2003年のアメリカ映画『ラストサムライ』への出演以降、世界を舞台に活躍中の渡辺謙(わたなべ けん)さん。
日本を代表する俳優として、「ケン・ワタナベ」の名前は外せませんね。
ハリウッド進出前と後では年収も大きく変化したといわれています。
その気になる年収や猛勉強した英語のこと、演技についての海外の評価、渡辺謙さんの名言などをまとめました。
渡辺謙の気になる年収!
年収については、『ラストサムライ』への出演前と後では大きく変わっています。
ちなみに『ラストサムライ』出演時は約500万円という低いギャラでした。
しかし、この映画に出演したことで箔が付き、年収が大幅にアップしたといわれています。
以降は海外からのオファーも増え、国内でも仕事が激増。
ひと頃は年収10億円ともささやかれました。
その後は徐々に落ち着いてきたようで、推定年収は約3億円とのこと。
ハリウッド制作の『バットマン」では1億円、『GODZILLA』では5億円のギャラを手にしたといわれますが、邦画の出演料となると、渡辺謙さんクラスでも3000万円前後なのだとか。
とはいえ、ギャラが高額すぎてオファーがこなくなるという皮肉なケースもあるので、あまり年収が高額になるのも考えものですね。
渡辺謙の英語は?
ハリウッド進出にあたり、40歳を過ぎてからの猛勉強で英語を身につけた渡辺謙さん。
インタビューも通訳なしで受け答えしていますね。
ハリウッド版『GODZILLA』で芹沢猪四郎博士役を演じた際、作中のセリフ「GODZILLA」を英語発音で言ってほしいと監督から指示されたそうですが、渡辺謙さんはこれを拒否。
「ガッジーラ」ではなく「ゴジラ」と日本語で発音しました。
ゴジラを生んだ日本人としての譲れない思いがあったのでしょう。
後にエドワーズ監督は、
映画史に残る名場面になった。
と、このシーンを評価。
そんな渡辺謙さんも、映画のセリフとは全く違う舞台特有の英語には苦労したようです。
歌が大変で、早口言葉みたいで…
何度もダメ出しをされ、「登校拒否になるくらい」に精神的な限界がきてしまいました。
ミュージカル『王様と私』の英語力について、海外の反応を拾ってみます。
彼の話は分かりにくい時がある(ニューヨーク・タイムズ紙)
英語は粗く、独唱も乱雑(ニューヨーク・ポスト紙)
日本語アクセントはきついが、ささいなことだ(ウォールストリート・ジャーナル紙)
評価は若干分かれるようですね。
観る者によって異なるという印象なのでしょうか。
逆にとらえれば、こぞってこき下ろされていないところがすごいと思います。
渡辺謙の演技は海外でどう評価されてる?
日本では俳優がハリウッド進出すると大々的に報じられますが、現地の評価はあまり日本には届いてきません。
かつては松田優作さん、今では工藤夕貴さんなどもそうですね。
再び『王様と私』の演技について、海外の声を拾ってみましょう。
肝心な時はちゃんとする(ニューヨーク・タイムズ紙)
全てのシーンと歌に壮大さと優美さが詰まっている(デーリー・ニューズ紙)
演技についてはおおむね好評のようです。
演技力はもとより、顔だちや表情の作り方が大きくてわかりやすいところも評価に結びついているのでしょう。
仕事についての渡辺謙の名言!
やはり芝居や俳優業に関する言葉が多いですが、ここでは一般人にも共通する名言を選んでみました。
結局、仕事が上手くなるというのは、スキルを習得するうんぬんよりも、どれだけ自分や他人の人生に対して真摯に向き合えているかってことではないでしょうか。仕事って全人格的な表現だから、その人の人生との向き合い方が如実に現れてしまう。付け焼刃で誤魔化すことはできません。
— 俳優 渡辺謙の名言 (@kenwatanabe_bot) 2019年9月18日
その人の性格や生きざまは顔に表れるとよく言いますが、仕事についても同じことが言えるのではないでしょうか。
例えば、私生活で真面目できちんとした人が仕事面ではいいかげんというケースはあまり聞いたことがありません。
その人の人となりを知るには、仕事への取り組み方を見てみるのがいいかもしれませんね。
高校時代には吹奏楽部に所属し、音楽家をめざしていたという渡辺謙さん。
諸事情でその夢をあきらめ、芝居の道を選んだのは運命だったのかもしれません。
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