長らく離れていた芸能界に復帰した事が大きな話題となったつちやかおりさん。
幸せいっぱいの私生活を送っていたと思われていましたが決してそのような事はありませんでした。
つちやかおりのプロフィール
本名:土屋 かおり
生年月日:1964年8月26日
身長:146cm
出身地:東京都中野区
最終学歴:明治大学付属中野高等学校
所属事務所:ELEVER
つちやかおりの娘は病気?
1979年にドラマ「3年B組金八先生」でデビューしたつちやかおりさん。
多くのスターを輩出した同ドラマですが、その中の一人だったのです。
1982年には「恋と涙の17才」でアイドル歌手としてもデビュー。
「花の82年組」として歌手だけでなくドラマにグラビア、レポーターと活躍の場を広げていきました。
1991年には同じく「花の82年組」だった元シブがき隊の布川敏和さんと結婚。
アイドルとして活躍していた高校生の頃から交際していた事も大きな話題となりました。
子どもを出産するも予想外の難病が発覚
つちやかおりさんは結婚を機に芸能界を引退し専業主婦に。
1992年に長男の隼汰さん、1994年には桃花さん、2001年には花音さんと3人の子供にも恵まれます。
優しい夫と3人の子供に囲まれて幸せな生活を送っていたと誰もが思ったことでしょう。
ところが2007年に夫婦で出版した著書「涙のち笑顔 大病と闘った娘と家族の2000日」で壮絶な日々を送っていた事が明らかとなり大きな話題になりました。
何と2001年に誕生した花音さんは生まれながらに「頭蓋底奇形腫」という難病に侵されていたんです。
「頭蓋底奇形腫」は頭蓋骨に出来る腫瘍の総称で花音さんの腫瘍の位置は喉の奥から後頭部の辺り。
そのため喉が圧迫され呼吸が十分にできずミルクを飲むことも困難という状況でした。
無事に回復し成長
ミルクが飲めないため胃に直接ミルクを入れるための胃ろうの手術を受け、体力が付いたのを見計らって腫瘍の除去手術を開始。
手術は無事成功し喉の腫瘍を取る事が出来ましたが、全ての腫瘍を取り除けたのは4歳半になったころ。
花音さんが小学校に入学した事でつちやかおりさんと布川敏和さんがこの出来事を公表。
きっと無事に小学生になった事が家族にとって一つの区切りとなったのでしょうね。
現在、つちやかおりさんの長男である隼汰さんは俳優、長女の桃花さんはモデル、タレントとして活動しています。
次女の花音さんも一時期、芸能活動をしていましたが今は芸能活動は行っておらず。
2019年4月からグラフィックを学ぶために専門学校に通っているそうです。
娘の闘病期間は親も体調を崩した
花音さんの難病との闘いは、とても辛い日々だったことでしょう。
これは、本人だけでなく、両親も同じでした。
幼い体で病気に苦しむ姿を見るのは、親として何よりも苦しいことだったと思われます。
特に、布川敏和さんの苦悩は凄まじいものだったようです。
あまりの辛さに限界を超えてしまったのか、当時はうつ病を発症しました。
次女の病気で悩んでいた頃に彼の両親が続けて亡くなった悲しみで、布川は精神に変調を来たしていた。
ちょうど両親との別れも重なっていたとなると、その悲しみはとても深かったはず。
少し想像しただけでも苦しくなってきます。
実際に体験した布川敏和さんが耐えられなかったのも、無理はないでしょう。
妻であるつちやかおりさんは、仕事に影響が出るほど飲酒を繰り返す様子から、異変を感じ取っていました。
しかし、うつ病とはわからなかったため、離婚を考えるほど悩んだそうです。
大変な時期にだらしない生活を始め、それを改めようともしない様子から、心の距離を感じてしまったのでしょう。
しかし、あまりに不自然な行動が目立つことから医師に診てもらうと、結果はうつ病。
苦しむ夫に対してきつい態度をとったこともあったのか、それまでの出来事を振り返り、ひどく後悔したそうです。
とはいえ、花音さんの闘病期間は、母親としても辛い日々だったはず。
そんなときに夫の病気も重なったとすると、なんとか健康を維持できたのはすごいことです。
「自分まで倒れたら」と想像し、必死にがんばったのではないでしょうか。
難病を乗り越え感動の成人式
うつ病のエピソードからもわかるように、花音さんの難病は、家族全員にとって辛い出来事でした。
だからこそ、成人式での感動はひとしおだったようです。
つちやかおりさんも、同じ気持ちだったことでしょう。
当時の公式ブログでは、花音さんへの思いを綴っていました。
自分の夢に向かって努力惜しまず
突き進む姿勢に
ママは見守る事しか出来ないけど
ずーっと応援してるからね
満足に呼吸ができず、ミルクを飲むことも困難だったとすると、当時は本当に不安だったはず。
そんな時期を乗り越え、無事に成人のお祝いができたことは、ずっと残っていく大切な思い出になったでしょう。
つちやかおりは今どうしてる?
結婚を機に芸能界を引退したつちやかおりさん。
子育てが落ち着いてきたことで2012年に芸能界に本格復帰。
長年、専業主婦をしていたため、復帰は大きな話題となりました。
ですが芸能活動を再開して家を開ける時間が増えた事で2014年の不倫と離婚に繋がってしまったような気もしてしまいます。
芸能界に復帰した当初、つちやかおりさんは夫や長男と同じくT-BIRDに所属。
ただ、布川敏和さんは所属タレントでありながら事務所の社長でもありました。
そのため、離婚した翌年には事務所を移籍。
現在は長女の桃花さんが業務提携しているELEVERの所属となっています。
長年のブランクがあったにも関わらず芸能活動再開後は大忙し。
情報番組やバラエティ、舞台にライブと精力的に活動しています。
昨日 舞台流れる雲よ 東京本公演
千秋楽でした
演者35名 1人もかける事なく
全員で やり遂げました。
もう 感無量です
連日たくさんのお客様にご来場頂き
本当にありがとうございました
そして ダンスの先生なのに
受付に立ち 私のお客様対応をして
くれためるも 感謝です✨
ありがとう💖 pic.twitter.com/I9KxidL21y— つちやかおり (@kaori_tsuchiya8) August 22, 2022
つちやかおり歌手デビュー
40周年&バースデーライブ
本日 チケット 完売致しました✨早々のご予約 ありがとうございました❣️🤗
楽しい夏のひとときにしましょう🎆 pic.twitter.com/0T7I4bWKRl
— つちやかおり (@kaori_tsuchiya8) July 8, 2022
今のアイドルが芸能活動を休止後、再び活動を始めてもこれほど多忙となる事は恐らくないでしょう。
それだけ昔のアイドルは特別な存在だったという証明でもありますね。
また、つちやかおりさんは元夫と番組で共演する事も少なくありません。
離婚後も共演するほど仲が良いならば離婚をしなくても良かったのでは、と思ってしまいます。
つちやかおりの兄が両親の介護で鬱に?
高齢化社会が進む日本では介護が大きな社会問題の一つとなっています。
介護で心身ともに疲弊し「介護うつ」になってしまう事も少なくありません。
つちやかおりさんの母も2010年に認知症を発症。
父親も寝たきりとなっており両親ともに介護が必要な状況になってしまいました。
そのため両親と同居していた兄が介護をすることに。
つちやかおりさんは自分の家庭の事で頭がいっぱいだったのか兄の異常に気が付いたのは2013年のこと。
父の葬儀で喪主を務めた兄は呂律が回らず立つことも出来ない状況だったそうです。
葬儀後、兄を病院に連れて行くと「介護うつ」と診断。
このまま兄まで倒れてしまうと、つちやかおりさんの母は2014年に認知症グループホームへ入所。
認知症は進み「要介護3」となり今では娘の事も分からなくなってしまったそうです。
こうした自身の経験からつちやかおりさんは「認知症ケア指導管理士」という資格を取得。
「認知症ケア指導管理士」とは認知症となった本人だけでなく家族などをサポートするための資格。
その他、認知症に関する講演活動も行っています。
今後、日本中でつちやかおりさんの家庭と同じような問題が起こるはず。
そんな時に、過去の経験が大きな手助けとなる事は間違いないでしょう。
これからは益々、忙しくなりそうですね。
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