日色ともゑは現在(2024)も女優!夫は建築家。結婚したが子供なし&若い頃の出演作

長年女優をしている日色ともゑさんは、2024年現在も芸能界を引退することなく活躍中。

夫は建築家で、離婚せず結婚生活を続けていましたが子供はいないようです。

若い頃は、NHKの連続テレビ小説「旅路」に出演して一躍有名になりました。

それでは、日色さんについていろいろ見ていきましょう。

日色ともゑのプロフィール

本名:中園ともゑ(なかそのともえ)

生年月日:1941年(昭和16年)6月4日

出身地:東京都

身長:153cm

最終学歴:東横学園高等学校(現在は東京都市大学等々力高等学校)卒用

所属事務所:劇団民藝

日色ともゑは現在(2024)も舞台に立っている

2024年には83歳になる日色ともゑさんですが、まだまだ女優として現役続行中です。

テレビドラマに最後に出演したのは2020年NHKBSプレミアムの「すぐ死ぬんだから」。

内館牧子(うちだてまきこ)さんが書いた「終活」がテーマの小説をドラマ化したものです。


おしゃれをして歳を感じさせないように頑張って生きる主人公を三田佳子(みたよしこ)さんが演じた作品でした。

このドラマと同じ2020年には、所属している劇団民藝の舞台「送り火」と「ある八重子物語」に出演しています。

2021年には3本、2022年は2本と休むことなく舞台に立ち続けているそうです。

サイト「定年時代」に、日色さんのインタービューが掲載されていました。

それによると、2023年2月に行われた舞台「ノア美容室」で主人公を演じていたそうです。

そして、「ほんとうのやさしさで」という朗読と音楽のコラボ舞台では朗読を担当。

青森から大阪まで、2023年11月の一ヶ月間上演して回ったといいます。

ただ旅行するだけでも疲れてしまいそうですが、仕事をしての移動生活は体力が無いと不可能です。

日色さんは、日常的に体を鍛えているのでしょうか。

2024年も出演する舞台が決まっており、「泰山木の木下で」を7月から10月にかけて公演予定。

この作品も、東日本中を回っていくそうですから地方在住のファンも楽しみにしていることでしょう。

また、12月には「囲われた空」という舞台にも出演するのだとか。

いつまでも元気で活躍し続けて、素敵な舞台を作ってくれることでしょう。

建築家の夫と結婚したが子供はいない

日色ともゑさんは28歳だった1969年に一般人の男性と結婚しました。

夫は建築家の中園正樹(なかそのまさき)さん。

組織系建築設計事務所の草分け的存在である、株式会社松田平田設計に入社。

1995年から社長に就任した方だったそうです。

提案力と設計力が素晴らしく、数多くの建築物を残しています。

なかでも、茨城県庁と横浜国際競技場を作って建築関連の賞を受賞しました。


建築だけでなくファッションセンスも抜群で、人間的にも個性的なキャラで存在感があった方だったとか。

中園さんは、2018年12月にがんの為にこの世を去っています。

2019年にテレビ朝日系「徹子の部屋」に日色さんが出演した時に、夫との出来事を語っていました。

それによると、2人が出会ったのは日色さんが18歳の時。

女優という仕事を続けることを条件に結婚したそうです。

結婚した1969年頃は、「女性は家庭に入って夫のために尽くす」という時代でした。

その中で、仕事をさせてもらえたことに感謝していたことでしょう。

本当は、日色さんは「80歳になったら芸能界を引退して夫のために生きる」と決めていたようです。

しかし、その願いも叶わず間も無く夫は亡くなってしまいました。

2人の間に子供はいませんでしたので、日色さんは家族が無くなり2024年現在独り身だそうです。

その代わりに、所属する劇団民藝のことを家族のように大事に思っているといいます。

日色ともゑ、若い頃は「旅路」で一躍有名に

日色ともゑさんは、小学生の頃に見た映画「原爆の子」が強烈に心に残ったそうです。

それから役者という仕事を考えるようになりました。

20歳だった1961年に、劇団民藝に入った日色ともゑさん。

創設者の宇野重吉(うのじゅうきち)さんは、自分自身で劇団員を育て上げようと熱心に芸を教えてくれたそうです。

入団わずか2ヶ月で、「火山灰地」の娘役と女学生の2役を演じることになりました。

きっと、女優としての才能を早くから見抜かれていたのでしょう。

1967年にNHK朝のテレビ小説「旅路」でヒロインに抜擢された日色さん。

主人公の国鉄職員を横内正(よこうちただし)さんが演じ、その妻を日色さんが好演したのです。

平均視聴率は45.8%で最高視聴率が56.9%という高視聴率を叩き出し、大人気の作品になりました。


「旅路」に出たことで知名度も人気もグンと上がり、舞台だけでなく映画やテレビにも数多く出演。

声優としても活躍しており、「大草原の小さな家」の母親・キャロライン役を担当したことでも知られています。

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