堺正章の父と母、家族について。性格が悪い噂。おしゃれなスーツとファッションセンス

歌手に俳優、司会とマルチに活躍する堺正章(さかい まさあき)さん。

長年、テレビに出演する機会が多い分、その性格には悪いという噂も多いですね。

しかし、本当に、権力を振り回すような人なのでしょうか。

また、父は喜劇界の大スター・堺駿二さんだった彼の家族や兄弟の話題も気になります。

そして、70代とは思えぬほど、シャキッとしたそのスタイルは、オシャレがとても似合いますね。

堺正章のプロフィール

愛称：マチャアキ／堺先生／巨匠

本名：栗原 正章

生年月日：1946年8月6日

身長：163㎝

出身地：東京都

最終学歴：鎌倉学園高校

所属事務所：エスダッシュ

堺正章は父が芸能人の二世タレント

二世タレントだけで番組が作られる程、芸能界に溢れかえる二世タレント。

マルチタレントの先駆者でもあり芸能界の重鎮でもある堺正章さんも実は二世タレントの一人。


堺正章さんの父はコメディアンで喜劇俳優の堺駿二さんです。

堺駿二さんは中学を中退し伊村義雄一座に入ると殺陣も女形も見事にこなすことから伊村義雄さんから養子に欲しいと懇願されたそうです。

堺正章さんの多才ぶりは父から受け継がれたものなんですね。

戦後の1946年に松竹大船に入社した堺駿二さんは映画「破られた手風琴」で初出演ながら主役に抜擢。

1952年にフリーになると現代劇、時代劇問わずに名バイプレーヤーとしてテレビや映画、舞台で大活躍します。

スケジュールが合う限りはどんな仕事でも引き受けたという堺駿二さん。

人当りの良さから若手のテレビマンやコメディアンからの信頼も厚かったそうです。

そんな堺駿二さんですが1968年8月10日に新宿コマ劇場での舞台公演時に脳溢血で倒れ死去。

54歳という若さでした。

実は、堺駿二さんは、この直前のリハーサルにて、舞台から落下し、腰を強打していました。

それでも、休むことなく本番に望んだ結果、前述のような最期となったのでした。

最後のセリフを言い切ったのち、舞台裏で倒れたというのは、堺駿二さんは、やはり真のプロ根性をお持ちだったと感じられますね。

とはいえ、息子の堺正章さんからすれば、この時、無理せず、休んでくれたら、もう少し長生きできたのではないかという思いも当然ある模様です。

母は元ダンサー！

お父さんもビッグだった堺正章さんですが、お母さんも芸能関係者でした。

松竹少女歌劇団に所属する、ダンサーの三浦たま子さんその人です。

ご本人の紹介の前に、時代背景的なことを多少説明させて頂きます。

昨今、歌劇団といえば、宝塚をイメージされる人も多いことでしょう。

しかし、彼女の入団した1930年代というのは、東京で歌劇団といえば、松竹だったそうです。

一般的に、『上品な宝塚、大衆的な松竹』と区分されていたとのことですね。

2021年のNHK朝の連続テレビ小説『おちょやん』も、モデルは松竹でした。

改めて、歌劇団の人気絶頂期、1932年に研究生として加入した三浦まり子さん。

しかし、彼女がスターダムを駆け上がることはありませんでした。

というのも、間も無く、世に言う『ターキー・ストライキ』に巻き込まれたのです。

これは、当時のトップスター・水の江滝子さんを争議委員長にした、松竹VS歌劇団の労働争議ですね。

解雇されても、なお旅館に立てこもり、ついには、警視庁まで動くこととなったこの件は、最終的に、週休制と最低賃金を、歌劇団側が勝ち取ります。

ところが、その過程で退団者も少なくなく、厳密にいつかは分からないものの、三浦たま子さんもその1人とされているのが通説のようです。

その後、三浦たま子さんは堺駿二さんと結婚し、家庭に入ったとのことですね。

ただ、堺正章さんから、お母さんに関する話はさほど聞かれません。

その背景には、彼女が48歳という年齢で他界されたことが関係していそうですね。

計算上、堺正章さんが18歳の時に亡くなっていたことになります。

とはいえ、踊り子だった三浦たま子さん。

堺正章さんが、70代になってもズッコケることができる強靭な足腰は、お母さん譲りかもしれませんね。

堺正章は4人兄弟の末っ子！

父・堺駿二さんは54歳で、母・三浦たま子さんは48で亡くなっている堺正章さん。

しかし、彼を含めて4人のお子さんを残しておられます。

そのなかで、兄が2人、姉が1人の、堺正章さんは、末っ子にあたります。

番組では、『校長』、『巨匠』、『堺先生』と呼ばれているだけに、そのイメージは薄いかもしれませんね。

ただ、兄弟に関するエピソードは、探してみたものの、さほど見つかりませんでした。

堺駿二さんの弟子やお手伝いさんも、合わせて12人で暮らしていたといいますから、皆兄弟といった感じだったかもしれませんね。

そこで、ここでは、堺正章さんが少年時代の話をしていたなかで、兄弟で遊んでいたの『かもしれないエピソード』をご紹介します。

鎌倉の大豪邸に住んでいた堺駿二さん一家。

ある時、堺正章さんが犬をねだると、後日、トラックがやってきたといいます。

そこに乗っていたのは、なんと10頭ものドーベルマンでした。

言わば、この子たちが堺正章さんの弟分ではありますが、番犬にもなったことでしょう。

それこそ、コメディドラマのような展開ではありますが、写真も残っていた本当の逸話なのです。

また、冬は凧揚げ、夏は浜辺て遊んだという堺正章さん。

その夏の楽しみ方が一風変わっていました。

網を持って行って、海水浴客が落とした物品を収集していたそうですね。

お目当ては、もちろん小銭でした。

セレブなご家庭で育ちながら、やはりお小遣いは欲しいものですね。

もしかすると、このイタズラもご兄弟でされていたのかもしれません。

なお、当時の家では、お正月に毎年、出初式が行われていたそうです。

その後は獅子舞がきて周囲を練り歩くとのことでした。

恒例行事というこちら、その席には兄弟も揃い踏みだったことでしょう。

堺正章は性格が悪い？

堺正章さんには「気に入らない芸能人は干す」など悪い噂があります。

それが悪影響を及ぼしたのか、転じて、堺正章さんは性格が悪いとまで言われているようですね。

番組のセットやセリフへのダメ出し、納得できなければアイディアを却下など、たしかに『うるさい部分』はあるとのことです。

ですがこれらは堺正章さんが番組をより良いものにしたいという思いからくるもの。


決して自分の我儘によるものではありません。

「チューボーですよ!」や「発掘!あるある大事典」など堺正章さんが関わる番組は長寿番組となるものが多いですよね。

堺正章さんの番組をより良くしようという気持ちが番組作りに反映され、視聴者に愛される番組となっているのでしょう。

並びに、かくし芸の練習風景からも分かるように堺正章さんは非常にストイック。

ここからは、自分に厳しく他人にも厳しい職人気質な性格が垣間見えます。

総合すると、実際に周りにいる方々にとっては、煙たい面もあるのかもしれません。

ですが、それを終えた時には、並々ならぬ達成感を感じるのではないでしょうか。

恨んでいる人の分だけ、感謝している人も多そうですね。

ヒロミを消してない？自身はネタに！

芸能界の真の大御所である堺正章さん。

その権力でもって、消した芸能人としては、ヒロミさんが有名な『説』となっていますね。

ですが、ヒロミさんはのちに、これを否定し、むしろ、堺正章さんは、仕事のない時に心配してくれた1人との旨を発言しています。

また、堺正章さんもこの手の話題となると、消せるのならば、消したい芸能人はたくさんいることも明かしています。

芸能人を消す力、実際の有無はわかりません。

一応、あくまで、番組サイドの忖度でキャスティングしないなどはあるようですね。

とはいえ、やはり堺正章さんに対する礼儀がなっていないと『ムムッ』とはなるようです。

この辺りは、水谷豊さんにも囁かれることですが、いわゆる『昭和スター』対応が求められるのではないでしょうか。

ただ、やはりコメディアンの堺正章さん。

最近は、むしろこの『芸能人を消す力』をむしろネタにして、視聴者を喜ばせていました。

2020年2月28日の日本テレビ系『行列のできる法律相談所』では、これまでに消した人数を明かしています。

なんと、3人も、とのことですが、これは流れ上のジョークといった感じでした。

そして、タメ口キャラでブレイクのフワちゃんに対しても、本音らしきものを漏らします。

殴ってやろうと何度も思ったそうですね。

なお、この発言には、ネット上では拍手喝采だったといいます。

言いたいことを言える貴重な存在として、今後もバラエティを盛り上げて頂きたいですね。

当然、フワちゃんを消す気も全くなさそうです。

堺正章の性格は丸くなった？

前項目でもご紹介したように、2020年2月28日の日本テレビ系『行列のできる法律相談所』に出演した堺正章さん。

お茶目な部分はそのままに、軽い身のこなしで如意棒を振り回す様は、往年の孫悟空を彷彿とさせましたね。

他方、トークでは、『狂犬』と謳われる加藤浩次さんも、『堺先生』と呼ぶなど、やはり周囲の対応には、『スター』のそれが見られました。

ただ、番組では、2011年に3度目の再婚を果たしてから、だいぶ丸くなった彼の様子が取り上げられていました。

なんと、奥さんが、堺正章さんの大事なゴルフクラブを、日当たりする場所へ勝手に移しても、感謝しているというのです。


これまでのウワサが全て吹っ飛びそうな神対応ですね。

この背景としては、年の差があるようです。

3人目の奥さんは堺正章さんより20以上も若く、感覚の相違や、全盛期の自分を知らないことなども考慮して暮らしているとのことです。

相手を尊重する優しい堺正章さん。

この境地に至るまでには、2度の離婚があるそうです。

この時の原因は、自らの価値観の押し付けとの旨の告白されていました。

やはり、いくら『巨匠』といえど、自分の愛する人が離れていくことは堪えるようですね。

それでも、この年齢になって改心できるというのは、やはり堺正章さんの賢さではないでしょうか。

なお、番組では、3度目の離婚は、慰謝料も心配などと、ジョークも忘れません。

さすが、スターコメディアンですね。

ファッションセンス抜群の堺正章はスーツの着こなしも見事

マルチな活躍に話題が集まる堺正章さんですがファッションも注目の的。

時にはカジュアルで攻めたファッションをし、時にはスーツをビシッと着こなす堺正章さん。

テレビ出演時の衣装はスタイリストが用意していると思いますがファッションセンスが無ければ服に負けてしまいます。

無難な服装ではなく、攻めたオシャレな装いであればなおの事です。

ファッションを楽しむためには体型の維持も必須。

年齢を重ね体型が崩れると体型を隠す服を着る機会が増えるでしょう。

ですが堺正章さんは体型を隠すような服を着ることはなく、素敵なスーツ姿を度々披露しています。


これはファッションを楽しむための努力を怠っていない証拠でしょう。

変に若作りをすることもなく自然に年を重ねた姿もまた素敵ですよね。

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