年齢サバ読み、カツラ疑惑、年の差婚と、本業以外の話題が先行しがちな冠二郎(かんむりじろう)さん。
通常はバッシングの的となる年齢詐称も、大笑いされて終わりという得なキャラクターの持ち主でした。
この騒動は年収にも思わぬ好影響をもたらしたようですよ。
私生活では親子ほど年齢差のある妻との結婚が話題になりましたが、子供についても気になるところです。
また、近年は「痩せた」という声もよく聞かれましたが、2019年早々に受けた手術が関係していたのでしょうか。
訃報と同時に話題になった死因についても、一緒に見ていきましょう。
冠二郎のプロフィール
本名:堀口義弘(ほりぐち よしひろ)
生年月日:1944年4月23日
没年月日:2024年1月1日(79歳没)
出身地:埼玉県秩父市
最終学歴:埼玉県立秩父高等学校
冠二郎が31歳年下の妻と初めての結婚!子供は?
2016年3月31日に年の差電撃婚をして世間を驚かせた冠二郎さん。
新郎は72歳、新婦は41歳で、二人とも初婚でした。
なんと出会ってから2か月のスピード婚だったそうです。
冠二郎さんは「驚いた婚」と命名し、幸せでごめんなさいと嬉しさを隠しきれない様子。
出会いの瞬間は天女が降りてきたようで、まるで夢みたいだったと振り返ります。
J-POPの歌手なら「目の前に女神が現れた」などとコメントするところを、天女うんぬんと表現するあたりに演歌歌手のスピリットを感じます。
妻・みなこさんは歯科衛生士。
8歳の時に初めて冠二郎さんのコンサートを観て以来、憧れていたのだとか。
8歳というと、1983年頃ですね。
「アイ・アイ・アイライク演歌」でおなじみの『炎』で本格的にブレイクする前の話です。
みなこさんはまた、この人と結婚すると思っていたとも発言。
年齢は数字にすぎず、男気があってやさしいと幸せオーラいっぱいです。
出会いから結婚までのトントン拍子ぶりをまとめてみましょう。
1月24日、イベントの手伝いに天女が舞い降り、冠二郎さんが一目惚れ。
2月7日、天女の両親にあいさつ。
3月31日、入籍。
5月26日、大宮八幡宮で挙式。
幸運にも、みなこさんの両親も冠二郎さんのファンだったことから、冠さんなら大丈夫と手放しで祝福してもらえたそう。
すべてのことがこれほど順調かつスピーディーに運ぶということは、結ばれるべくして出会った二人なのかもしれません。
子供は授かりものなので自然にまかせたいと妻が語る一方で、いただけるものなら一人は欲しいと意欲をのぞかせていた冠二郎さん。
しかし、亡くなるまでおめでたのニュースはありませんでした。
冠二郎、年齢詐称騒動で年収アップ?
2015年には年齢のサバ読み報道で、5歳若く公称していたことが発覚。
デビュー時がグループサウンズブームだったこともあり、事務所の意向で18歳としてデビューした経緯がありました。
実に48年間も詐称してきたことになりますが、冠二郎さんはそれが心苦しく、心が休まったことはないと陳謝。
事が事だけに歌手生命の終わりも覚悟したようですが、なぜか周囲の反応は爆笑で、歌手仲間や仕事先の人たちも好意的にとらえてくれたそうです。
さらに、この一件で思わぬ幸運も。
注目度がアップしたことや、実年齢は70代だったことから、敬老会の歌謡ショーをはじめとする仕事が急増して年収は前年の3倍に。
近年のスケジュールをみても、敬老関連のイベントの仕事はよく入っていたようです。
今日は敬老の日
日本全国敬老の日イベントを
開催されていると思います。
わが市ではスターを呼んでのコンサート
何と冠二郎さんと
伊東ゆかり(娘付き)さんが
歌いに来てくださりました。
母の話では大変満足の
歌謡ショーだったとの事
冠さん伊東さんありがとう! pic.twitter.com/X6HIZduwlC— 木住野武(Takeshi Kishino) (@takeshioekaki) 2019年9月16日
逆風のダメージがゼロだったうえに、追い風に変わった冠二郎さん。
これは持っている人かもしれません。
冠二郎が心臓手術!入院中に10㎏痩せた!
2019年に入ると、危うく命を落としかけたというショッキングな報道がありました。
同年1月に虚血性心不全の手術を受け、2月には自宅で転倒。
腰の骨を圧迫骨折していたことが明らかになりました。
前年末から体調不良を訴えていたようですが、病院嫌いの冠二郎さんは病院にかからず。
1月17日には仕事に支障が出るほど息苦しくなり、ようやく病院を訪れます。
検査の結果、心臓の冠動脈が狭くなっており、血液を送り出す力が通常の半分に低下していました。
半日遅かったら命を落としていたと医師に告げられたそうです。
約20日間の入院を終えて退院するも、今度は自宅で転倒。
5月中旬までコルセットをして仕事をするはめに。
復帰後の取材では、その痩せた姿に注目が集まったようですが、入院中に体重が10㎏も落ちたとのこと。
もし妻がいなくて大病をしていたら、精神的にまいってしまい、現状には戻れなかったはずと語っていた冠二郎さん。
生きていてよかったと心底思う体験は、人生に何度もあるものではありませんね。
冠二郎の死因は心不全
冠さんは、2024年1月1日に亡くなっています。
同年1月11日、日本コロムビアによって公表され、ファンの間に衝撃が走りました。
発表された死因は心不全。
埼玉県内の病院で、奥さんやマネージャーに見守られながら旅だったそうです。
演歌歌手の冠二郎さんが、1月1日に心不全のため亡くなっていたことを、所属する日本コロムビアが公式サイトで発表。79歳。
冠さんは、埼玉県秩父市出身。1967年にデビュー。
紅白歌合戦に3度出場。
2019年1月には、虚血性心不全と診断され、緊急手術を受けましたが、その後復帰を果たしていました。 pic.twitter.com/ybPi05bKfX— あしさん (@Ytb7yhtIoh7U5WJ) January 15, 2024
冠さんは、2022年秋頃、足腰が弱ったことなどから入院していたのだとか。
いったん退院してからも体調はすぐれなかったようで、入退院を繰り返す生活だったそうです。
そうした療養を続けていたところ、容体が急変。
2024年の元旦に力尽きてしまいました。
長期療養で少しずつ回復していけばよかったのですが、それが難しいほど厄介な症状だったのかもしれませんね。
いろいろな病気をしていたが死因とは別
関係者が語ったところによると、冠さんは心臓病や糖尿病を患っていたそうです。
2022年からの体調不良について、詳しい原因はわかっていませんが、そうした以前からの病気が影響した可能性もあるかもしれません。
さらに、2013年には口腔がんを公表している冠さん。
前述のとおり、2019年には虚血性心不全で手術も受けました。
そうした病歴を知っている人は、訃報を聞いていろいろな死因を思い浮かべたかもしれません。
ですが、はっきりしているのは心不全ということだけ。
他の病気が死因になったという確かな情報はありません。
虚血性心不全などはいかにも関係がありそうですが、2024年の心不全とのつながりは、特に発表されなかったようです。
死因ワクチン説に証拠はない
2024年1月は、八代亜紀さんや小金沢昇司さんの訃報も流れています。
そうした有名歌手の訃報は、「コロナワクチンが死因」という謎の噂も広めてしまいました。
冠さんの場合も、心不全と発表されたにもかかわらず、ワクチンを疑う人や決めつける人がいたようです。
ワクチン死とかの関連もよく聞くけど。でも何故惜しまれる人から先に亡くなってしまうのかな
アイツとかあいつとか彼奴等とか、ピンピンしてるじゃん八代亜紀に続いて冠二郎も
訃報が続いて気持ちが沈む— ゆめみん (@humbleservant47) January 11, 2024
ですが、ワクチン死因説には証拠がありません。
ワクチンとの関連が強そうな情報でも出ているならともかく、特につながりは見つかっていないようです。
おそらく、強引に結びつけたデマなのでしょう。
証拠のない話を簡単に信じないよう、注意したいものです。
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