松山恵子の死因は肝臓ガン。最後のステージはテレビ番組。若い頃の身長体重&ウエストが細い

松山恵子(まつやまけいこ)さんは、「おけいちゃん」の愛称で親しまれた演歌歌手です。

2006年5月7日に69歳で他界するまで、生涯歌手という職業を全うされました。

そんな松山恵子さんの死因や、最後のステージになってしまったテレビ出演についてなど、お伝えします。

松山恵子のプロフィール

愛称:おけいちゃん

本名:岡崎恒好

生年月日:1937年(昭和12年)4月10日

没年月日:2006年(平成18年)5月7日

身長:150cm

出身地:福岡県北九州市戸畑区

松山恵子の死因は肝臓ガン

松山恵子さんの死因は肝臓ガンでした。

松山さんは1969年に交通事故に遭い、重傷を負いました。

「再起不能」とまで言われるほどのひどい交通事故でしたが、その事故の治療のために受けた輸血で肝炎を患ってしまいました。

ですが、肝炎を患ったことは一切公表せず歌手活動へ復帰し、「奇跡の復活」を遂げました。


その時に患った肝炎は1996年にC型肝炎と診断され、それ以降はさらに過酷な闘病生活をされていたそうです。

2005年ごろには腹水が貯まるほどに症状は悪化していましたが、衣装などでカバーしてステージに立っていました。

松山さんはもともとプライベートに関してはほとんど明かさない方で、それは歌手として、エンターテイナーとしてのプロ意識の高さの表れでした。

たとえ病状が悪化してもお客様にはそれを悟られず、歌を楽しんで帰ってもらいたい、という信念があったのでしょう。

ですが、C型肝炎はやがて肝臓ガンへ進行していました。

そして2006年2月にNHKの番組内で、10年に渡るC型肝炎との闘病と、肝臓ガンを患っていることを公表しました。

それでも歌を披露するパートでは、いつも通り素晴らしい歌声を披露されました。

ですが、ガンの進行の速さに松山さんも死期を感じ、結婚歴のない松山さんは、長年マネージャーを務めていた女性と養子縁組をしました。

そして翌月の5月7日、養子縁組をしたマネージャーとファンなど14名の方々に見守られ、入院先の埼玉県越谷市の病院で息を引き取りました。

享年69歳でした。

そんな松山さんは、もしも生きておられれば、同年6月に新曲「人生ありがとう」をリリースする予定になっていました。

生前、松山さんが最後の仕事として望んだのは新曲でした。

代表曲である「未練の波止場」の作詞家である松井由利夫さんと、「湯の花情話」の作曲を担当した四方章人さんに楽曲を依頼し、曲が完成したのは5月はじめでした。

松山さんは完成した楽曲を病室で聞き、意識が薄れる中涙を流したそうです。

ですが、松山さんのレコーディングをすることはできず、「人生ありがとう」が世に出ることはありませんでした。

所属レコード会社は、急遽追悼アルバムの制作を決定し、2006年8月9日に「松山恵子愛唱歌〜お恵ちゃんありがとう〜」をリリースしました。

最後のステージはテレビ番組

松山恵子さんの最後のステージになったのは、松山さんが亡くなる約9週間前の2月27日に放送されたテレビ「シブヤらいぶ館」というNHKデジタルハイビジョンの番組でした。

番組を見た視聴者は、松山さんがかなり痩せている姿を見て驚いたそうで、歌も「絶唱」という表現が合うような、魂を込めた歌だったそうです。

松山さんはいつもは明るくスタッフにも冗談交じりに話しかけながらコミュニケーションを取っていたそうなのですが、その日の番組収録時は静かで凛としておられたそうです。

収録前にリハーサルを2度終え、本番に挑んだ松山さん。

リハーサル中は力を蓄えて本番に全集中しているという雰囲気だったそうです。


番組のための打ち合わせを前年2005年の年末から行なっていたそうですが、何度かの打ち合わせのたびに松山さんの病状が悪くなっているのは、スタッフも目に見えてわかったそうです。

その一方で、松山さんがそのテレビ収録に自分の歌手人生の大事な最後を賭けていたことも感じていたそうです。

その日のステージは、松山さんが亡くなった後にも再編集されて再び放送されました。

ご自身の死期を悟りながら力の限り歌う松山さんの姿は、多くの方が感動させました。

もう松山さんのステージを見ることは叶いませんが、松山さんの残した歌や映像はこれからも多くの人を感動させていくでしょう。

若い頃の身長体重&細すぎるウエスト

松山恵子さんと言えば、若い頃から小柄な体で、裾幅が3m以上もあり重さ20kg以上もあるドレスを着て歌うスタイルを生涯続けました。

身長は150cmで体重は43kgという非常に華奢な松山さん。

巨大で華やかでウエストがキュっと締まったドレスのアンバランスさは、音楽だけではなく見て楽しめるエンターテインメントとして、松山さんのショーの特徴でした。

そんな松山さんの特注ドレスのウエストは52cmという細さでした。


20代の女性でも平均ウエストサイズは67cmと言われています。

ご自身のトレードマークであるドレスを着続けるためにも、体型維持の管理をしっかりされていたのではないでしょうか。

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