小渕優子、現在も政治家として活動中。若い頃はかわいいルックスで人気&学歴まとめ

父の跡を継ぎ国会議員となった小渕優子(おぶち ゆうこ)さん。

かつては自民党のエース候補と騒がれていました。

今はその名をあまり聞かない印象ですが、どうしているのでしょうか。

小渕優子のプロフィール

生年月日:1973年12月11日

出身地:東京都文京区

最終学歴:早稲田大学大学院公共経営研究科専門職学位課程

所属政党:自由民主党

かわいいと人気だった小渕優子の今

内閣府特命担当大臣や経済産業大臣などを歴任した小渕優子さん。

若いだけでなく、そのかわいらしいルックスから自民党のホープとして大人気。

急にもてはやされると勘違いをしてしまうのが人の常。


ですが、優子さんは人気に胡坐をかくことなく、衆議院議員としての活動と並行して早稲田大学の大学院に通うなど勉強熱心なところも高く評価されていました。

人気も実力も兼ね備えていた小渕優子さんですが、経済産業大臣を務めていた2014年10月に政治資金問題が報じられてしまいます。

このスキャンダルにより風向きが一変。

経済産業大臣を辞任に追い込まれてしまいます。

ここで苦しい言い逃れをしなかったのが良かったのか、不利と思われた同年の第47回衆議院議員総選挙でも圧倒的な支持を得て見事当選。

2017年には党組織運動本部長代理という要職に復帰しています。

党内では着実に汚名を返上している様子の小渕優子さん。

ですが世間ではそうはいかないようで、次世代の自民党を担う人材として優子さんの名前があがることは殆どありません。

その代わりに頻繁に名前があがるのが小泉進次郎さん。

元総理を親に持つ議員同士、互いに切磋琢磨して歴史に名を残すような立派な議員になって欲しいですね。

安心して出産できる社会に意欲的な発言

近年の小渕優子さんといえば、2023年2月の議連会合の際、少子化対策として出産費用の今後について取り上げたことも話題になりました。

「便乗値上げのような事態も起こっていると聞く。費用を『見える化』し安心して出産できる体制をつくっていく」

出産育児一時金が50万円にアップしても、医療機関が便乗値上げを行えば、一般市民が出産するときの経済的負担は軽減できません。


SNSでも、「意味がないのでは?」という疑問の声や、憤りの声が多くありますね。

こうした問題で困っている人が大勢いることを知り、解決の方法を話し合おうとしたのでしょう。

合計負担額などを医療機関ごとに把握しやすくすることの重要性にも言及し、出産時の出費の悩みを軽減するためにがんばったのだとか。

そんな姿が他の出席者の心にも響いたのか、有識者からは、出産に保険を適応して公定価格を定めるアイディアも出たようです。

かつてはスキャンダルで批判を浴びたものの、しっかりと反省し、2023年現在は誠実に仕事をしているのではないでしょうか。

女性総理になる未来もある?

2023年現在の小渕優子さんは、青木幹雄さんや麻生太郎さんなど、複数の大物政治家から非常に気に入られているという説があります。

青木と森という重鎮が背後におり、さらに麻生の覚えもめでたいという事実は政治的に大きい。

そのため、いずれは要職に就き、小池百合子さんや高市早苗さんを追い抜く形で女性総理大臣になるという噂まで出ているようです。


あくまでも噂話ではありますが、初の女性総理となると、多くの注目が集まることでしょう。

ただ、過去のスキャンダルで悪いイメージが広まってしまったこともあり、「総理なんてとんでもない」という反対意見も多く出ているようです。

本当に総理大臣になるためには、スキャンダルが目立たなくなるほどのすごい活躍をして、なんとか名誉挽回をするしかないのかもしれませんね。

若い頃はテレビ局員だった小渕優子

元総理の小渕恵三さんを父に持つ小渕優子さん。

今は父の遺志を継ぎ政治家となっていますがその前はテレビ局の社員でした。

成城大学を卒業後、TBSに入社した優子さん。

「はなまるマーケット」などの番組に携わっていたそうです。

バラエティーではなく爽やかな朝の情報番組というところが流石に政治家の娘ですね。

1998年に小渕恵三さんが首相となったことをきっかけに小渕優子さんはTBSを退社し私設秘書となっています。

首相の娘ということで色々な危険が付きまとうことは容易に想像できます。

なので恵三さんは優子さんを自分の近くに置いておきたかったのかも知れません。

小渕恵三さんは脳梗塞により2000年5月に逝去。


翌月の第42回衆議院議員総選挙に優子さんは出馬し、26歳という若さで初当選しています。

結果的には私設秘書としたのは正解だったのかもしれません。

小渕優子の学歴まとめ

子供の頃の小渕優子さんは、星美学園幼稚園、星美学園小学校に通っていました。

星美学園は、サレジアン・シスターズを母体とするミッションスクール。

礼拝を行ったり賛美歌を歌ったりと、通常の学校ではなかなかできない体験をしたものと思われます。

その後は、成城学園中学校高等学校に進学。

同系列の成城大学では、経済学部経営学科で勉強しています。

卒業論文のテーマは、「コマーシャルによる経営戦略」だったのだとか。

経済や経営ついての豊富な知識が、政治家としての活動にも活かされているのでしょう。

また、前述のとおり、2005年からは早稲田大学大学院公共経営研究科専門職学位課程に入学。

翌2006年に修了しています。

少子化についての知識などは、大学院でさらに深めたようですね。

少子化問題について野田聖子と対談

2016年に統計を取り始めてから初めて出生数が100万人をきったことが話題となりました。

日本の総人口も徐々に減っている今、少子化問題は避けては通れない問題となっています。


かつて少子化対策担当の大臣も務めた小渕優子さん。

自身と同じく国会議員であり母でもある野田聖子さんと少子化問題について以前、対談を行っていました。

その対談で小渕優子さんは次のように語っています。

不妊治療を少子化問題の一環として考え、10万円だった助成金を15万円に予算を組み替えました。

国会議員の中には俗世間とはかけ離れた制度を作る人も多くいます。

プレミアムフライデーが良い例ですね。

晩婚化の影響か子供が欲しいけど出来ない夫婦も増えています。

そんな夫婦に支援の手を差し伸べる小渕優子さん。

少子化対策としてはかなり的確な対応を取ったと言えるのではないでしょうか。

また、優子さんは次のようにも語っています。

たとえば、私には今、2人の子どもがいますから、子ども手当は5万2千円いただけるわけですが、だからといって3人目を産みましょうとは考えません。それとこれとは、別問題ですよね。

お金を貰えるから子供を産むわけではない、これも的を得た発言でしょう。

国会議員である前に一人の母親として、どうすれば子供を産みたいと思う人が増えるのか。

これからも真剣に考え取り組んでほしいですね。


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