東京オリンピックでの国歌斉唱や、紅白歌合戦で大トリを務めるなど、日本を代表する歌手のお一人となっているMISIA(みーしゃ)さん。
社会貢献活動や慈善活動にも積極的に参加されています。
2024年元日に発生した能登半島地震の際も、真っ先に被災地入りし、支援活動をされていました。
こういったMISIAさんの活動には、ご家族のホスピタリティ精神が影響しているのかもしれません。
そこで今回は、医師をしているというMISIAさんのご家族についてお伝えしていきます。
MISIAのプロフィール
本名:伊藤美咲(いとうみさき)
生年月日:1978年(昭和53年)7月7日
身長:154cm
出身地:長崎県対馬市
最終学歴:福岡県立香住丘高等学校卒業、西南学院大学商学部中退
所属事務所:リズメディア
MISIA、実家が病院を経営
MISIAさんのご実家は、福岡県福岡市で病院を経営されています。
「あおばクリニック」といい、地域に根差したかかりつけ医として、24時間365日診療できる体制を取られているようです。
MISIAさんのご実家が福岡県にあるというと、少し違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれません。
公式サイトでは、MISIAさんの出身地は長崎県になっていますよね。
ファンの間では、長崎県の大村市で出生し、対馬市で幼少期を過ごされたことは有名です。
しかし、父親の仕事の関係で1994年ごろからは福岡県で生活を始められています。
そして、ご家族で経営されている「あおばクリニック」の前身となる小児科のみの「あおばこどもクリニック」を1996年に開院されました。
2000年からは、内科診療を加え、名称も「あおばクリニック」に変えられています。
訪問診療・往診も始められ、在宅療養を支援する診療所としての一面も持たれています。
赤ちゃんから年配の方まで、家族全員が診てもらえる上、寝たきり状態でも往診してもらえ、地域にとって欠かせない病院になっているようです。
そうした活動で、ご実家のクリニックが福岡市に根付いたこともあってか、MISIAさんはNHK福岡放送局開局90年の記念ソングを担当されました。
それが、『好いとっと』です。
「好いとっと」のほか、「好きやけん」「よかよか」などの博多弁がポップなメロディーにのせられ歌われています。
父親の高い志で家族そろって対馬に移住
MISIAさんの父親・伊藤新一郎さんは、2024年現在、福岡市で家族経営する「あおばクリニック」で内科の医師をされています。
福岡市で開院されるまでは、九州北部を転々とされる時期があったようです。
新一郎さんは、長崎大学の医学部で学び、外科医になられました。
勤務時間は長く、単身赴任されることもあったようです。
MISIAさんが生まれてしばらくしたころ、家族の転機が来ました。
新一郎さんの提案で家族は、対馬市に転居することになったのです。
離島にも新しい医療を届けたいという新一郎さんの熱い思いからの引っ越しでした。
忙しく、家族との時間が取れないことも影響したのかもしれません。
しかし、離島の病院では、医療資源が乏しく、かえって厳しい環境での勤務になったようです。
少し極端な例でかなり規模は違いますが、『Dr.コトー診療所』を思い浮かべていただくと離島医療の大変さが想像しやすいかもしれません。
離島での診療は、高い志がないと難しそうです。
この対馬での生活は、MISIAさんの歌唱力や今後に大きな影響を与えたようです。
小学生のときに所属していた厳原ジュニア合唱団で歌の基礎を学んだといいます。
2022年の『24時間テレビ45』で、MISIAさんは対馬市を巡り、恩師である高木先生と再会されていました。
本日8月28日16:10頃から「24時間テレビ45」の「会いたい!」企画にMISIAが出演!国技館から「希望のうた」を披露いたします。ぜひご覧ください♪#MISIA#24時間テレビ#会いたい#EXIT#希望のうた#厳原ジュニア合唱団#平安小学校マーチングバンド#国技館 pic.twitter.com/iRfVwmUj4C
— Misia.jp (@MISIA) August 27, 2022
このとき、会場で披露されたのは『希望のうた』でした。
母親は70代で大学院入学
MISIAさんの母親・伊藤瑞子さんも、「あおばクリニック」で小児科の医師をされています。
父・新一郎さんとは、大学の同期で、学生時代からのお付き合いだったそうです。
瑞子は、最初、臨床の医師にはならず、病理学の研究者を目指されていたといいます。
結婚されていたため、家庭や育児のことも考えたうえでの選択だったようです。
しかし、研究職は時間がいくらあっても足りなく、勤務中に2回も十二指腸潰瘍になってしまったそうです。
そのため、研究の区切りをつけてから研修医として再スタートし、小児科医になられています。
病院には24時間の保育所があり、そこを利用して夜勤もこなしている看護師さんたちを見ているうちにもう1人育ててみたいと思い、授かったのがMISIAさんだそうです。
瑞子さんが研究職を続けていたら、MISIAさんはこの世に生を享けていなかったかもしれません。
新一郎さんが対馬への赴任を決めたとき、瑞子さんも一緒に対馬に赴任されました。
対馬で10年過ごしたのち、福岡の病院に勤務。
その後、「あおばこどもクリニック」の開業となります。
小児科医として働くなかで、瑞子さんはある疑問を感じます。
それは、病気の子供たちを病院に連れてくる保護者が9割以上母親であったことです。
共働きが増えているにもかかわらず、子供を病院に連れてくるのが母親に偏りすぎていることが気になったそうです。
そのようなときに、夜間や土曜日の時間を利用して通える大学院の存在を知ったといいます。
育児の共有について学びを深めたいと、2017年に福岡女子大学大学院を受験し合格。
大学院生になられました。
70代になっても学びたければ大学院にでも行く、瑞子さんの行動力は世界で活動するMISIAさんにも影響を与えていると思われます。
MISIA、兄と姉も医者
MISIAさんは、三人兄妹の末っ子です。
お兄さんとお姉さんも医者をされているそうです。
それぞれお伝えします。
兄は海外でも経験を積んだ循環器内科医
MISIAさんの兄・大樹さんは、2024年現在「あおばクリニック」の院長をされています。
神戸大学医学部を卒業後、ハワイ大学で研修を受けたそうです。
その後、シカゴで循環器科の医師として勤め、実家のクリニックに入られています。
海外の医療にも関心を持っておられたようです。
姉は歯科医
MISIAさんのお姉さんについては、名前も勤務医院もわかっていません。
ただ、歯科医であるという情報だけがありました。
お姉さんは、小学生のころ、両親共働きでさみしい思いをされていたのか「家にいる普通のお母さんになる」といっていたそうです。
しかし、歯科医となり、共働きで子供たちを育てているといいます。
三兄妹とも、両親が人に尽くし働く背中を見てきた経験を、ご自身の活動に活かされているようです。
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