声優界のレジェンドとしても名高い、林原 めぐみ(はやしばら めぐみ)さん。
そんな彼女に、引退説が浮上しているようですが、本当なのでしょうか。
また、林原さんの最高年収は、伝説の声優”野沢雅子”さんをも上回る金額を記録したとの情報もあります。
一体どのくらいの金額なのでしょうか。
また、「 めぐさん」「めぐ姉」「閣下」の愛称でファンや声優仲間から慕われている彼女ですが、中でも特別異彩を放っている「閣下」という愛称です。
その由来はなんなのでしょう。
さらに、彼女は養成所と看護学校を両立させ、見事看護師免許を取得しています。
今回は、そんな林原さんの養成所時代、そして看護学校時代のエピソードにも迫っているので注目です。
林原めぐみのプロフィール
生年月日:1967年3月30日
出身地: 東京都
血液型:O型
身長:156cm
最終学歴:豊島看護専門学校
林原めぐみの引退説は本当?
2019年3月、林原さんは自身のTwitterにてこのような意味深な内容をツイートしました。
林原めぐみ
「所属」という場所から解き放っていただくことにしました🎉🎉🎉 pic.twitter.com/FCDEf9htrV— 魚 (@jgdpwjdawgwp) June 5, 2021
長年所属していたキングレコードからの退所を発表したのです。
しかも、その文面が「解き放っていただく」と書かれていたことから、「解き放つ=引退」を連想させ、ファンを混乱させたようですね。
しかし、結論として彼女の引退説はデマであり、2023年現在も声優として活躍しています。
実際に、2021年4月にはアニメ「SHAMAN KING」の最新版の放送が始まり、2001年版と変わらず、人気キャラクターの恐山アンナ役としてキャスティングされています。
林原めぐみ
「所属」という場所から解き放っていただくことにしました🎉🎉🎉 pic.twitter.com/FCDEf9htrV— 魚 (@jgdpwjdawgwp) June 5, 2021
2001年版では、林原さんが歌う主題歌「Over Soul」が大変人気を集めましたね。
もちろん、最新版でも彼女が主題歌を担当しており、主題歌「Soul salvation」も注目を集めています。
不朽の名作「シャーマンキング」の復活ということで、ファンにとっては嬉しいニュースですよね。
キングレコードを退所した背景には、元々歌手活動に消極的だった林原さんが、”より声優業に専念するために”退所したのではないか、と言われています。
しかし、キングレコードを退所したからといって、彼女の歌手活動も完全に終わってしまったわけではないことがわかりました。
これからも、彼女の活躍を見守っていきたいですね。
最高年収は7,000万円!
声優界の最高年収は、アニメ「ドラゴンボール」やアニメ「鉄腕アトム」に出演していた、野沢雅子さんの“4,000万円”だと言われていました。
しかしそんな中で、林原さんがその最高年収を超える額を叩き出し、記録を更新したと噂されているのです。
その驚きの額は、なんと”7,000万円”と言われています。
なぜ、彼女はそのような額を達成できたのでしょうか。
その背景には、彼女の声優としての成功の他に、歌手としても成功していることが、大きく関わっていると推察されます。
まず、彼女のアニメ出演作は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイ役や、アニメ「名探偵コナン」の灰原哀役、アニメ「ポケットモンスター」のムサシ役など、有名ヒット作ばかりなのです。
加えて、歌手としては90年代にはヒット曲を飛ばしまくり、オリコンランキングの上位に名を連ねていました。
新曲のリリースのスピードも、1996年にはシングルCD4枚とアルバムが1枚、1998年にはシングルCDが5枚と、驚異的な速さだったのです。
やがて彼女の活躍は「声優業界の美空ひばり」と称されるようになり、声優界を超えて、音楽業界からも注目を集めるようになりました。
今じゃ常識の『キャラソン』を初めて歌ったのが林原めぐみさん。声優として初めてレコード会社と契約してCDをリリース。声優界の美空ひばりと呼ばれる。しかし本人は養成所時代に音楽の勉強をしていないことを気にし、進んで人前で歌うことは無かったらしい。
— アルカアリカ (@ari_864) January 9, 2017
林原さんが「声優×歌手」という新ジャンルを切り開いてくれたことによって、今日の声優の歌手活動があるといっても、過言ではありません。
これだけの偉業、そして功績を残している彼女であれば、”最高年収7,000万円”というのも頷けますね。
看護師免許を取得している!
そんな林原さんですが、元々「看護師」を志していた学生さんだったのです。
高校生の時に、自身の父親が病気で倒れたことや、手に職をつけたいと考えたことから、看護師を目指していたといいます。
しかし、看護学校に願書の提出に行ったところ、受付の人の冷たい対応をされ腹を立てたのだそう。
そして、受験のために封印していた漫画を解禁してやろうと、半ばやけくそに本屋で立ち読みしていたところ、アーツビジョンのオーディションの広告が目に留まったといいます。
『看護学校の受験票を出した帰りにたまたま寄った本屋に「デビュー」と言う雑誌があったんです。それにアーツビジョンの「声優を無料で養成しますよ」って言う告知が載ってたんです』#林原めぐみ pic.twitter.com/EDgNGvjiFG
— 黒電話@須佐神社 (@kurodenwa2) October 9, 2020
しかも合格すれば授業料は無料とのことで、そのまま林原さんは応募、結果は見事合格し、現在に至るというわけですね。
ちなみに、彼女はその看護学校にも合格し、養成所と並行しながら看護学校も卒業しています
また、卒業後は声優業と並行し、看護のアルバイトもこなしていたのだそうです。
しかし、徐々に声優としての人気が高まり多忙になってきたということで、看護師は辞め、その後は声優業に専念しています。
あだ名「閣下」の由来
数ある彼女のあだ名の中で、特段異彩を放っているのが「閣下」というあだ名です。
なぜこのようなあだ名がつけられているのでしょうか。
どうやらその名付け親は、同じく声優の平松晶子さんだと言われています。
本日8月31日は、声優の平松晶子さん(赤木晴子、日向秋、草凪吐夢、小早川美幸)の誕生日。おめでとう♪🎉 #平松晶子生誕祭 #スラムダンク #ケロロ軍曹 #みかん絵日記 #逮捕しちゃうぞ pic.twitter.com/jaxM0KAA7e
— タキタカ (@hZl6NoRhhRPJ15F) August 31, 2019
公私ともに林原さんと仲の良い平松さんが、ラジオでそう呼んだこと発端のようです。
平松さんがそう呼んだ背景には「林原さんが自己中心な性格だから」「飲み会で仕切ることから」といったエピソードに基づいて名付けた、との噂もありますが、その真相は定かではありません。
そして、セガ社員の竹崎忠さんもラジオなどで「閣下」と呼ぶようになったことから、徐々に浸透していったようですね。
養成所は「日本ナレーション演技研究所」
林原さんの出身の養成所は、アーツビジョン付属日本ナレーション演技研究所(以下:日ナレ)です。
前章でふれたように、たまたま立ち読みしたマンガ誌の広告をきっかけに、無料養成オーディションに応募し、合格しました。
『そのオーディションを親にナイショで受けたら合格して(笑)無料だからって事で親にも文句言わせず看護学校と平行して養成所に通ってたわけです。』#林原めぐみ pic.twitter.com/qehJsNULPf
— 黒電話@須佐神社 (@kurodenwa2) October 9, 2020
そして、日ナレの記念すべき第一期生として、しかも”特待生”として入学しています。
林原さんがオーディションに合格した背景には、演技力もさることながら、たまたま持っていたミカンを審査員に配ったことで、強烈なインパクトを残したという裏話もあるのだとか。
しかも、そのミカンの件は本人は覚えていないというのですから驚きですよね。
しかしながら、もしこのオーディションに合格していなければ、林原さんはそのまま看護師としての将来を歩んでいたかもしれません。
このオーディションに合格することができて、本人そしてファンにとっても、本当によかったですね。
そんな彼女の活躍から、今後も目が離せません。
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コメント
ミリオン出版刊の雑誌『GON!』1997年8月号に、「林原めぐみ嬢は絶対役者だと思うんスけど、どーしてオタク好きのするキャラクターしか演じないんでしょーか?」という投稿がありました。
翌年の1998年のテレビ東京のアニメ『カウボーイビバップ』で、林原さんが演じた「フェイ・ヴァレンタイン」は、オタクを毛嫌いしていました。
…もしかしたらこの記事を読んだのかなあ、と、懐かしく思い出しました。