宮本慎也の守備＆グローブ型は？野村克也監督との関係とは！ヤクルトのコーチに就任していた？

宮本慎也(みやもとしんや)さんは球界史に名を残すレベルの守備の達人として有名ですが、使っているグローブの型や野球への考え方、野村克也監督との関係も気になるところですよね。

今回は宮本慎也さんの守備や愛用のグローブ型、恩師である野村克也監督との関りや引退後のコーチ業について調査して行こうと思います！

宮本慎也の守備や使ってるグローブ型は？

宮本慎也さんが使っているグローブについて調べると、愛用しているメーカーは「ミズノ」という事が分かりました！

職人肌の宮本慎也さんらしく品質やサイズについてこだわりがあり、キャンプ前にミズノから特別仕様のグローブを2個納品してもらうのですが、そこで手にフィットしなかったら作り直しだそうです！

-東京ヤクルト6 宮本慎也選手直筆サイン入引退記念グローブ-
現在の価格15,000 円
現在の入札人数0人http://t.co/N2rQbNEdfH pic.twitter.com/lYQMMdSae2

— 波平の腹巻き (@namiharamaki) 2015年7月26日

宮本慎也さんならではのこだわりとして「フィーリング」を重要視しており、グローブを閉じる感覚や閉じた時にシワが寄っているとそこでダメだそうです！

さらに、通常のグローブは小指部分が他の指に比べて短くなっているのてすが、宮本慎也さんは小指部分が短いタイプはダメだそうです。

小指の短い部分から球が抜けて行きそうな気がして・・

もちろん小指部分から球が抜けて行く事はありませんが、集中力を乱すポイントは出来るだけ消しておきたいと思うのは当然ですよね！

次は実際の守備についてですが、そこにも宮本慎也さんらしい独特の野球観を見る事が出来ました。

元々はセカンドがポジションでしたがチーム事情からショートへ転向し、最終的にはサードのポジションで現役を終えています。

宮本慎也さんはショートで6回、サードでも4回ゴールデングラブ賞に輝いていますが、守備のポリシーは性格を表したものでした。

打ち取った打球を確実にアウトにする。派手なプレーはいらない。とにかく確実なプレーをする

引用元：内野守備ランキング遊撃手1位宮本慎也「もっとショートの守備が見たかった」（巨人・坂本勇人）

プロなので魅せるプレーをしたいところですが、ピッチャーやチームのためにも目の前のアウトを確実に積み重ねるのが大事ですよね。

その真面目な性格やプレーが周囲からの信頼を高め、結果としてオリンピックチームのキャプテン就任へと繋がりました。

宮本慎也さんは野村克也監督の下で4年間(1995～98)プレーしており、入団して間もない頃から才能を高く評価されていたそうです。

野村克也監督は宮本慎也さんに対して「一流の脇役になれ」と野球人生の目標を示し、その目標に向かって黙々と練習に取り組んだそうです。

その結果、宮本慎也さんは入団した年から守備固めなどで起用され、3年目にはレギュラー選手として野村野球に欠かせない選手になりました。

洞察力／宮本慎也／ダイヤモンド社
（野村克也）リーダーになる人材は何を見ていたのか、多くの人に読んでほしい pic.twitter.com/8OUfSlXHtM

— 推薦文 (@ifFM7g3CpbwxipM) 2019年2月18日

野村克也監督の”考える野球”を実践している愛弟子の一人でもあり、宮本慎也さんが本を出版した際には推薦文を書くほどの親密さでした。

選手と監督の関係は4年と短かったのですが、選手と師匠の関係は今もなお続いているそうです。

宮本慎也さんは体力の衰えもあって2013年シーズン限りで19年に渡る選手生活を終えていました。

引退した2014年シーズンは選手兼任コーチになっており、早くも将来の監督候補として球団からも期待されていました。

翌年から新聞やNHKの野球解説者として活動するためユニフォームを脱ぎますが、ファンからはスタッフとして現場復帰を期待されていました。

そんな中、2017年10月6日に2018年シーズンから1軍ヘッドコーチに就任する事が発表されて話題になっていました！

宮本慎也一軍ヘッドコーチ、田畑一也一軍投手コーチとの契約を締結しました。#swallows pic.twitter.com/6QiQ8ZicOb

— 東京ヤクルトスワローズ公式 (@swallowspr) 2017年10月24日

10月23日に条件面で合意して正式契約となり、チームを支え続けた名選手のコーチ就任に多くの期待が集まりました。

過去の経歴から「守備走塁コーチ」が予想されていましたが、いきなりのヘッドコーチ(チームのNo,2)起用に本人も驚いていたそうです。

宮本慎也さんは慣れないコーチ業の相談や報告を恩師の野村克也さんにしていました。

「ちゃんと”野村ノート”を見直しながらやっております」

と、今までの経験だけでなく野村克也さんから教わった野球哲学も指導に組み込んでいました。

野村氏は「早く監督になって、名監督を目指して頑張って」と激励。「そうなれるように日々勉強します」と返した宮本コーチ

引用元：野村克也氏、“名言”で鍛えた愛弟子・宮本慎也コーチを絶賛　「将来の監督として大いに期待」

名監督・野村克也さんも宮本慎也さんが持つ指導者としての才能を高く評価しており、早期の監督就任を期待している様子でした。

最近は若い監督も増えてきていますので、宮本慎也監督の誕生はそこまで遠くないでしょう。