小説『蹴りたい背中』で、19歳という史上最年少の若さで芥川賞を受賞した作家・綿矢りさ(わたや りさ)さん。
美人作家ということもあり、結婚した際は大きく報じられました。
今回は綿谷さんについて、夫、結婚、子供の詳細を見ていくと共に、ミュージシャンの藤原基央(ふじわら もとお)さんとの関係、京都への愛についても確認していきましょう。
綿矢りさのプロフィール
本名:山田梨沙
生年月日:1984年2月1日
身長:推定148cm
出身地:京都府京都市
最終学歴:早稲田大学教育学部国語国文科
綿矢りさ、夫との結婚エピソード
まずは綿矢さんの夫と結婚の詳細を見ていきましょう。
結婚したのは2014年12月のことで、夫は2歳年下の国家公務員の男性でした。
2001年、京都市立紫野高等学校に通っていた17歳のとき、「インストール」で文藝賞を受賞し作家デビューした綿矢さん。
早熟の小説家として注目を浴び、早稲田大学に在学していた19歳のときに、金原ひとみさんと共に芥川賞を受賞します。
美しいルックスからアイドル作家として注目を浴びたため、若い頃はプレッシャーを感じることも多かったようです。
そんな綿矢さんが今の夫と出会ったのは、2009年の夏に行った取材がきっかけでした。
芥川賞受賞後はプレッシャーのためほとんど筆が進まず、ボツになった作品もあり、この取材の企画も結局ボツになっています。
理系の人物が登場する小説だったようで、出版社から理系の大学院生を紹介されました。
この院生が、のちにキャリア官僚、そして綿矢さんの夫となる人物です。
交際を重ね結婚した際、「良い夫に巡り会えた」と語っていますので、会った瞬間から何か相通じるものを感じたのかもしれませんね。
癒しを与えてくれる夫
旦那さんは一般人なので、あまり詳しい情報は公表されていません。
ですが、綿矢さんはインタビューなどでときどき旦那さんのことを話してくれます。
なんでも、旦那さんは癒し系の男性であり、沖縄のシーサーに雰囲気が似ているのだとか。
シーサーといえば、沖縄の伝説の獣像。
魔除けの効果があるということで、沖縄に行くとあちこちでシーサーを見かけますね。
沖縄 #イマソラ
青空バックにシーサー
やっぱり昼間は暑いね😆
朝晩はけっこう涼しいです‼️ pic.twitter.com/9kFO3oWz9Z— キューピーハーフ (@sykskarn) January 29, 2024
沖縄へ
可愛いシーサーもいいけど、首里城公園にいる系のかっこいい顔のシーサーも売って欲しいなぁ。この子を玄関に置いて家を守らせたい。
私より pic.twitter.com/aaUBAr6dPB— 柚子屋 (@yazuya_aojiru) March 3, 2024
ただ、雄々しくかっこいいシーサーは、癒し系だという旦那さんの雰囲気には合わない感じです。
どちらかというと、かわいらしくデフォルメされたシーサーに近いのではないでしょうか。
かわいいシーサーだなぁ#シーサー #沖縄 pic.twitter.com/ItFP65kSsc
— オヤジになっても (@kabu_smile) February 27, 2024
3℃半袖☺️凍える〜😚
沖縄で買った糸満シーサー🦁 pic.twitter.com/OikRPYfGew
— NYARO (@ClubNyaro) December 22, 2023
かわいいシーサーのような夫が家にいるなら、それは確かに癒されそうですね。
執筆に行き詰まったときなどは、旦那さんを眺めながら休憩することもあるのかもしれません。
ちなみに、旦那さんは笑顔が明るい人でもあるそうです。
癒し系のシーサーがニコニコしている様子を想像すると、とてもほっこりしますね。
心が疲れている時などは、ほっとした気持ちにさせてくれそうです。
そんな癒しを得られることが、長く作家を続けられる理由のひとつなのかもしれません。
夫は本を読まない
小説家が結婚するパートナーとなると、同じ読書家を想像する人も多いのではないでしょうか。
好きなことが共通していて、そこから交際が始まることはありますよね。
ですが、綿矢さんの旦那さんはまったく本を読まないそうです。
そのため、交際中に本の話で盛り上がるようなことはなかったものと思われます。
小説家の仕事についても詳しくは知らないため、夫から何かを追求されることも特にないそうです。
ちなみに、綿矢さんも夫の仕事についてはよく知らないようです。
菌の研究をしているそうですが、その分野には子供と同じくらいの知識しかなく、話をされてもただ聞いているしかないという綿矢さん。
ただ、お互いの仕事を知らないと、ときに新たな世界が広がることもあるのだとか。
自分では気づけない新たな視点などを発見できるなら、創作の役にも立ちそうですね。
綿矢りさ、子供は息子が1人いる
次に綿矢さんの子供について見ていきます。
2015年の冬、第一子である男の子を出産。
産後5か月ほどで仕事復帰するものの、育児が大変で執筆の時間が取れなくなり、子供が寝ている間に作業を進めるというハードスケジュールをこなしていたようです。
短編はともかく、長編はとても書けないという状況が続きました。
普段は書かない詩を、寝転がりながらケータイにメモしていたという綿矢さん。
通常の執筆ができない分を、何らかの形で埋め合わせようとする焦りの表れだったかもしれません。
1歳前に子供を保育園に通わせてから、ようやく新作が書けるようになったと言います。
2020年映画化された『私をくいとめて』も、息子が保育園に通い始めた後である2017年の発表ですから、何とかペースを取り戻しつつあるのかもしれませんね。
藤原基央と熱愛の噂に証拠なし
綿矢さんについて調べていると、ミュージシャンの藤原基央さんと熱愛関係にあったという情報が出てきました。
絶対に誰かと肩がぶつかる。
生きるってそういうことだと思う。
BUMP OF CHICHEN(藤原基央)pic.twitter.com/pCgeWquGz1— 前向きな言葉 (@maemukikotoba1) November 16, 2020
これは事実なのか、見ていきたいと思います。
大人気ロックバンドBUMP OF CHICKENのボーカルでギタリストの藤原さん。
2020年に一般女性と結婚したことを発表しました。
綿矢さんより5歳年上の藤原さん。
2012年、2人のプリクラ画像が出回ったことで、熱愛関係にあるという噂がネット上で生じたようです。
しかしそれ以上の根拠ある情報はなく、デマだった可能性が高いですね。
単に友人関係にあったというだけなのかもしれません。
人々の胸に刺さる見事な歌詞を作ることで知られる藤原さんですから、同世代のアイドル作家とならつり合いが取れるということで、噂が加速したのでしょう。
綿矢りさの京都愛
最後に綿矢さんの京都に対する愛を見ていきましょう。
綿矢さんは京都のご出身で、大学卒業後も京都へ戻り、専業作家になっています。
それだけ京都という土地が好きであれば、作品にも描いているのではないでしょうか。
結婚後に再び東京で暮らすため京都を離れていますが、土地への執着は変わらなかったようで、『手のひらの京』(2016)という小説を書きました。
意外にも京都について書くのは、この作品が初めてということですが、「京都に生涯住み続けることに抵抗がない。むしろ喜んで住む人がほとんどではないか」と語っています。
作品では盆地という「囲まれた土地」の中で、東京に就職したいと思いつつも、「京都を捨てるの?」と責められるヒロインの姿が描かれていました。
綿矢さん自身の、大学進学と結婚で京都を離れることになった際に感じた葛藤が、作品に投影されているのでしょう。
同時に京都への変わらぬ愛も描くことで、離れた土地にいてもつながっているという感覚を得たかったのかもしれませんね。
早熟の作家はプレッシャーや育児の困難を乗り越え、新たな境地を開拓し続けていくことでしょう。
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