作詞家の来生(きすぎ)えつこさんは、2024年現在表舞台から遠のいているようです。
結婚して夫がいるという情報は本当なのでしょうか。
また、父親の介護を経験したことから書籍を出版して話題になりました。
若い頃は作詞家として、数々の素晴らしい楽曲を弟の来生たかおさんと作っています。
ここでは、来生えつこさんについて詳しく見ていきましょう。
来生えつこのプロフィール
本名：来生悦子(きすぎえつこ)
生年月日：1948年(昭和23年)3月9日
出身地：東京都
最終学歴：女子美術短期大学卒業
来生えつこは現在(2024)作詞活動をしていない
来生えつこさんは来生たかおさんとコンビを組んで、1980年代を中心に数多くの名曲を生み出して来ました。
たかおさんは2024年現在もコンサートを開くなど、現役続行中。
しかし、えつこさんがどのような活動をしているかが全く出てこないのです。
同じように一時期大活躍を見せていた2人ですが、どうなっているのでしょうか。
実はたかおさんは作曲家としてだけでなく歌手としても活動を続けているため、メディアへの露出度が元々違っていたのだそう。
えつこさんは売れっ子作詞家の頃も、あまり表に出ていなかったといいます。
多くの素晴らしい詞を作り、小説やエッセイなどの本も出版していました。
昭和60年発行の来生えつこさんのエッセイに「モンロー・ウォーク」を作詞された時のエピソードが興味深く印象的です。デモテープが佳孝さんの場合ジャズっぽいスキャットで録音してあって聞き惚れるけど、1コーラスめ2コーラスめ譜割りが一致してない作詞家泣かせなんだけど→ pic.twitter.com/LzuFUYfNa8
— hirorin♪ (@hirorin19) July 29, 2020
しかし、2010年代以降は活動の痕跡が見つからないのです。
十分働いたという満足感を持って、引退状態になっている可能性が高いでしょう。
来生えつこが結婚した夫の情報はほぼ無い
次に、来生えつこさんが結婚して夫がいるのかという点について見ていきます。
実は、両親と「夫」と同居していたという情報がありました。
その情報が事実であれば結婚している可能性はありますが、相手が誰なのかは不明です。
公表していないということは、おそらく一般人の方なのでしょう。
なかには「来生えつこって来生たかおと結婚しているんじゃないの?」と思っている人もいるといいます。
長年コンビを組んで素晴らしい楽曲を作っていた2人ですから、知名度は40代以上だとかなり高いはず。
名字が同じで男女の2人なので、夫婦と思ってしまったのでしょう。
しかし、来生えつこさんとたかおさんは実の姉と弟。
似たような音楽関係者として、松任谷由実さんと松任谷正隆さんが挙げられます。
#ユーミン #松任谷由実 #松任谷正隆 ①
77年 pic.twitter.com/n5puyHNadd— 徳丸仁 (@KW08NR4wmwPPUV7) February 3, 2024
こちらは歌手と音楽プロデューサーなのですが、関係は「夫婦」です。
そのため余計にパートナーというイメージが強くなるのかもしれません。
来生えつこは父親の介護を献身的に行なっていた
夫と両親と一緒の家で暮らしていた、来生えつこさん。
1995年のある日、父親が突然脳梗塞で倒れてしまったそうです。
この病気は突然発症することが多く、すぐに病院に連れて行く必要があります。
運悪く、来生さんの父親は発見が遅れたため失明し、半身マヒに。
急に目が見えなくなり体の半分も不自由になったら、何気なくしていた事さえ非常に難しくなるでしょう。
来生さんは献身的に父親の世話をし始めたそうです。
自宅での介護生活が始まったので、来生さんは仕事を減らして父親の世話をしていました。
時に介護サービスを利用したこともあったそうです。
介護生活は7年間に及び、その大変さをまとめた本を2002年に発売。
2024年現在ほど介護の辛さが知られていませんでしたが、当事者たちは辛い思いやストレスを抱えていたようです。
来生さんが本を出版したことで、同じ環境下の人々の共感を生みました。
そして、「私も頑張ろう」などと元気付けられた人も多かったようです。
若い頃に雑誌編集者から作詞家へ
来生えつこさんは最初から作詞家として食べていたわけではなかったようです。
短大を卒業した後は、雑誌の編集者をしていました。
弟の来生たかおさんが歌手デビューした時に、一緒に作詞家として活動を開始。
たかおさんは作曲してえつこさんが作詞をしたのですが、切ない素敵な楽曲が次々と生み出されたのです。
2人の知名度が一気に上がったのは、何と言っても薬師丸ひろ子(やくしまるひろこ)さんの「セーラー服と機関銃」でしょう。
同名の映画も大人気でしたが、歌も爆発的にヒット。
それから多くのオファーが舞い込み、多忙の日々が始まりました。
大橋純子(おおはしじゅんこ)さんが歌った「シルエット・ロマンス」も「セーラー服と機関銃」と同じ頃に発売。
じわじわと人気が出て、大橋さんは日本レコード大賞の最優秀歌唱賞を授与されています。
そして、中森明菜さんに提供した楽曲で長い間愛されてきた歌は数多くあります。
「スローモーション」「セカンド・ラブ」「トワイライト-夕暮れ頼り」「サザン・ウインド」は大ヒットしました。
たかおさんが元々歌っていた曲「はぐれそうな天使」をカバーした岡村孝子さんバージョンもCMに起用されて、話題になっています。
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