沸き立つような感覚があったそうです。

特に松浦さんの素晴らしいと思ったのは「声」だったそうです。

どんな楽曲が合うのかを見極めるために複数のアーティストの歌を試しに歌ってもらったそうですが、その歌声を聞いた時、平静を装っていたそうですが内心は「すごいのが出てきた!」と思っていたそうです。

松浦亜弥さんは14歳の時、つんく♂さんプロデュースの「ドッキドキ!LOVEメール」でデビューしました。

14歳とは思えない歌唱力、トークの対応力で、世間の評価は「アイドルの天才!」というものでした。

一部では2024年現在でさえ、松浦亜弥さんを超えるアイドルは出ていない、と言われるほどです。

そんな松浦さんを見出し、プロデュースしたつんく♂さんは、やはり天才としか言いようがないのではないでしょうか。

声を失ってからの会話方法

つんく♂さんは2014年に咽頭がんを患い、一度は「完全寛解」を発表しましたが再発したことがわかり、2014年10月に声帯を摘出し声を失いました。

つんく♂さんが最後にステージ上で歌声を披露したのは、2013年9月21日に行われたシャ乱Qの結成25周年記念ツアーの最終公演だったそうです。

声帯摘出手術以降、「食道発声法」のトレーニングをされているそうで、2017年ごろには家族やスタッフとは食道発声法で意思疎通できるようになっている、と報じられました。

ですが、メディアに出演される際は一貫してパソコンに文字を入力する事で意思を表しています。

その理由は、「食道発声法は、なんかロックな感じがしないから」だそうです。

つんく♂さんなりの美学を感じますね。


もうつんく♂さんの歌声を聴くことができないのは残念ですが、つんく♂さんの作り出す音楽の素晴らしさは変わっていません。

これからもかっこよくて気分の高揚するような音楽を作り続けてほしいですね。

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