可愛らしいルックスで一世を風靡した菊池桃子(きくち ももこ)さん。
実は穏やかなその姿からは想像もつかないような辛い思いをいくつもしていたんです。
菊池桃子のプロフィール
芸名:菊池桃子
本名:新原桃子
生年月日:1968年5月4日
身長:160cm
出身地:東京都品川区
最終学歴:法政大学大学院政策創造研究科
所属事務所:パーフィットプロダクション
菊池桃子が離婚した理由は?
ブロマイドの売上が1位になるなど1980年代を代表するアイドルの一人が菊池桃子さん。
菊池桃子さんが芸能界に入ったきっかけはスカウト。
それも直接ではなく間接的なものでした。
菊池桃子さんの叔母が経営する飲食店にたまたま音楽関係者が来店。
レジの横に飾ってあった親族写真のうち菊池桃子さんがほほ笑んでいる写真を見て名前と年齢、事務所に所属しているかなどを聞いたそうです。
その後、叔母を通じてスカウトされると、学業に支障が出ないスケジュールを条件に快諾。
芸能界に入ると歌手やドラマ、CMにバラエティ番組でマルチに活躍し瞬く間にトップアイドルとなった菊池桃子さん。
1995年5月1日にプロゴルファーの西川哲さんと入籍した事は大きな話題となりました。
二人の出会いは1993年のフジサンケイクラシックのプロアマ戦。
ラウンドを一緒に回った事が交際に繋がったようです。
菊池桃子さんと西川哲さんは1994年8月8日に婚約。
1995年4月24日に挙式が予定されていましたが3月3日に挙式の無期限延期を発表。
西川哲さんの成績の悪さに父の西川幸男さんが激怒し挙式を延期させたそうです。
挙式の無期限延期を発表された菊池桃子さんは心労のため十二指腸潰瘍穿孔となり大量に吐血してしまったそうです。
菊池桃子さんを案じた西川幸男さんは入籍だけは認めてくれたそうです。
ですが結婚式は西川哲さんが結果を出すまで延期。
この出来事に一念発起した西川哲さんは1995年7月に開催された「日経カップ 中村寅吉メモリアル」で実に2年ぶりとなる優勝。
西川哲さんはインタビューで
ウエディングドレスだけは着させてやりたかった…。優勝の瞬間、妻のことが頭に浮かびました…
と涙ながらに語り感動を呼びました。
1996年2月に親族だけの慎ましやかな結婚式を挙げた西川哲さんと菊池桃子さん。
長い苦難の道のりを乗り越えて晴れの舞台を迎えた二人。
1996年に長男、2001年には長女と二人の子供にも恵まれ幸せな日々を送っていると思われました。
ところが2012年1月28日に西川哲さんと菊池桃子さん離婚。
離婚の原因は西川哲さんの浮気や金銭問題。
2002年頃からゴルフの成績が急降下した西川哲さん。
2005年、2006年は獲得賞金が0円で2008年以降も賞金の獲得はなし。
2006年からはティーチングプロとなっていますが収入は殆ど菊池桃子さん頼り。
それにも関わらずキャバクラ通いをしていたそうなので呆れるしかありません。
また、競走馬ファンド販売会社「東京サラブレッドクラブ」の代表取締役も務める西川哲さん。
出資者への接待や事業の低迷などで借金を抱えるようになってしまったそうです。
当初は菊池桃子さんも資金援助していたそうですが限界を感じたため離婚を申し出たと言われています。
菊池桃子の子供に障害が?
芸能人としては珍しく子供の名前を公表している菊池桃子さん。
1996年に誕生した長男の名前は秀幸さん、2001年に誕生した長女は小百合さんというそうです。
菊池桃子さんの子供は2人ですが長男と長女の間にもう1人子供を授かっていました。
この子供は障害がある可能性があったそうですが残念なことに死産してしまっています。
この子が無事に産まれていれば3人兄弟になっていたかもしれません。
菊池桃子さんの長男は非常に優秀で立教新座中学校・高等学校か立教池袋中学校・高等学校に進学したと言われています。
いずれも偏差値が70以上と超が付くほどの難関校。
既に大学を卒業している年齢ですがおそらくエスカレーターで立教大学に進学したことでしょう。
芸能界に進んだという情報はありませんので一般企業にお勤めなのかもしれません。
菊池桃子さんは長女に障害があることを2013年に公表しています。
生後7か月の時に脳梗塞となり左の手足に後遺症が残ってしまったそうです。
菊池桃子さんは長らく自身のイメージを優先して長女の障害の事を隠していました。
そのため長女に障害がある事を知り驚いた人は少なくなかったでしょう。
菊池桃子さんは長女の障害を公表した事についてこのように語っています。
日本では障害があるというだけで差別を受けることは少なくありません。
菊池桃子さんの長女も有名私立小学校に合格したそうですが、途中で特別支援学校に転校したそうです。
バリアフリーなど考えられていない学校が多いので学校生活に支障が出てしまったのでしょう。
ですが菊池桃子さんの長女は挫けることなく今度は有名私立女子中学校に合格。
噂によると跡見学園中学校だと言われています。
菊池桃子さんは長女の病状についてこのように語っていますので後遺症の影響も大分少なくなっているようです。
有名私立女子中学校に合格し後遺症にも負けない長女の未来には希望しかありません。
現在の菊池桃子は?
菊池桃子さんは2012年に法政大学大学院の政策創造研究科に進学。
大学院では雇用問題を専攻し修士号も取得しています。
また、2012年の8月から母校でもある戸板女子短期大学の客員教授となり雇用政策について講義を行っています。
雇用に対する取り組みが評価された菊池桃子さん。
2015年には「一億総活躍国民会議」の民間議員に選出されています。
現在は芸能活動と並行して各地で働き方に関する講演を行う菊池桃子さん。
雇用問題に関心を持ったことと長女の障害は無関係ではないでしょう。
身近に障害を持つ人がいるからこそ気付くことがあるはず。
そうした問題点を菊池桃子さんのように影響力がある人が発信することは大きな意義がある事だと思われます。
今後も人々が豊かな生活を送れるように菊池桃子さんには頑張って欲しいですね。
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