元カリスマホストで、当時の年収が1億円をこえていたという、タレントの城咲仁(しろさきじん)さん。
芸能界入りしてからは、テレビショッピングのトップセールスを記録するなど、実業家としての才能を発揮されています。
その才能と努力でこぎつけたのは、中華の名店・丸鶴のしっとりチャーハンの冷凍食品化でした。
何を隠そう丸鶴は、城咲さんのご実家です。
そこで今回は、城咲さんのご実家・丸鶴と、お店を切り盛りするご家族についてお伝えしていきます。
城咲仁のプロフィール
本名:岡山純一
生年月日:1977年(昭和52年)9月23日
身長:177cm
出身地:東京都板橋区
最終学歴:高等学校卒業(校名は不明)
所属事務所:フリー(元:サンミュージック)
城咲仁、実家の父親はしっとりチャーハンで人気
城咲さんのご実家は、東京都板橋区大山西町にある中華料理店・丸鶴です。
店主である父親は、しっとりチャーハンのレジェンドともいわれています。
丸鶴が繁盛店になった裏には、父・実さんの料理とお客さんへの思いがあるようです。
実さんがお店を開店させるまでの経緯と、普段の仕事ぶりについてお伝えします。
父親は10歳から飲食店で手伝い
実さんは、戦後まもない1946年に10人兄弟の5番目として生まれています。
ご実家は天ぷら屋を営まれていたそうですが、実さんが小学校2年のときに潰れてしまったそうです。
家計を助けたい思いがあったのでしょう、実さんは小5で仕事を始めます。
近所にあった中華料理店で出前をさげるお手伝いをしていたそうです。
ただ、手伝っているうちにいろいろな仕事を任せてもらえるようになり、小6のときにはもう厨房で鍋を振っていたといいます。
初めて食べたチャーハンはその厨房で自分で作ったものだったそうです。
お店を移るなどしながら、店長になったのが15歳だったといいます。
その後、肉の勉強をしたいと、肉の卸問屋で働かれました。
そこで得た知識が、丸鶴でのチャーシュー作りに反映されているそうです。
丸鶴を開店されたのは、1966年の秋、19歳で店主になられています。
お客さんのため毎日16時間労働
実さんは、朝6時前には店に入って仕込みを始めます。
夜、片づけが終わるのは午後10時ごろ。
労働時間は、1日16~17時間になるといいます。
休みは日曜日だけ、これも仕込みがあり、丸一日休むことはないそうです。
遠くから来てくれるお客さんのためにも、手抜きはできないといいます。
チャーシューひとつとっても、スープで2時間ほど煮た豚の肩ロース肉を7時間ほど漬け込み、さらに冷蔵庫で一晩寝かします。
20時間ほどかけて作るそうです。
しかし、2023年には、入院のため、お店を臨時休業される時期もありました。
#丸鶴 って近所にある行列のできる町中華 しばらくお休みしてるみたい
丸鶴の味伝授したいみたい pic.twitter.com/Kp1QoWR2Rt
— irojama(タジー) (@irojama) November 3, 2023
体に無理のない範囲で続けていただきたいですね。
中華料理店・丸鶴は人気の店
丸鶴はしっとりチャーハンが人気の町中華のお店で、地元の方を中心に常連さんも多くいるお店です。
しかし、近年では、開店前から行列のできる大人気店に変わっています。
何があったのかみていきましょう。
2015年にテレビで紹介され全国区の人気店に
2015年に『マツコの知らない世界』で、板橋区を中心に広がりを見せていた、しっとりチャーハンが取り上げられました。
「丸鶴」のレタスチャーハンやばい。しかも城咲仁の実家ww#マツコの知らない世界 pic.twitter.com/p3k8PRVvS9
— ぷらりーぬ (@chocolatganache) November 17, 2015
その番組の中で、しっとりチャーハンの聖地として丸鶴が紹介され、お店の名が全国に知れ渡りました。
丸鶴のしっとりチャーハンがスタジオでマツコさんにも振る舞われ、是非食べてみたいと日本中からお客さんが列をなし訪れるようになったといいます。
さらに、YouTubeのグルメ系チャンネルに取り上げられ、人気は爆発。
200人を超える行列ができることもあったそうです。
お店では、元々贔屓にしてくれていた常連さんのため、常連席をキープして対応したともいわれています。
チャーハンといえば、いかにしてパラパラにするかに注目が集まっていました。
その反対を行く、しっとりチャーハンの美味しさにハマってリピーターになるお客さんも続出したようです。
おはようございます🙋
マツコの知らない世界で紹介された丸鶴に行って来ました🍜
レタスチャーハンとチャーシューチャーハン
美味しかった🙌また行きますよ!#板橋チャーハン #マツコの知らない世界 pic.twitter.com/R8fJu3eRst— 😺🐥miyu🐥😺 (@jyjxiah) November 18, 2015
マツコの知らない世界でやってた板橋チャーハンのお店丸鶴。確かにふんわりしてて美味しかった♪また行こう pic.twitter.com/Zls2JZVZk7
— まさちん (@UM2525) December 1, 2015
写真で見るだけでも、ゴロッと大きなチャーシューのジューシーさが伝わってきて、よだれが出てきますよね。
父親の味を残すため冷凍食品化に挑戦
全国的な人気となった丸鶴のチャーハンですが、城咲さんの父親で店主の岡山実さんは、1946年のお生まれ。
年齢的にもお店に立ち続けるのはきつくなってきます。
また、全国各地からチャーハンの何倍もする交通費を使って食べに来てもらうのは申し訳ないという実さんの思いがありました。
実さんの味を残し、かつ、より多くの人に届ける方法はないかと考えられたのが、チャーハンの冷凍食品化でした。
対象となったのは、お店の中でも人気の高いチャーシューチャーハンです。
冷凍食品化を担当することになった城咲さんは、まず、実家で修業を始められました。
仕入れから調理まで、実さんに頼っていたのでは、商売として続かないため、すべて身に付けるところから始まったようです。
そうして商品化された丸鶴のチャーシューチャーハンは、2022年10月25日、実さん76歳の誕生日に発売されました。
評判もいいようです。
丸鶴さんの冷凍チャーハン到着✨
早速湯煎していただきました(^^)
初チャーハンしっとりでコショーがかなり効いていて尚且つ大きなチャーシューが沢山入っており、大変満足でした✨#丸鶴#冷凍チャーハン#しっとり#満足 pic.twitter.com/GVgm2T2tCt— かずやん(フルーツ王国の住人) (@kazuyan8074) November 23, 2022
城咲仁、母親とはときどきデート
城咲さんの母親も丸鶴で働いています。
お店で出されるサービスのアイスコーヒーを丁寧に淹れているのは、お母さんだそうです。
コーヒー専門店のコーヒーよりおいしいというお客さんもいるようです。
城咲さんはお母さんとのデートをインスタに投稿されていました。
このときだけではなく、ドライブを楽しまれたり舞台を見にいかれたりしているようです。
男性は、大人になるとなかなか自分の母親と二人で出かけることがないように思われます。
しかし、城咲さんは、誕生日のプレゼントを渡すなど、母親とも仲良く過ごされているようです。
ちょっとうらやましい関係ですよね。
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