ピンキーとキラーズのボーカルとして『恋の季節で』240万枚の大ヒットを飛ばした歌手・今陽子(こんようこ)さん。
現在はどのような活動をしているのでしょうか。
結婚した夫や実家の事、若い頃についてもまとめてご紹介します。
今陽子のプロフィール
愛称：ピンキー
本名：今津陽子(いまづようこ)
生年月日：1951年(昭和26年)11月1日
身長：168cm
出身地：愛知県知多郡横須賀町(現・東海市)
最終学歴：精華学園高校
所属事務所：ホリプロ系列のパオ
今陽子の現在(2023)は
10代の頃に歌手としてヒットを飛ばし大活躍した今陽子さん。
2023年の現在(2023)は70代になっていますが、どのように過ごしているのでしょうか。
仕事・プライベート両面から調べてみました。
70代になった今も歌手・舞台女優でとして活動
現在のお写真を見てみても、とても元気で溌剌としている印象の今陽子さん。
歌手としてCDをリリースしたり、女優として舞台に立つなど現役で活躍しています。
そんな彼女が出演するミュージカル『スクルージ～クリスマス・キャロル～』、市村正親さんが主演を務め、2022年12月7日から25日まで東京・日生劇場にて公演されます。
11月21日に都内で開かれた制作発表には、本作で演じるフェジウイッグ夫人の恰好で登場しました。
市村正親、稽古3日の完成度に共演者も驚き!? 武田真治・相葉裕樹「パワフル」「見てしまう」（写真22枚）#市村正親 #武田真治 #相葉裕樹 #実咲凜音 #安崎求 #愛原実花 #今陽子 #今井清隆 #井上尊晶 #ミュージカルスクルージ
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鮮やかなブルーの衣装がお似合いの今陽子さん。
70代というと一般的に言えば高齢の部類ですが、今さんは現在でも商売道具である喉のコンディションが良好の様子。
かりつけの耳鼻咽喉科のドクターには「素晴らしい声帯」と褒められ、本人も「若い時より声が出やすい」なんて言うくらいなのです。
またあるインタビューでは「80代でも現役で行けそうな気がする」と語るほどエネルギッシュな今陽子さん。
舞台でも年齢を感じさせないパワフルな歌声を聞かせてくれることでしょう。
PCやSNSを使いこなすチャレンジ精神旺盛な一面も
『60歳からのフェイスブック』という著書を出版したことからも想像がつくように、今陽子さんはSNSなども積極的に活用しているチャレンジ精神旺盛なシニア。
彼女のオフィシャルブログ『This is my Season』では写真なども交え頻繁に情報発信をされています。
好奇心を持ち新しいことに挑戦することも元気の素と、年齢を重ねても新しいことに取り組み吸収することを楽しんでいるご様子。
いつまでもわかわかしい理由は、彼女の持つこういう一面のおかげでもありそうです。
私生活では92歳の母と同居、仕事と介護を両立する生活
今陽子さんは2023年現在93歳になると言うお母様と一緒に生活しています。
お母様は料理上手で、娘の舞台の仕事の時にはスタッフの分までお弁当を作ってくれていたそう。
また仕事面では今さんの個人事務所の経理事務をつとめたりと、ずっと彼女を支えてきてくれた大切な存在。
そんなしっかり者のお母様が、2016年ごろ認知症を発症。
今陽子さんはそんな母親を介護しながら暮らしています
はじめて経験する介護は忙しく、以前はストレスをためることも多かったようです。
特に以前は何でも抱え込んで自分を追い込んでしまっていた部分があったと本人も認めています。
しかし最近ではケアマネジャーやデイサービスなどの介護サービスを上手く活用するなど、周りの手を借りることを学んだよう。
今ではお母様を週5回デイサービスに預け、その間は自分だけの時間を大切に過ごし、介護とご自身の生活を上手に両立させています。
自身が運営しているブログでは介護に関して綴ることもあり、その際には読者から「励みになった」、「頑張って」などとメッセージが届くそうで、今さんも読者から元気をもらっているようです。
仕事を現役でこなしながら認知症の母の介護を行う今陽子さん、それを感じさせない明るい笑顔には尊敬の念すら抱いてしまいますね。
2019年には自身も大病を経験
元気で明るいイメージが強い今陽子さんですが、実は2019年9月には胸の激痛に襲われ緊急搬送されています。
診断名は「労作性狭心症」、心臓の血管が狭くなり酸欠状態になるという病気でした。
搬送された時の今さんの状態は危険な状態で、いつ心不全、心筋梗塞を起こしてもおかしくないほどだったそう
しかし幸い緊急手術を受け、症状は回復。
実はこの2日後にクルーズ客船飛鳥Ⅱでの船上ライブが予定されていた彼女、先生に懇願してすぐ退院し術後間もないにも関わらず船上ライブのステージに立ったのだそうです。
なんでも彼女は15歳のデビュー以来一度も仕事に穴をあけたり代役をたてたことはないそうなので、この時もどうしても仕事をキャンセルしたくなかったのでしょうね。
今陽子が結婚した夫は長身のイケメンモデル
今陽子さんは1974年にモデルの松川達也さんと結婚しました。
夫は身長185cmもあるイケメン、ご自身も168㎝と身長の高い今陽子さんなので2人が並んだ姿はとてもお似合いだったに違いありません。
イケメン好きと公言する今陽子さんなので、結婚相手がイケメンモデルだったのは彼女らしいですね。
結婚生活は順調だったようですが、結局二人は4年ほどで離婚しています。
離婚理由としては、仕事をとるか家庭をとるかという選択を迫られた今陽子さんが、仕事を選んだためと言われているようです。
彼女自身も近年のインタビューで結婚時のことを次のように明かしていました。
当時の今さんには常に『恋の季節』のピンキーというイメージを求められることへの悩みがあったよう。
もともとジャズやポップスを歌いたくて歌手になったのに、好きな仕事が出来ていないという葛藤を抱える日々。
23歳を目前にしたとき、結婚に逃げてみました（笑）。結局、《奥さん》というものになりきれず、3年8ヵ月しかもちませんでしたが
松川さんのことを好きだったのは事実なのでしょうが、結婚に関しては現実から逃げたくて下した決断だったいうことでしょうか。
複雑な思いを抱えたまま踏み切った結婚は、やはり長続きとは行かなかったわけですね。
ちなみに2人の間には子供もいません。
今陽子の実家と弟
今陽子さんは愛知県出身、ご両親に弟が一人の4人家族のようです。
実家は現在どうなっていて、弟さんはどんな方なのでしょうか。
実家は今はなくなっている
東海市にあった実家は今はもうないとブログで明かしています
愛知県知多郡横須賀町、現在(2023)の東海市の出身なので実家もそこにあったのでしょう。
しかし今現在は今陽子さんが子供時代を過ごした家はもうなく、実家があったところには親戚が立て替えて住んでいると書かれています。
ちなみに今陽子さんは東海市のふるさと大使をつとめており、今でも実家のあった故郷との縁は生きています。
家がなくなってしまっても、故郷はいつまでも故郷、彼女自身「年齢を重ねた今のほうが地元愛は強まっている」と明かしています。
今陽子、弟との仲
弟さんは一般の方のようで、写真やプロフィールなどは公開されていません。
彼女のブログを見てみると、2人が子供だったころの写真が投稿されていて自身が小学校2年生、弟が5歳くらいの時のものと書かれているので3歳差くらいなのでしょう。
そんな弟さんは「自分と違って真面目な経理・会計関係」というので、今陽子さん本人からみて姉弟の性格は似ていないようですね。
母親の面倒をみている姉を何かと気遣ってくれるといい、今さんが病気で緊急搬送されたとき弟に母の事を頼むと快くひきうけてくれたと話していました。
今さん自身が「歳を重ねたら姉弟仲良くが一番」と語る様子から、年を重ねた姉弟はお互いを気遣いながら良好な関係を保っていることが伺えます。
今陽子の若い頃
15歳でデビューした今陽子さんの若い頃のエピソードを探ってみましょう。
ピンキーとキラーズ『恋の季節』で一躍トップスターに
14歳で上京、作曲家いずみたくさんに弟子入りし、15歳でソロデビューするもはじめは全く売れなかったそうです。
その後レコード会社を移籍し、ピンキーとキラーズというグループのボーカルとして『恋の季節』をリリースします。
この楽曲が240万枚というヒットを飛ばし、グループと彼女は一躍有名人に。
若い頃はショートヘアーが良く似合う、ボーイッシュでかわいい女の子という印象です。
当時「日本中でピンキラ旋風が巻き起こった」と言われるほどの人気を誇り、ピーク時には殺人的といえるほどのハードスケジュールをこなしていたようです。
ある時は1日に25本のテレビ番組の撮影をしたこともあり、睡眠時間も、1日1、2時間とれればいいほうというくらいだったのだとか。
4年ほどピンキーとキラーズで活動した後は、1972年ソロに転向。
その後も歌手として、また舞台やテレビなどで女優としても活動を続けています。
28歳でNYへ、心身ともに成長した留学生活
結婚・離婚を経て1979年28歳のとき、人生の再スタートという思いを抱えNYへと旅だった今陽子さん。
アメリカでは歌・ダンスなどを基礎からもう一度学びなおしたそうです。
家探しから何から何まで自分一人でこなす留学生活ではメンタルを鍛えられたと語っています。
NYでの2年間はアーティストとしてはもちろん、人間としても心身ともに成長できた貴重な日々となったようです。
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