井上喜久子の若い頃まとめ。20代の頃がかわいいと話題&17歳おいおい誕生秘話

井上喜久子(いのうえきくこ)さんは2024年にはデビュー36周年を迎えられた大ベテラン声優です。

喜久子さんと言えば、「17歳です」と自己紹介して「おいおい」とツッコミが入る流れがお決まりになっていますが、本当に若かった頃はどんな方だったのでしょうか。

また、お決まりの流れがどのように誕生したのかについてなど、お伝えします。

井上喜久子のプロフィール

愛称:きっこさん

本名:熊谷喜久子

生年月日:1964年(昭和39年)9月25日

身長:164cm

出身地:東京都

最終学歴:鶴見大学短期大学部卒業

所属事務所:オフィスアネモネ/ベルベットオフィス

井上喜久子の若い頃

井上喜久子さんは1964年9月25日に東京都で生まれました。

広告代理店に勤める父親と、おっとりした母親、そしてお姉さんが1人いらっしゃるそうです。

幼稚園の頃に神奈川県横須賀市に引っ越し、短大卒業まではご実家で暮らしていたそうです。


そんな喜久子さんが初めて「演じる」ということをしたのは、幼稚園の頃のクリスマス会で、キリスト降誕の劇に登場する女神の役だったそうです。

そして小学校に上がると、母親が定期購読で買ってくれていた世界名作童話集を音読することが日課となり、それが声優を目指すきっかけになったとご自身では思っているそうです。

中学生の時はピンクレディーに夢中になり、スチュワーデスやお花屋さん、お嫁さんといった女の子が憧れる職業になりたい、と思っていたそうです。

当時から女の子らしい女の子だったようですね。

高校生になると文学にハマり、三島由紀夫や石川啄木、太宰治などを好んで読んでいたそうです。

その流れから国語の教師になりたいという夢を持ち、短大に入学し中学校の国語の教員免許を取得しました。

ですが、教育実習先の中学校で、生徒に舐めた態度を取られてしまいます。

最終的には授業中に男子生徒たちが教室でバドミントンを始めてしまいましたが、喜久子さんは注意することができなかったそうです。

そのことにショックを受け、教師になることを挫折しました。

打ちひしがれた喜久子さんは、その時偶然テレビでやっていたアニメ「アッタクNo.1」の再放送を見て、ストーリーの中で頑張っている主人公の姿に感動したそうです。

そしてふと「この声は誰がやっているんだろう」と思い、「声優」という仕事の存在を意識。

「これになりたい!」と思うとすぐに雑誌に載っていた東京アナウンスアカデミーの声優コースの募集に電話をしていたそうです。


東京アナウンスアカデミーの授業料は、すべて自身が花屋でアルバイトをしたお金で賄い、両親の援助は受けなかったそうです。

両親は声優になることについては、全く反対はしていなく、好きなことをしていいよという感じだったそうです。

教師になる夢を挫折していたため、「これでダメだったら何をやってもダメだ」と、声優になることは何があっても諦めないという強い思いを持って専門学校に通っていたそうです。

そして、声優事務所の養成所に入って数ヶ月後に、TBSの「情報特集」という報道番組のナレーションで声優デビューを果たしました。

その時テレビ局のスタッフに「声優の方、こちらにどうぞ」と、第3者に初めて「声優」と呼ばれた時の喜びを、今でも忘れずにはっきりと覚えているそうです。

20代の頃がかわいいと話題

井上喜久子さんが声優デビューを果たしたのは、24歳の時でした。

当時は近年のように声優の方が表に出ることはあまりありませんでしたが、当時から「かわいい!」と男性ファンを多く持っていました。

喜久子さんは2024年現在でも「ふわっ」とした魅力がありますが、それはデビュー当時からそうでした。

それはこれから先も変わらず、いつまでも「かわいい喜久子さん」のまま、素敵に年齢を重ねられていくのではないでしょうか。

「17歳おいおい」の誕生秘話

井上喜久子さんが自己紹介する時は「井上喜久子、17歳です。」と言い、周囲やファンが「おいおい」とツッコミを入れるという流れがお約束になっています。

2022年に発売したご自身のエッセイ本のタイトルもそのまま「井上喜久子17才です、おいおい」というタイトルです。

そのようになったきっかけは、1998年に放送されていたラジオ番組「かきくけ喜久子のさしすてSonata」の冒頭での挨拶でした。

ラジオで共演していた声優の山本麻里安さんが当時本当に16歳だったため「山本麻里安、16歳です。」と挨拶。

それに続いて当時34歳だった喜久子さんが「井上喜久子、16歳です。おいおい。」と番組の台本通りに挨拶していました。

そして山本さんが17歳になってもその流れはそのまま続いていましたが、山本さんが18歳になった時、「17歳」は16歳にも18歳にもない特別な感じがする、という理由で喜久子さんは17歳で通すことにしました。

次第に同番組以外の場所でも「井上喜久子、17歳です。」と挨拶するようになり、「永遠の17歳」という呼び名まで付き、お約束の流れが定着したそうです。

そのうちに他の年齢不詳系声優から「私も17歳と言っていいですか?」と尋ねられるようになり、次第に「17歳教」という概念まででき、喜久子さんは「17歳教」の教祖という存在になりました。

2008年には「現代用語の基礎知識」にも「17歳教」が収録されるほど市民権を得てしまったため、喜久子さん自身も「やめ時を失った」と思っておられるそうです。

番組の台本から生まれた「永遠の17歳」ですが、今では17歳は年齢ではなく、いつまでもいきいきとした生き様を続けていきたい、という思いを込めているそうです。


90歳になって病院で年齢を聞かれた時に「17歳です」と答えて、看護師さんに「おいおい」と返してもらうのが夢だそうです。

ずっと、そんなおちゃめな喜久子さんでいてほしいですね。

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