加山雄三(かやまゆうぞう)さんは、昭和の時代から歌手・俳優として活躍しています。
若大将というニックネームを耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
そんな加山さんは既婚者ですが、妻・松本めぐみさんとはどんな女性かが気になりますよね。
また、2人の卒婚説は本当なのでしょうか。
他にも、前妻やこれまでの結婚歴などについてもまとめてご紹介するので、ぜひ最後までお付き合いください。
加山雄三のプロフィール
愛称:若大将
本名：池端直晃(いけはたなおあき)
生年月日：1937年(昭和12年)4月11日
身長：175cm
出身地：神奈川県横浜市
最終学歴：慶応義塾大学法学部政治学科卒業
所属事務所：加山プロモーション
加山雄三の妻・松本めぐみは元女優
加山雄三さんは1970年に松本めぐみさんと結婚しています。
昭和のスターの伴侶となっためぐみさんとは一体どんな方なのでしょうか。
芸能活動で家族を支えていた
松本めぐみさんは大阪生まれ東京育ちで、年齢は夫より10歳年下です。
そんな彼女は日本音楽高等学校の在学中にCMソングのコンテストに入選したことから芸能界入りのきっかけをつかみました。
実はめぐみさんは、早くに父親を亡くしていて、15歳の若さで芸能界入りしてからは実家の家族を支えてきたしっかり者でもあります。
そのような境遇で育ったこともあってか、とても芯の強い女性のようです。
年下の奥様とはいえ、加山さんにとっては頼もしいパートナーではないでしょうか。
さて、芸能界入りしてからのめぐみさんは女優としてテレビ・映画を中心に活躍します。
そして1965年の『エレキの若大将』で加山さんと共演を果たしました。
当時彼女はまだ17歳だったというので、かなり若い頃から加山さん一筋ということになりますね。
彼らは出会ってから5年後の1970年9月4日にアメリカ・ロサンゼルスで結婚しています。
さて、当時の加山さんは人気絶頂でした。
そのため結婚した時には嫉妬した女性ファンからの脅迫めいた手紙などが届き、松本さんは恐い思いをしたようです。
そんな彼女を孤独にさせないためにか、加山さんは彼女を1人にすることなく、どこにでも連れ歩いていたのだとか。
加山さんから奥様への深い愛情が伝わって来るエピソードですよね。
しかし、そんなささやかな幸せの一方で、2人は大きな困難にも見舞われました。
実はその当時加山さんは父親・上原謙さんと叔父が出資していたホテルが倒産し、23億円という途方もない借金を抱えることになったのです。
そのため奥様としては、結婚してすぐにどん底を味わうことになったともいえますね。
それでもめぐみさんは夫を見放すことなくずっとそばで支えたといい、加山さんはそんな彼女には感謝してもしきれないといった様子です。
結婚後は芸能界引退
女優として活躍した松本さんですが、結婚後は芸能界を引退しました。
しかし、その後も時々夫と共にトーク番組やCMなどに出演しているので、完全に表舞台から姿を消したというわけでもありません。
2022年に夫婦で『徹子の部屋』に出演した際の様子を見ると、ずっと前に芸能界を引退しているとはいえやはり品があって綺麗な方という印象です。
さて、夫婦は4人の子宝にも恵まれていて、次男は俳優・加山徹さん、長女は料理研究家の梓真悠子さん、次女は池端えみさんです。
子供たちがそれぞれの道で思い思いに活躍していることからも、きっとしっかりと大切に子育てしたのでしょう。
加山さんも、「妻は子供たちを良い子に育て上げてくれた」と称賛しているので、松本さんは良き妻であり良き母親でもあるに違いありません。
#ゴジラと戦ってほしいキャラ選手権
加山雄三 pic.twitter.com/kom0WnYgZo— コウネッキー (@kounecky) January 4, 2024
加山雄三、卒婚と噂だった過去
加山雄三さんは、2014年に妻と卒婚と報道され周囲を驚かせました。
1970年の結婚以来長年連れ添った夫婦に何が起こったのでしょうか。
卒婚報道の過去
加山雄三さんとめぐみさんは、結婚以来色々な困難を乗り越えてきたおしどり夫婦という印象がありました。
しかし、2014年にはそんな2人が卒婚宣言という衝撃のスクープがあったのです。
これまで借金や浮気説などが取り沙汰されても夫に寄り添ってきた奥様ですが、ついに愛想を尽かして出て行ってしまったのでしょうか。
真相を探るべく調べてみると、実はその報道が出る前から彼女は1年の半分以上をアメリカ・ニューヨークで暮らすような生活をしていました。
つまり、夫婦はいわば別居状態にあったということになります。
ただし、これは世間がイメージするような「夫婦仲が冷めきって別居」ということでもありませんでした。
奥様はニューヨークでは次女・池端えみさんとともに暮らしており、加山さんとも毎日電話で話をしていたそうです。
また、アメリカと日本を行き来する理由も、アメリカ永住権をはく奪されないために1年に半年以上アメリカに滞在する必要があるからといいます。
確かに、せっかく手にした永住権をはく奪されるのはもったいないですから、めぐみさんがアメリカにも住み続ける理由は理解できますよね。
時には加山さんがアメリカまで会いに行くこともあるそうなので、卒婚中も全くバラバラに暮らしているわけではなかったようです。
卒婚からの卒業
2014年には日本とアメリカで別居し、卒婚状態にあると週刊誌に書かれた2人ですが、今は日本で一緒に暮らしています。
そのきっかけとなったのは加山さんの健康問題だったようです。
加山雄三さんは2019年に脳梗塞を起こしたことがあります。
その時に今後のことを考えてか、住み慣れた豪邸を離れケアハウスに引越しをしました。
そして、めぐみさんもケアハウスに移るタイミングで日本に戻って一緒に暮らし始めたようです。
この脳梗塞の時は、幸い症状も重篤でなく大事に至りませんでしたが、奥様としてはやはりその後も夫が1人で暮らすのは心配だと考えたのでしょうね。
さて、2人でケアハウスに暮らし始めたあとの2020年、加山さんは誤嚥を起こし嘔吐するなどして救急搬送されてしまいます。
この時に救急車を呼んだのは奥様だったというので、同居していて正解だったと言わざるを得ません。
2人は今暮らしているケアハウスを終の棲家として考えているというので、この先再び別居ということはないでしょう。
卒婚宣言した2人は、夫の体調不良を機に卒婚状態を卒業し、再び仲睦まじく暮らしています。
加山雄三、前妻は結婚歴に存在せず
加山雄三さんには前妻はいません、今も昔も松本めぐみさんだけです。
昭和のスターといえば、かなり派手で豪快な人生を送っているというイメージがありませんか。
加山雄三さんについても、お金も名声も手にして、さぞかし派手な人生を送っていそうですよね。
そのイメージから、女性関係や結婚歴も何度かあるように思われます。
しかし、加山雄三さんの結婚に関して調べてみると1970年の結婚が最初のようですし、その後離婚して再婚したという事実もありません。
強いて言えば、以前に松本めぐみさんが1年の半分以上を米国で過ごしていた時期があったため、卒婚と言われたことがありました。
とはいえ、あくまでも離婚はしていませんし、その後卒婚を卒業した2人は再び一緒に暮らしています。
スターだった若い頃も、年齢を重ねて渋くなってからも女性には不自由しなさそうな加山さんですが、結婚歴は奥様だけというのは素敵ですよね。
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