川上弘美、再婚して夫は小澤實?離婚の過去。かわいいと評判&手術の理由は悪性腫瘍

芥川賞を受賞した『蛇を踏む』、映画化された『センセイの鞄』など、多くの名作で知られる作家・川上弘美(かわかみ ひろみ)さん。

ひらがなを効果的に使った文体や、個性的なキャラクターなど、その作品には独特な雰囲気があり人気を博しています。

そんな川上さんの再婚の噂、夫についての情報、離婚の詳細について見ていきます。

加えて、文壇ではとびぬけてかわいい雰囲気を醸していることや、手術をしたという情報についても触れたいと思います。

川上弘美のプロフィール

本名:川上弘美(旧姓:山田)

生年月日: 1958年4月1日

身長:176cm

出身地:東京都文京区本郷

最終学歴: お茶の水女子大学理学部生物学科

川上弘美に再婚の噂。夫は小澤實?

川上さんは2000年代前半には俳誌『澤』に参加し、俳句を投稿しています。

再婚した相手として名前が挙がっているのは、『澤』の主宰者である小澤實さんです。

神戸新聞川柳欄の選者である八上桐子さんが自身のブログにつづっていたとの噂もあるようですが、真偽のほどはわかりません。


ただそれまでにも川上さんと小澤さんの関係は噂になっていたうえ、他に信ぴょう性のある候補者も見当たらないので、可能性はありそうです。

ちなみに、交際説が流れたのは2004年、再婚時期は2012年ごろとの噂もあるようです。

本の中でパートナーについて書いていた?

川上さんは再婚について詳しく発表していないようで、ネット上に流れている話はあくまでも噂とされています。

公式情報がないことから、デマの可能性を想像する人もいることでしょう。

ですが、川上さんの著書に旦那さんらしき人物が登場するという話もあります。

川上さんのエッセイに自分のことが書かれていると、小澤さんがつぶやいていたこともあるようですね。

こうした情報があるなら、やはり再婚していて、旦那さんは小澤さんなのかもしれません。

もちろん確定するわけではありませんが、可能性はあるでしょう。

小澤さんのつぶやきについては、俳句仲間としてのエピソードが紹介されただけとも考えられるので、はっきりしたことは不明です。

ですが、本当に再婚しているなら、これから夫婦のエピソードが出てくることもあるかもしれませんよね。

そうなれば、噂が真実だったとわかるわけです。


まだ確実な情報はないようですが、気になる人は今後に期待しておきましょう。

2回目の離婚情報はない

再婚時期が2012年というのもあくまでも噂であり、情報ソースははっきりしていません。

仮に真実とするなら、小澤さんとの結婚生活は10年以上になります。

川上さんの離婚歴については、2023年現在も1回だけのようで、2回目の離婚が話題になったことはありません。

不仲の噂も聞こえてこないので、ずっと仲良し夫婦として生活しているものと思われます。

多少の衝突はあるとしても、別れるほどのケンカではないのでしょう。

夫婦関係が良好なら日常のエピソードなども知りたいところですが、川上さんからの情報発信はありません。

プライベートの夫婦生活については、あまり表に出さないことにしているのでしょうか。

再婚について明確に発表していないことからも、積極的でないことが想像できます。

そうなると離婚も発表するとは限らないわけですが、できれば別れることなく、幸せに暮らしていて欲しいものです。

川上弘美が離婚した最初の夫

川上さんの最初の夫は、大学時代に同じSF研究会に所属していた男性です。

川上さんは大学を卒業後、中高一貫の女子校で理科の教師をしていた頃にその男性と結婚、自身は退職しています。


元々、社会でまっとうに働くことに不向きだったということもあり、専業主婦として金銭面の管理などを行っていました。

4~5回は夫の転勤先に同行したそうですが、1人で行う作業が好きだったのか主婦業自体は苦にならなかったようですね。

川上さんのほんわかとした雰囲気や、ユーモラスな作風を念頭に置くと、社会には溶け込めない浮世離れした方なのかもしれません。

ただし主婦同士の付き合いは、やはり苦手だったようで、小説家と違って主婦も「天職」とは言い難かったのでしょう。

2人の息子をもうけましたが、2009年には離婚しました。

川上弘美のかわいい雰囲気と作風

川上さんはとてもかわいらしい雰囲気の方という印象がありますね。

中学から大学まで女子校育ちということもあり、お嬢様気質なのかもしれません。

ほんわかとした「不思議ちゃん」という扱いを受けてきたとしてもおかしくはないでしょう。

実際、友人からも「変人」と言われた経験があることが、ブログ「東京日記」を読んでもわかります。

しかし川上さんの非凡な点は、そのかわいらしさをそのまま作品に投影できることでしょう。

たとえば短編集『借夜記(あたらよき)』に収録された「イモリ」という作品では、イモリそのものを語り手として、愛らしい姿と行動が描かれています。

他の作品にも言えることですが、ひらがなを効果的に使用しているので優しい雰囲気も醸し出されていて、いかにも川上文学の文体です。


川上さんは誰よりも、ご自身が不思議な雰囲気の持ち主であることを認識しているのでしょう。

いくつになっても失われないそのかわいいイメージを、見事に文体へ落とし込むことで、ファンの心をつかむことに成功しているのかもしれません。

川上弘美、悪性腫瘍で手術

自身のブログ「東京日記」をまとめ、2014年に平凡社から出版されたエッセイ『不良になりました』。

「東京日記」が書籍化するのはこれで4度目でした。

2010年から2013年にかけての生活をつづった今回は、震災や原発事故など生活に影響を与えた出来事が多く盛り込まれることになりました。

川上さんご自身にとって大きな負担だったと思われるのが、2012年に悪性腫瘍が発見されたことによる手術です。

具体的な部位などは本書からはわかりませんが、ロシアへ行く矢先のことだったそうで、帰国後に手術をするという条件でいったん出発したとのこと。

急を要する容体ではなかったとはいえ、帰国後の12月末に手術を行っています。

手術後の24時間を集中治療室で過ごし、正月には退院して自宅に戻りました。

絶食のため体重が激減していたようで、確かにこの時期以降の川上さんは面やつれがひどく見えます。

エッセイによると胸のサイズも縮んでしまい、ブラジャーを買い直したそうです。


せっかくだからと派手なブラジャーを買い直して、1月中には雑誌のインタビューを受けました。

あらゆる苦難をユーモアに変えてしまうのも、その魅力なのでしょう。

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