今の坂道グループやAKBの人気と並ぶ程の人気だった1990年代後半から2000年代初頭のモーニング娘。
その原動力となっていたのは間違いなく安倍なつみ(あべなつみ)さんでしょう。
しかし、その背景には、いじめや不仲説といったあらゆる疑惑も潜んでいるようです。
彼女の性格は良いのか悪いのか、この辺りを含めて掘り下げてみました。
安倍なつみのプロフィール
愛称:なっち
本名:山崎なつみ
生年月日:1981年8月10日
身長:160cm
出身地:北海道
最終学歴:都立上野高校中退
所属事務所:アップフロントクリエイト
安倍なつみはメンバーからイジメにあっていた?
1990年代後半から2000年代初頭までは女性アイドルグループといえばモーニング娘。でした。
そんなモーニング娘。で絶大な人気を誇っていたメンバーといえば安倍なつみさん。
全盛期を知らない人に分かりやすく説明するならばモーニング娘。における安倍なつみさんはAKB48でいう前田敦子さんのような存在だったと言えるでしょう。
多くの男性を虜にしローティーンの女子からは憧れの存在であった安倍なつみさんですが、実はメンバーからイジメられていたという噂があります。
女性ばかりのグループですので優遇されるメンバーは妬みの対象となってしまうのでしょう。
少し音程を外すだけで他のメンバーから叱責されることもあったそうです。
3期、4期が加入した頃からセンターポジションは流動的になりましたが初期のモーニング娘。では安倍なつみさんは不動のセンター。
他のメンバーからすれば面白くなかったことでしょう。
イジメられているような素振りを全く見せることなく素晴らしいパフォーマンスを披露していた安倍なつみさん。
見た目が良いだけのアイドルではない、まさに本物のアイドルと言えるでしょう。
安倍なつみが元メンバーとの不仲を暴露
安倍なつみさんの不仲メンバーといえば、お互いがそれを認め合っている後藤真希さんでしょう。
これまで、センターを張っていた安倍なつみさんの元へ、鳴り物入りで入ってきた後藤真希さん。
安倍なつみさんが、彼女をいじめていたという話もありますが、コアなファンの方のブログなどを複数読み、総合すると、後藤真希さんはいじめを無視していたそうです。
こうなってくると、一方的な『いじめ』というより、『なっちVSゴマキ』という構図が正しいですね。
そして、その関係は、お互いにグループを去った今も続くと言われています。
2018年10月19日放送のフジテレビ系『ダウンタウンなう』では、その一部を後藤真希さん、および振付師が語っていました。
最近たまたまダウンタウンなうのゴマキ回を見て「あー当時なっち好きだったなー」ってなってそのままYouTubeにいざなわれてモー娘。の動画を初期から見てる。笑
そしていま福田明日香の卒業回で号泣してる😭笑
Never Forget😭— ようへい@foobar (@yohei___04) December 10, 2020
振付師さん曰く、『モー娘。誕生10年記念隊』のときの呼吸が合わず、そもそも、目さえ合わなかったそうです。
そこで、個別に2人を呼び出して、状況を打破したそうですね。
想像しただけでおぞましい空気に包まれていそうなレッスン場ですが、一時的にでもそれをストップさせた振付師の方のカリスマ性にあっぱれでしょう。
このVTRを見た後藤真希さんも当時を振り返って、ご自身もこの時が最も辛かった旨を語ります。
ところが、フタを開けてみると、後藤真希さんが体調不良で一度ツアーの不参加を表明したそうですね。
そこで、残った安倍なつみさんほか4名で、別のフリを急遽覚えて、なんとかツアーを進行、そこに、後藤真希さんが最終日だけ復帰したそうです。
後藤真希さからすれば、プロ根性でツアー最終日に間に合わせたプロ根性は流石であり、その道のりは辛かったでしょうが、他のメンバーはたまったものではありませんね。
またフリのやり直しをすることになっての、先ほどの呼吸が合わず問題だったそうです。
実際には、安倍なつみさんは机を叩きながら楽屋を後にする場面もあったといいます。
現役時代から、不仲だったお二人、昨日の敵は今日の友とはならない理由がここにありそうです。
石橋貴明が語る安倍なつみの性格の良さ
不仲説だけではなく、当然、慕うメンバーも多い安倍なつみさん。
とくに、辻希美さん、加護亜依さんは彼女の卒業コンサートで過呼吸を起こしてしまうほどその存在を頼りにしていました。
それでも、これまで挙げたような、不仲エピソードから、性格が悪いと見られがちな安倍なつみさん。
ただし、どんな状況においても、見ている人はちゃんと見てくれているものです。
安倍なつみさんの場合、それは石橋貴明さんもその1人でしょう。
TBS系『うたばん』にて、全盛期の彼女たちをみてきた彼をして、当時は、断然安倍なつみさんを応援していたといいます。
これは、2018年10月15日放送のフジテレビ系『石橋貴明のたいむとんねる』で語られていたことです。
貴さんが娘。のことを話してくれるって、なんか嬉しい。やっぱり、うたばんで弄って弄って弄繰り回されてwハネたっていう部分もあるし、ホント貴さん、中居君の愛を感じる、今もやっててくれないかなと思える番組でした。貴さん、なっち好きねw。自分も好きよ😊 #たいむとんねる #モーニング娘
— M田ぽん吉 (@emuta_ponkichi) October 15, 2018
そもそも、安倍なつみさんの不仲説が多数あり、孤立していた理由は、その実力がゆえだとのことでした。
群を抜いていただけに、ちょっとしたことが、メンバーの気にさわるということでしょう。
しかし、その後、後藤真希さんらの台頭によって、エースのポジションが揺らぎはじめたのでした。
こうした場合、グループを去るのも1つの手ではありますね。
ところが、安倍なつみさんは復権を果たします。
そのときの武器が、『性格の良さ』だと語られていました。
彼曰く、読売ジャイアンツで言うならば、桑田真澄さんらが台頭してきた当時の江川卓さんであると安倍なつみさんを比喩していました。
つまり、若手の台頭に押され、エースの座を明け渡した後、それでも腐ることなく、自分のポジションを見つけてチームを支え続けたという意味でしょうか。
エースを明け渡してから、自分がこれまで至らなかった点を反省し、後輩やメンバーに優しくなったという舞台裏が想像される発言ですね。
後輩たちは、安倍なつみさんの姿を見てモー娘。に加わった子も多いでしょうが、それに加えて、安倍なつみさんのその姿勢が、先述の卒コンの過呼吸にも繋がったのかもしれません。
安倍なつみの性格は天然?ヤンキー?
この広い芸能界で、ぶりっ子と言われる人は数多くいますね。
モーニング娘。時代の安倍なつみさんも、その1人にカウントされることもしばしばです。
ところが、彼女の場合、それが決してつくっているわけではなく、楽屋でも変わらないというのですから驚きです。
例えば、あるメンバー曰く、急に、腕時計を見るような仕草をして、『もしもーし』と交信しだしたといいます。
宇宙人とでも繋がっているかのような言動ですが、やはり普段から天然な性格なのでしょうか。
他方、番組スタッフからは、『宇宙人』ではなく、田舎のヤンキー説が飛び出しました。
その方は、安倍なつみさんが、地元の友達と電話で話しているところを目撃したそうです。
『なっちは〜』というテレビさながらの可愛い口調が期待されるところですね。
しかし、実際にその言葉遣いは、『はあ?』や『何だよ』といった具合だったといいます。
たしかに、勇ましい口調ですね。
また、地元でも、この勇ましい伝説が残っていました。
まだ、デビュー前の安倍なつみさんは、ある時、ヤンキーに空き缶を投げつけられたようです。
テレビで見る『なっち』ならば、悲鳴をあげてどこかへ飛んでいっているでしょう。
けれども、当時の安倍なつみさんは、『待てよ』と言い放ち、しかも、『おい』や『コラ』が付いたと言われています。
立ち向かう度胸はあっぱれですが、いずれも語尾が強すぎますね。
とはいえ、同じハロプロでいえば、松浦亜弥さんも、元姫路のヤンキーとして有名です。
やはり、荒波の芸能界を生き抜くには、常に可愛くて『か弱い』女の子ではやっていけないということでしょう。
内に闘志を秘めた可愛い
女の子こそが、芸能界向きの女の子といえるのかもしれません。
そして、そうした女の子をアイドルに育てられるのが、『つんく♂マジック』と言えそうです。
なお、安倍なつみさんの地元・室蘭には、店内を「なっち一色」に染めたラーメン屋さんがあるそうです。
なっちなっちなっちなっちなっちなっちなっちなっちなっちなっちなっちなっちなっちなっちなっちなっちなっちなっちなっちなっちなっちなっちなっちなっちなっち👀‼️見渡す限り安倍なつみさん一色のカレーラーメン大王なかじま🍜さん✨さすが地元ですね💞
ご馳走様でした😋ぺろり💛 pic.twitter.com/ererKibBdO— あべみほ (@abemiho0110) February 22, 2019
この様子からも、決して、地元では「悪名高い」といったことはないため、そこはご留意ください。
安倍なつみの性格はいい!優しいママに!
デビュー前はヤンキー、モー娘。時代は不仲説多数と、テレビでみる『なっち』の印象とは異なるここまでの安倍なつみさん。
しかし、その裏で、苦労し、更生を経て今に至ります。
そして、同時に性格の良さも伝わってきていますね。
とくに、ママとなってからは、その良妻賢母ぶりが輝いています。
2人の男の子に恵まれた安倍なつみさんですが、長男を明るい性格、次男を癒し系と紹介していました。
特徴の全く違う2人のお子さんでも、各々の長所を見出して、子育てに奮闘する姿は美しいですね。
その彼女の、子育てに対する姿勢が、2018年のベストマザー賞のインタビューで語られていました。
安倍なつみ、第2子妊娠をベストマザー賞で発表…今秋出産へ、長男は1歳 https://t.co/7cOuzOAzqn pic.twitter.com/GU2MCUmGEF
— スポーツ報知 (@SportsHochi) May 10, 2018
子育てには、思い通りにならないことがいくつもあると安倍なつみさんはいいます。
それでも、そのたびに『学ばせて頂く』という旨でそれに向かっておられるそうです。
この謙虚で真摯な姿勢こそが、まさに彼女の真骨頂でしょう。
もしかすると、巷で言われているように、アイドル時代初期は、天狗な部分もあったかもしれません。
しかし、センターという役割を全うし、その後もグループを支え、そして母として、時間の経過とともに、その性格が良くなっていく安倍なつみさん。
ベストマザー賞の獲得は、彼女の母親としてだけではなく、人間性も含めた受賞と言えるのではないでしょうか。
安倍なつみの旦那は山崎育三郎!結婚のなれそめは?披露宴に出席したメンバーは?
安倍なつみの子供は何人?第二子を妊娠し、出産!芸能界引退も!?
中澤裕子の現在。結婚した旦那、新井勝男は超金持ち&自宅マンションは福岡?
石黒彩の脱退理由、卒業の真相。実際の性格&メンバーの不仲説と縦社会
コメント