佐野史郎、娘と女優の妻について。現在は入院。吉祥寺の家、実家は弟が継ぐ

コミカルな役から重厚な役まで幅広く演じられる佐野史郎(さのしろう)さん。

佐野史郎さんがブレイクしたのは娘のおかげという噂があるようです。

奥さんとは劇団時代から続く仲なのだそうですが、実は、こちらの娘さんとも舞台上での『共演』が叶っていました。

さらに、弟さんは実家を継いだとのことですが、彼自身は吉祥寺に住んでいるそうです。

また、役者・佐野史郎さんの家族といえば、賀来千香子さんを置いては語れませんね。

2023年現在、病に倒れた佐野史郎さんの近況とともに調べてみました。

佐野史郎のプロフィール

愛称:冬彦さん(役名から)

本名:佐野史郎

生年月日: 1955年3月4日

身長:175cm

出身地:山梨県

最終学歴:中村宏油彩画工房

所属事務所:アベベネクスト

佐野史郎が売れたのは娘のおかげ?

1992年に放送された「ずっとあなたが好きだった」での冬彦さんで一気にブレイクした佐野史郎さん。

実はこのブレイクには佐野史郎さんの娘が関係していたんです。


1986年に女優の石川真希さんと結婚した佐野史郎さんには「佐野八雲」という娘がいます。

ちなみに「八雲」という名前は佐野史郎さんが大好きな「小泉八雲」にちなんで名づけられたそうです。

佐野史郎さんの出世作となった「ずっとあなたが好きだった」に出演したのは娘が産まれてまだ間もない頃でした。

大きな話題となった佐野史郎さん演じる冬彦さんが唇を歪めながら「むぅ~ん」と唸る姿。

これは佐野史郎さんが娘がぐずる声がヒントになっていたそうです。

冬彦さんのあまりの気持ち悪さから「ずっとあなたが好きだった」が社会現象となりました。

佐野史郎さんが演じる冬彦さんの出番を増やすためにドラマのシナリオが描き替えられたという逸話まであります。

ですが娘がぐずる姿を見ていなければこれほどまでに話題にならなかったかもしれません。

佐野史郎さんにとって娘はまさに「宝」と言える存在に違いないでしょう。

佐野史郎の娘はアーティスト?

基本的には、あまり情報がなく、実は、『佐野八雲』という名前であるという確固たる証拠もなさそうな佐野史郎さんの娘さん。

けれども、前項目で述べたそのお名前や、ドラマの役作りエピソードを参考にすると、同名のアーティストが該当しました。

その方は、お名前をその名も『佐野八雲』さんとおっしゃります。

多摩美術大学木版画科出身の木版画家としてご活躍で、舞台美術なども担当されることがあるそうですね。

『新宿クリエイターズ・フェスタ』の公式YouTubeによれば、こちらのような作品を残しておられます。

気になるのは、佐野史郎さんとの関係ですね。

その数少ない手がかりとなりそうなのが、生年月日です。

こちらの佐野八雲さんは、奇しくも1992年となっていました。

これは、もしかすると本当に佐野史郎さんの娘さんかもしれませんね。

というのも、前項目でご紹介したように、『ずっとあなたが好きだった』撮影時に、佐野史郎さんはお子さんの泣く様子を演技の参考にされています。

しかも、これが生まれて間もない頃とのことで、時期的には一致するといえるかもしれません。

と、思い調べていると、ほぼ確定的な公演に行き当たりました。

2016年に上演された『骨風』です。

こちらの出演者として、佐野史郎さん、そして、詳しくは後述させて頂きますが、妻の石川真希さんが名を連ねておられます。

そして、舞台美術や朗読としても佐野八雲さんのお名前も確認できました。

ほかツイッターを見ても、一家総出という旨が見られ、やはり、木版画家・佐野八雲さんこそが佐野史郎さんの娘さんであるのでしょう。

ご両親ともに役者さんというなかで、ご自身も芸術の道へ進み、そして家族で同じ舞台を作る、まさに絵に描いたような素晴らしいご家族ですね。

佐野史郎の妻は女優・石川真希

前項目でも少し登場した佐野史郎さんの奥さん。

それが、女優の石川真希さんです。

実は、元プロフィギュアスケーターという肩書きも持つ彼女、お二人の出会いは劇団でした。

唐十郎さんが主宰を務める『状況劇場』だったのです。

小林薫さんら数々の名優を育てた同劇団への加入は、佐野史郎さんすら、恐れ多いようなイメージもあったそうですが、当時付き合っていた彼女から勧められたそうですね。

そこで未来の奥さんに会うというのも、運命的です。

その石川真希さんは、劇団において、佐野史郎さんの先輩にあたり、彼もかなり気を遣っていたそうですね。

とはいえ、当然、仲はよく、佐野史郎さんが退団したのち、結成したバンド『タイムスリップ』でも一緒に活躍しておられます。

佐野史郎さんは、唐十郎さんから、事実上、『いらない』と言われての退団でしたが、それでも役者仲間の友情や愛情は不滅だったようです。

ちなみに、前項目でご紹介した『骨風』でも、演出に山崎哲さん、演者に四谷シモンさんなど、『状況劇場』の面々が名を連ねておられます。

そういう意味では、石川真希さん、佐野八雲さんだけでなく、劇団員がもはや、佐野史郎さんにとっての家族と言えるのかもしれません。

ただ、そのなかで、石川真希さんとは夫婦として、CMやラジオ番組への出演経験もあり、仲も良好のようですね。

『ずっとあなたが好きだった』では、木馬に乗って『離婚はしないよ』と話していた佐野史郎さんですが、現実にはそうした気配すらなさそうです。

佐野史郎が2022年に入院

2022年、TBS系『リコカツ』にて、北川景子さんの父親役を熱演していた佐野史郎さん。

なんと、中田クルミさんとゴルフ場で出会い、ボーリングデートでムフフな関係かという世のお父さんが心の底では羨んでいそうな役所でしたね。

けれども、第3話終了後アナウンスされたのは、佐野史郎さんの降板でした。

理由は、腎機能障害です。

39度の高熱にうなされ、新型コロナも疑われたなかでPCR検査も行ったそうですが、こちらは陰性とのことです。

ただ、決して一安心とは言えません。

関係者からも、あの佐野史郎さんが降板を選択するほどだから、余程のことだろうと心配の声があがっていました。

事実、佐野史郎さんは、医師曰く、放っておけば死に至るほど、重篤だったのです。

これ以上の佐野史郎さんの事務所側などからの発表はないのですが、一般的に腎機能障害で、腎臓の働きが3割以下に低下すると、腎不全となるそうですね。

撮影中は元気そうだったとのことですから、なんとか、改善も見込める急性腎不全であることを願いたいところです。

ただ、そのなかにおいて、佐野史郎さんが残したコメントに役者魂を感じさせます。


まず、途中降板することをプロとして恥じ、バトンタッチする平田満さんへの感謝とお詫びを述べていました。

演じた役である水口武史像についても、愚直で正直だからこそ、家族を結果的に、傷つけてしまうのだとの旨を分析しており、その切なさを平田満さんが表現してくれることを期待しておられましたね。

ちなみに、ドラマ内ではこの交代劇を、平田満さんが『イメチェン』と言って回収する一幕もありました。

ノータッチにする作品も多いなかでコミカルな雰囲気でしたね。

これも、愛する役・武史から佐野史郎さんへのエールなのでしょう。

今はゆっくりと療養して頂きたいものです。

賀来千香子との関係

佐野史郎さんといえば、賀来千香子さんとの緊迫したシーンも視聴者の印象が強く残っているのではないでしょうか。

『ずっとあなたが好きだった』のヒットを受けて、ふたたび賀来千香子さんと共演した「誰にも言えない」も視聴率33.7%の大ヒットでした。

そこでの役柄は賀来千香子さんの元恋人で、同じく執拗に女性を追いつめる麻利夫という役がはまりました。

冬彦さんも麻利夫も、あまりない名前のため、そのインパクトとともに残りやすいですね。

そんなときも賀来千香子さんとの関係は良好だったようですよ。

というのも、佐野史郎さんが、彼女とは相性が良いと太鼓判を押すほどです。

ただ、しばらくは役のイメージが強すぎた結果、世間では、子供から石を投げつけられたり、電車に乗ると騒ぎになってしまったりしたこともあるみたいです。

そんなときこそ、『むぅーん』と唸ってみれば、みんな逃げていったかもしれません。

ちなみに、佐野史郎さんは冬彦さん以降、賀来千香子さんとの共演はもうさせてもらえないのではないかとさえ考えていたとのことで、役柄と比べ、ご自身は非常に常識のある人ですね。

ギターがプロ級の腕前でフェスの出演経験あり!

ギターが趣味でロックやニューミュージックに精通しているという意外な一面がある佐野史郎さん。

松任谷由美さんがデビューした当時からファンで追っかけをしていたこともあると語っています。


佐野史郎さんが演じた冬彦さんもストーカーのような行為をしていました。

とはいえ、健全なる追っかけとは一緒にされたら心外でしょう。

そんな佐野史郎さんは高校時代に「題名のないバンド」というバンドを組んでいたそうです。

つい、『音楽会』かと思ってしまいますね。

その後も既述の「タイムスリップ」、あるいは、「Sanch」などのロックバンドを組んでいます。

この「Sanch」では、フジロックフェスティバルへの出演歴があります。

日本のロックフェスの先駆けであり日本最大規模の野外音楽イベントであるフジロックフェスティバル。

世界中から有名アーティストが参加するフジロックフェスティバルは日本中のアーティストの憧れの舞台と言えます。

そんなフジロックフェスティバルに出演している佐野史郎さん。

もはやギターは趣味ではなくプロの技になっているようです。

吉祥寺を愛し、愛される佐野史郎

島根で代々続く医家の出身である佐野史郎さん。

実家は弟が継いだようで佐野史郎さんは20年以上も吉祥寺で暮らしています。

吉祥寺は妻の石川真希さんが産まれ育った場所であり、佐野史郎さんがまだ貧しかった頃によく来ていたというゆかりの地。

当時の佐野史郎さんは阿佐ヶ谷に住んでいたため、吉祥寺はあこがれの町だったそうです。

芸能人と言うと地域との関わりをあまり持たないようなイメージがありませんか?


ところが佐野史郎さんは近所づきあいはもちろん、町内会や商店街のお祭りに頻繁に顔を出すなど地元に馴染んでいるそうです。

一流の俳優となっても飾らない、どこか親しみを感じさせるのも佐野史郎さんの魅力の1つですね。

ちなみに、吉祥寺の家では、奥さんのご両親と一緒に住んでいるとのことで、とくにお義母さんが佐野史郎さんの大ファンなのだそうですね。

佐野史郎さん出演作はすべてチェックしており、年齢を重ねて仕事が増えている状況をかなり喜んでおられました。

ということはきっと、病床の佐野史郎さんのこともさぞかし心配されていることでしょう。

はやく元気な姿を我々のみならず、ご家族にも見せて欲しいですね。

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