青山学院大学陸上競技部を率いる監督・原晋（はらすすむ）さん。
コメンテーターとしてテレビでもお馴染みですが、実は結構な金額を稼いでいるのだとか。
今回は、原さんの気になる年収や自宅など、お金にまつわる話題を調査しました。
原晋のプロフィール
愛称：原監督
本名：原晋（はらすすむ）
生年月日：1967年(昭和42年)3月8日
身長：176cm
出身地：広島県三原市
最終学歴：早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程修了
原晋の最高年収は2億円？
原晋さんといえば、駅伝の強豪校で箱根駅伝でも何度も優勝している青山学院大学・陸上競技部の監督として有名です。
青山学院大学では、2019年4月から地球社会共生学部・地球社会共生学科の教授に就任。
さらには、一般社団法人アスリートキャリアの会長など、多くの肩書きを持っている人物でもあります。
テレビの情報番組やバラエティー番組などでもよく見かけますので、出演料で相当稼いでいるのかと思いきや、実はメインは講演会での収入だそうです。
原さんは、青山学院大学を駅伝強豪校に導いた指導者としての経験と知名度を活かし、全国各地の講演会に多数出席し荒稼ぎしているのだとか。
“公式講演会依頼受付サイト”では、大々的に講演会への出演依頼を受け付けています。
サイトによると、タクシー代を含めた交通費や宿泊費はもちろん、PCなど講演に必要な設備も依頼者が用意する必要があるといいます。
さらに、開催予定日まで30日以内となった場合のキャンセル料は全額負担で、61日以前の場合でも料金の40%を支払う必要があるとのこと。
スポーツ界、ビジネス問わず、全ての業界に通底する組織論やリーダーシップ論について20年間培ってきた現場指導ノウハウを熱く語ります。
その講演料は、企業向けのもので１回あたり200万円以上にもなるといいます。
地方の商工会議所など、比較的小規模な講演会への出演でも1回150万円もするそうです。
そんなに高額な講演料にもかかわらず、年間1000件以上もの問い合わせがあるということです。
となると気になるのは原さんの年収ですが、なんでも、プロ野球の監督ぐらいの金額なのだとか。
2023年7月8日にフジテレビで放送されたバラエティー番組『川島明の芸能界（秘）通信簿』にて、原さんが自身の年収について触れました。
原さんは「おかげさまで、（講演会では）東国原さんか林修か原晋」と語り、講演会講師として大人気だとアピール。
それに対し番組MCの麒麟・川島明さんは「講演会の三大スター」と形容しました。
原さん自身は青山学院大学の教授で大学から給料を貰っているとも語りましたが、講演会への出演料収入の方が圧倒的に多く「プロ野球監督ぐらいは頂いている」と明かしたのです。
プロ野球選手に比べてあまり大きな話題とはなりませんが、プロ野球の監督の推定年俸も新聞社などによって報じられています。
近年では、日本のプロ野球12球団の監督は少なくとも年俸7000万円以上とされており、年俸1億円を超える監督も多いようです。
なかでも最高額は、長年にわたって巨人軍を率いた原辰徳元監督の推定年俸2億円となります。
ちなみに、2024年から楽天の監督に就任する今江敏晃さんの推定年俸は4000万円と報じられていますが、これは例外的に格安なのだそうです。
それらを踏まえると「プロ野球の監督ぐらい」だという原晋監督の推定年収は、1億円以上あるとみて間違いないでしょう。
原辰徳監督と同じく2億円くらい稼いでいたとしても不思議ではありません。
また、駅伝でチームが優勝した際には「頑張ったご褒美」として選手達をハワイ旅行へ連れて行くそうで、費用は原さんの自腹だといいます。
かなりの出費だと思われますが、それで好感度が上がれば講演会への出演依頼や単価が増えるでしょうし、結局は収入アップに繋がると考えれば安い投資なのではないでしょうか。
それにしても、野球界でも講演会でも“原監督”が相当稼いでいたとは……。
金運や仕事運に恵まれた名字なのかも知れませんね。
自宅・町田寮が大改築！
原さんの自宅は東京都町田市の青山学院大学・町田寮にあり、妻・美穂さんは寮母を務めています。
選手達と一緒に暮らす町田寮での生活は、テレビ番組でも取り上げられました。
学生寮ということで朝7時半に起床、門限は22時で消灯時間は22時15分なのだとか。
住所も公開されていますので、マップで簡単に見つけることができます。
地上三階建てで地下には食堂があるという建物は、一見すると普通のマンションのようです。
これまでにも風呂場などを改築してきたそうですが、2024年2月から半年ほどかけてさらに大規模なリフォームを行うといいます。
それまでは、町田市内にある青山学院大学所有のセミナーハウスで仮住まいすることになるということです。
今回のリフォームで大幅に手を入れるのは、厨房と食堂だといいます。
今までの厨房は設備が整っておらず、業者の配達する食事に頼っていたのだとか。
改築後は専属の調理師としてチームOBの鶴貝彪雅さんを雇う予定だということです。
鶴貝さんは、トップアスリートの専属スポーツ栄養士になることが夢だといいますから、まさに夢実現の第一歩として打って付けの職場ですね。
講演料が投資失敗で紙くずに！クレディスイスで大損
2023年3月19日、スイスの金融監督機関である連邦金融市場監督機構（FINMA）がスイス金融大手クレディ・スイスの発行した「AT1債」170億ドル相当を無価値化すると決定しました。
クレディ・スイスの経営不安が決定的となり、同じスイス金融大手のUBSが買収する際に取られた措置です。
当時のレートで2兆3000億円にも上る金融危機の被害者の中に、原さんも含まれていたのだとか。
原さんは、自身がコメンテーターを務めるテレビ番組をはじめ、ネット配信の番組や雑誌などあらゆるメディアで大損したことを明かし、スイス当局の決定を「資本主義の根幹を揺るがした」として怒りの声を上げました。
証券会社の営業マンの口車に乗り、ローリスク商品だと思い込んで投資したそうです。
AT1債とは債券と株式の中間といわれる証券で、償還期限がない永久債として発行されるもの。
金融機関が破綻した場合の弁済順位が低いためハイリスクとされており、その分金利が高く設定されているのです。
原さんは、この投資失敗で数千万円の損失を被ったとされています。
せっせと稼いだ講演料が紙くず同然となったわけです。
全国各地の講演会で講師を務める原さんが、よく調べもしないで金融商品に手を出していたとは意外ですね。
常日頃から選手との信頼関係が大事だと話しているという原さんは、まず、人を信用する癖がついていたのかも知れません。
数千万円の損失ともなれば大損害ですが、原さんにとってはそれすらも講演のネタになるでしょうから、とっくに取り返していることでしょう。
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