鳥山明に引退希望の過去。年収と総資産がすごい。自宅は豪邸ではない?死因は硬膜下血腫

週刊少年ジャンプは鳥山明(とりやまあきら)さんがいなければ黄金期を築くことはできなかったかもしれません。

それほど鳥山明さんの影響力は絶大なものでした。

それだけに、2024年の訃報は世界中に衝撃を与えるものとなりました。

今回は、鳥山さんが過去に引退したがっていたという噂をまとめてみました。

また、資産や年収、家に関する情報、死因となった病気なども紹介していきましょう。

鳥山明のプロフィール

本名:鳥山明

生年月日:1955年4月5日

没年月日:2024年3月1日

身長:173cm

出身地:愛知県

最終学歴:愛知県立起工業高等学校デザイン科卒

所属事務所:BIRD STUDIO

鳥山明、引退希望の発言が話題だった過去

ドラゴンボールの連載が終わってからの鳥山明さんは『SAND LAND』や『銀河パトロールジャコ』など短期集中連載しかしていませんでした。

当時は、これまでの功績があることから「書きたい漫画を書いてもらっているのでは?」という噂もあったようです。

その一方で、引退の噂もたびたび話題になっていました。

引退を希望したのは一度ではない

2017年のとある雑誌で鳥山明さんは「もう引退したい」と語っていました。


ただし、この手の話はわりと何度も鳥山さんご自身が発せられていますね。

2013年3月24日放送のフジテレビ系CS放送『漫道コバヤシ』では、ドラゴンボールに叶えてもらいたい願いもそれに纏わるものでした。

鳥山明さんは、話を思いつくと、原稿が出来上がるようになりたいという旨を答えたのです。

理由は、話を考えるのは好きな一方、ペン入れが嫌いなのだそうです。

加えて、アシスタントを用いることにも抵抗があり、たとえ原作者として活動するにしても、それを描く作家がやりづらいとの見解を示していました。

偉くなりすぎたということでしょうか、結果として、自らをおっさんと称し、『引退するのが一番』とまで回答されたのですね。

このように、以前から引退願望を示していた鳥山明さん。

2017年当時も、ファンはあまり心配していなかったかもしれません。

ドラクエから手を引く?引退説の真偽

ドラゴンボールとともに、ドラゴンクエストシリーズにも長きにわたって携わっていた鳥山明さん。

しかし、同シリーズを巡って、一部では引退かと囁かれていたとのことですね。

その発端は、2019年の映画『ドラゴンクエストユア・ストーリー』でした。

ドラクエシリーズのキャラクターデザインをずっと担当してきた鳥山明さんが、なんとこちらでは外れてしまったのです。

そもそも、ドラクエに関してはこれだけ長くなるならやらなければ…なんて発言もありました。


そのため、「とうとう辞めてしまったのか」という声も聞かれましたね。

しかし、その実は、海外ウケを狙った戦略だったそうです。

同作は、元来、シリアスなストーリーのなかでキャラが可愛すぎるというのが海外での評判だったとのことですね。

とはいえ、ドラゴンボールは海外でも大人気ですから、鳥山明さんが認められていないわけではありません。

その事実からも、外れた理由に他意はないでしょう。

加えて、日本では「むしろ彼でなければ」という声も多く、2020年のスマホRPG『ドラゴンクエストタクト』のモンスターデザインに名を連ねていました。

話を考える仕事以外も、しっかりこなしていたんですね。

辞めたい辞めたいと思いながらも、結局ペンを取ってしまうのがまさにクリエイターの性なのでしょう。

鳥山明の年収は?資産は数百億?

鳥山明さんの漫画『ドラゴンボール』は全世界の累計発行部数が2億4000万部以上といわれています。

前作の『Dr.スランプ』も累計発行部数が3000万部以上。

漫画家はコミックス1冊につき約10%が印税として入ってきますので『ドラゴンボール』と『Dr.スランプ』のコミックスの印税だけで100億以上も稼いでいることになります。

鳥山明さんの子供だけでなく、孫までもが印税だけで暮らしていけるとまで言われています、がどうやら本当のようです。

ですが、ほとんど漫画の連載をしていなかった時期は、どれくらいの年収があったのでしょうか。


鳥山明さんの年収については少し古いですが以下のようなデータがありました。

1987年 4億2900万
1988年 3億9000万
1989年 3億7900万
1990年 9億1100万
1991年 6億5400万
1992年 5億6600万
1993年 7億6400万
1994年 5億700万
1995年 11億400万
1996年 6億6000万
1997年 3億9400万
1998年 8億2800万
1999年 2億5900万
2000年 3億8300万
2001年 5億7900万
2002年 6億1700万
2003年 16億500万
2004年 14億8000万
2005年 9億5600万

上記のデータは鳥山明さんの申告所得額。

最近の若い人には信じられないかも知れませんが2005年までは長者番付としてタレント等の高額納税者のランキングが新聞等に掲載されていたんです。

鳥山明さんは1987年以降は継続して数億円の所得があったことを示しています。

『ドラゴンボール』の連載を終了したのが1995年ですが、その後も数億円の稼ぎがあったようです。

『ドラゴンボール』は世界的な人気を誇る漫画なので、世界中で漫画が発売されており、アニメも放送されています。

それらの収入が安定して鳥山明さんのもとに入っていたのでしょう。

ちなみに2003年、2004年にはそれまでと比べ大きく収入が増えています。

これは2002年の12月から2004年の4月にかけて『ドラゴンボール』の完全版が発売されたことが影響していると思われます。

この年の年収は、ウワサレベルで43億円。

もうスーパーマーケットの商品など、値札を見ずに買えるというのを遥かに通り越しています。

短期連載しかしていなかった時期も、仕事はいろいろあった様子の鳥山さん。

テレビアニメ『ドラゴンボール超』のストーリー原案や『ドラゴンクエスト』シリーズのキャラクターデザイン、カードゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』の人気等により、年収は数億円だったかもしれません。


ちなみに、某大手掲示板では、なぜか2017年の年収がピックアップされ、8億円ということで盛り上がっていました。

とはいえ、どこから試算したなどの形跡はなく、8億という結果だけがポンとあって色々と議論されている状態ですね。

ただ、そのなかでは、『ONE PIECE』でお馴染みの尾田栄一郎さんの年収が20億円ということも謳われており、ハイレベル過ぎる額が踊っています。

しかし、現在進行形で連載中の『ONE PIECE』の作者と、連載が終了して何年も経つドラゴンボールの作者の差が2.5倍しか変わらないということがすごいですよね

それだけ長く愛され、前述のように再アニメ化やゲーム化されている作品なればこその数字でしょう。

また、絶対稼げるであろうパチンコには、決して版権を渡さないという主義もあるところに鳥山明さんの読者や作品に対する思いいれを感じますね。

鳥山明の自宅は豪邸ではない?

『週刊少年ジャンプ』のような週刊誌に連載を持つ漫画家の人は、東京に住んでいるイメージがありますよね。

ですが意外なことに、鳥山明さんの自宅は都内ではありませんでした。

愛知県名古屋市産まれで、同県の清須市に住んでいたそうです。

『ドラゴンボール』連載中に超多忙だった鳥山明さんに引っ越しをされないよう、自治体が鳥山明さん自宅周辺の道路を整備したという都市伝説まであるのだとか。

さて、そんな鳥山明さんの自宅について調べてみたところ、やはりというか人気者であるが故に自宅写真がネットにありました。

鳥山明さんの自宅は外壁が『ドラゴンボール』の色からとったのかオレンジ色でかなり目立つ建物です。

その名も、『バードスタジオ』でした。


これはもう、鳥山明さんの『鳥』からとったネーミングでしょう。

部分的に丸みを帯びているところがブルマの自宅であるカプセルコープレーションに少し似ているような気もします。

カプセルコーポレーションは自宅兼会社ですが、鳥山明さんの自宅もそれと同じく事務所を兼ねているのがファンの心を擽りますね。

自宅内の画像はみつかりませんでしたが、外観からは高さがあることが分かりますので、頭上の高い解放感のある自宅となっていそうです。

それでも、所有している資産からするとかなり控えめな印象すら抱いてしまいます。

なんといっても、資産は総額MAX235億円というウワサもありつつ、現実的には100億という資産がありましたから…。

100億が現実的といえてしまうのがすごいですよね。

鳥山明の死因は急性硬膜下血腫

鳥山さんの訃報が流れたのは、2024年3月8日のこと。

『週刊少年ジャンプ』や『ドラゴンボール』の公式サイトにて、同年3月1日に亡くなっていたことが発表されています。

当時の鳥山さんは、新しく始まるテレビアニメ『ドラゴンボールDAIMA』の制作に携わっていました。

ストーリーの原案は鳥山さん自身が担当。

新たに登場するキャラクターもすべて自分でデザインするなど、原作者として深く関わっていたそうです。

新アニメの放送予定が発表され、楽しみにしていたファンにとって、訃報は本当に衝撃だったことでしょう。

急に発症した病

公表された鳥山さんの死因は、急性硬膜下血腫。


脳を覆う硬膜と脳の間で出血が起こり、たまった血液で血種(血の塊)ができる病気です。

血種が脳を圧迫することで、頭痛や意識障害などが起こります。

鳥山さんの場合は「急性」なので、突然の病だったようです。

発症したら手術で血種を取り除くことになりますが、残念ながら治療は難しかったのでしょう。

原因としてよくあるのは、頭に何らかの衝撃を受けてしまうこと。

転んで頭をぶつけたり、スポーツなどで頭を打ったりしたあとで発症するケースが多いそうです。

鳥山さんも、何かの事故で頭を強打した可能性があるということですね。

しかし、鳥山さんの転倒事故などは公表されておらず、原因について詳しいことはわかっていません。

脳腫瘍が原因だった可能性もある?

イラストレーターのまつやまたかしさんは、鳥山さんの手術の情報を明かしています。

2023年秋頃に会った際、鳥山さん本人から、2024年2月に脳腫瘍の手術をすると聞かされたそうです。

予定どおり手術を受けたとすると、亡くなる前月のことになりますね。


そのため、鳥山さんの硬膜下血腫は脳腫瘍が原因とする説もあります。

原因になりそうな事故が公表されないのは、「頭の強打は特になかったから」と考えることもできます。

しかし、前月に脳腫瘍の手術があったのなら、そちらが何らかの影響を与えた可能性はあるかもしれません。

ただ、鳥山さんの脳腫瘍と硬膜下血腫は関係が明言されておらず、実際に何があったのかは不明です。

鳥山明の道路は都市伝説

鳥山さんの都市伝説には、『鳥山ロード』なるものもあります。

鳥取県境港市には、水木しげるさんの地元ということで、ゲゲゲの鬼太郎の妖怪たちの銅像が並ぶ『水木しげるロード』がありますが、そんな感じでしょうか。

アラレちゃんや孫悟空のそれがあっても新たな観光名所になりそうですが…。

しかし、これはそういう地域振興系のことではなく、鳥山明さんが執筆された原稿を空港までスムーズに運ぶための道路だそうです。

できたらできたで申し訳なさそうですね。

ファンの方曰く、実際に鳥山明さんが、『Dr.スランプ』連載中は、原稿を自ら空港まで車で届けていたことは本当とのことですが…。

最後まで、大切な我が子を自分の手で送りたいというような心境なのでしょうか。

また、同作の中には空港まで原稿を届けるエピソードがあったそうで、これが都市伝説に派生し、浮上したとの見方もあるようですね。


いずれにせよ、2024年現在それにあたる道路はなく、デマで決着しています。

これも、鳥山明さんの存在が地元にとってどれだけ貴重かを示すエピソードですね。

関連記事
鳥山明の娘(きっか)の銀魂イラストが話題。妻(みかみなち)がかめはめ波を命名

鳥山明の凄さと画力。天才の評価、尾田栄一郎との噂とは。経歴と学歴まとめ

尾田栄一郎の年収や印税、総資産が凄い!年収ランキングで「鬼滅の刃」作者に負けた?

尾田栄一郎の自宅豪邸は自由が丘。仕事部屋がすごい&椅子は高級。事務所を設立?

尾田栄一郎の現在(2023)。テレビで顔が反射、自画像が魚の理由。休載原因の病気はコロナ?

岸本斉史、現在(2023)は原作や監修。年収数億で資産は数百億?自宅は渋谷?サクラ似の奥さんと結婚

野沢雅子の年収&白楽の自宅。事務所廃業の過去、声優歴まとめ

コメント

  1. あああああああああああああ

  2. この後、ワンピースが連載終了してドラゴンボール並に何年もグッズが売れ語り継がれるかが楽しみだ。
    ドラゴンボールは連載終了後20年以上経っているからね。

  3. ドラゴンボ—ル連載の時は1年間で200億円儲けたらしい
    でも 税金が180億円払ったらしい
    でも 1年で20億円だから幸せな豪邸に住んでらっしゃるだろう
    でも 漫画を描いてボツボツボツしてたら才能ないのかなと思って
    漫画家になれない人々がいるんだ
    でも 鳥山明先生は真剣に漫画を描き続けたらドクタ-スランプやドラゴンボ-ルが大ヒット
    自分の才能が怖い

  4. いいいぎぃーーーー

  5. ペン入れが嫌いって意外。
    どちらかというとお話を考える方が苦手でイラストレータ方向に舵を切ったのかと思ってた。
    頭の回転が速くてペン入れによるタイムラグに耐えられない、みたいな感じなのかな。

  6. 鳥山先生には
    若い頃楽しませて頂きました
    感謝感謝しかありません。
    印税、年収、脱税、どうのこうの在ろうが無かろうが、その時代に楽しませて頂いて今も楽しんでる感謝感謝です。
    感謝。感謝。ありがとうねぇ🤣

  7. ユアストーリーに関わらなかったのはむしろ正解じゃないか?
    ハリウッド版ドラゴンボールのせいで映画化に不信感があったからあえて受けなかったのかも