ドラマや映画で活躍する一方で、波乱に満ちた人生を歩んできた南果歩(みなみかほ)さん。
所属事務所を何度も変わり、プライベートでは二度の離婚を経験。
2016年には乳がんが発覚しました。
現在の元気な姿を見ると経過は良好なようでひと安心ですね。
今回は2018年に離婚した旦那さん、渡辺謙さんとの馴れ初めや破局の理由、また元旦那さんである辻仁成さんについてお届けします。
南果歩の別れた旦那・渡辺謙とのなれそめは？
2003年のアメリカ映画『ラストサムライ』への出演以降、国際派俳優として活躍中の渡辺謙さん。
テレビドラマ『独眼竜政宗』『忠臣蔵』『砂の器』『しあわせの記憶』、映画では『幕末純情伝』『北の零年』『硫黄島からの手紙』『沈まぬ太陽』『許されざる者』など多くの出演作があります。
二人は2003年のドラマ『異端の夏』で出会いました。
2003年といえば、渡辺謙さんが妻との離婚を決意し、離婚裁判がはじまった年。
南果歩さんとの交際がいつ頃スタートしたのかは不明ですが、離婚が成立した2005年に入籍していることから、交際スタート時は不倫関係にあったとみる向きが強いようです。
南果歩さんはこの5年前に辻仁成さんと離婚しており、ともに再婚でした。
「互いに荒波を越えてまいりましたが、今、穏やかで豊かな時を迎えることができました」
前夫・辻仁成さんとの間にもうけた長男は養子縁組し、親子3人での新生活がはじまります。
渡辺謙さんが海外に生活拠点をおいていた時期はロサンゼルスで暮らしていたようです。
結婚10年目には東京の一等地に推定6億円の豪邸を建て、南さんと南さんの母と同居。
2016年に渡辺謙さんが南さんの勧めで人間ドックを受けた際は早期の胃がんが判明しました。
それを機に南さんにも乳がんが見つかり、公私にわたってお互いを支えるおしどり夫婦として知られていました。
「夫、渡辺謙の『王様と私』の舞台復帰に向けた沢山の励ましや応援を頂きましたことを心より感謝しております。
ありがとうございました。
私も3月11日にNYへと発ち、謙のサポートをする予定でした。
報道が先行し、ご心配をおかけしましたことをお許しください。私の助言から人間ドックを受けたことで謙の命を救ったのではなく、私の方こそ謙の病から救われた命です。
精神的に辛い局面も『果歩の全てを一生愛す』その言葉が支えになりました」
南果歩と渡辺謙の離婚理由
南果歩さんが乳がんの手術を受けた翌年の2017年3月、渡辺謙さんと元ホステスでジュエリーデザイナーの日本人女性との3年に及ぶ不倫関係を『週刊文春』がスクープ。
南さんは夫の不貞行為を報道で初めて知ったそうです。
ネット上でもさまざまな反応がありましたね。
一部の報道によると、推定6億円の豪邸には南さんの母だけでなく姉も同居していたのだとか。
「渡辺謙にはがっかり」
「母と姉と同居はキツイ」
「どっちもどっちだと思う」
渡辺謙さんは会見を開き、
「おおむね事実です」
「ゆっくりと今、軌道修正しているところでございます」
と報告し、別居状態にあることも明かしました。
動向が注目されましたが、翌2018年5月17日、所属事務所が二人の離婚を発表。
再婚同士の結婚から13年目でした。
南果歩さんは夫の不貞を責められる立場ではないとの声もありました。
なぜなら渡辺謙さんとの結婚は略奪愛ともいわれていたからです。
因果応報というところなのでしょう。
南さんはこの時の心境について、2019年3月15日放送の『ダウンタウンなう』で吐露しています。
「怒らない。
怒れない。
怒りにいかない。
もうね、無、無、無」
あまりにもショッキングなできごとに、もはや何も感じなかったとのことです。
南果歩の元旦那・辻仁成との離婚
南果歩さんは1995年、芥川賞作家であり、映画監督、ミュージシャンでもある辻仁成さんと最初の結婚をしています。
1996年に男児が誕生しましたが、2000年に離婚。
辻仁成さんの小説『クラウディ』に感動した南さんが、映画化したいと働きかけたことがなれそめだったそうです。
映画制作会社に自ら企画を持ち込むほどの惚れ込みようだったという南果歩さん。
小説は映画化には至りませんでしたが、1994年3月には辻さんのロンドンレコーディングに同行したことが発覚。
若手演技派女優と新進作家のカップル誕生は話題を呼びました。
南果歩さんは単独会見で、
「会う前も好きだったけど、会ってからも思ったままの人でした」
と熱愛報道を肯定。
二人は子どもを授かったことを機に結婚。
けれども、結婚生活はわずか5年で終わりを迎えました。
離婚の原因は辻さんの不倫疑惑との見方が強いようです。
お相手は、辻さんが監督を務めた映画『千年旅人』のヒロインだったyumaさん。
yumaさんは現在、三谷幸喜さんと再婚しています。
また、夫妻が離婚に至った原因として別の見方もあるようです。
それは南果歩さんが辻仁成さんの才能を見限ったからだというもの。
二人の間に生まれた息子は2023年現在27歳になっており、画家としてアメリカの美術大学に在籍していて、妻は日本で南さんと同居しているそうです。
南さんは息子の絵を時おりツイッターにアップしているので、辻さんもわが子の成長ぶりを陰ながら見守っているのかもしれません。
南果歩さんはここ最近吹っ切れたといわれており、これまで出演を控えていたバラエティ番組に興味を抱くようになったといいます。
ドラマや映画の宣伝に関係なく、出演してみたいとの気持ちを持ちはじめているそうです。
スケジュールに無理のない範囲で、幅広いフィールドで活躍してほしいですね。
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