永井豪がフランスで勲章を受勲、イタリアでも大人気。天才の理由&石川賢との違いとは

多くの人気作を生み出し国内外で高く評価される永井豪(ながい ごう)さん。
永井豪さんのように様々なジャンルでヒットを飛ばせる漫画家は二度と現れないかもしれません。

永井豪がフランスで勲章を授与された?

後続の漫画家に多大なる影響を与えた漫画界の巨匠、永井豪さん。

漫画家を目指したきっかけは幼少期に読んだ手塚治虫さんの「ロストワールド」。
浪人中に体調を崩した事で自分が生きた証として漫画を残す事を決意。


こうして大学進学を諦めて漫画を描き始めた永井豪さん。
約1年半に渡って出版社へ原稿の持ち込みをするも掲載とはならず。

編集者からプロの漫画家に原稿を見てもらう事を勧められた永井豪さん。
漫画家を志すきっかけとなった手塚治虫さんに原稿を見てもらおうと手塚プロダクションへ赴くも会う事は出来ず。

落ち込む永井豪さんでしたが、石ノ森章太郎さんが原稿を見てくれるという連絡が。
その後、永井豪さんの原稿を見た石ノ森章太郎さんはすぐに仕事を手伝うように伝えたそうです。

石ノ森章太郎さんは原稿を一目見て永井豪さんの才能に気が付いたのでしょう。
そうでなければすぐに仕事を手伝わせるなんてしませんよね。

こうして石ノ森章太郎さんのアシスタントとなった永井豪さん。
石ノ森章太郎さんのアシスタントが非常に多忙なためストーリー漫画を描くことが困難に。

そこでページ数が少なくて済むギャグ漫画に路線変更。
この方針転換が功を奏したのか1967年に「目明しポリ吉」でデビューが決定。

1968年に連載が始まった「ハレンチ学園」が良くも悪くも日本全体で大論争を巻き起こす社会現象に。
その後も「デビルマン」や「マジンガーZ」、「キューティーハニー」など多くの作品が大ヒット。

こうして人気漫画家の仲間入りを果たした永井豪さん。
生み出した作品の数々は日本だけでなく世界からも高く評価されています。

2019年にはフランスの芸術と文化に高く貢献したとして芸術文化勲章シュバリエを受勲。

フランスで開催された「ジャパンエキスポ」で受勲の連絡を受けた永井豪さん。
事前に知らされていなかったそうで突然の出来事に大変驚いたそうです。

永井豪はイタリアでも大人気?

芸術大国と言われるフランスで高く評価された永井豪さん。
伝統と情熱の国であるイタリアでも大人気なんです。

2017年に永井豪さんの画業50周年を記念して作られた映画「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」。
この作品がどこよりも早く公開されたのがイタリア。
邦画アニメーションの初公開がイタリアという異例の出来事は大きな話題となりました。

ローマ国際映画祭に招待出品された「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」。
レッドカーペットに永井豪さんが姿を現すと現地ファンが主題歌を日本語で熱唱。
上映終了後はスタンディングオベーションで客席の永井豪さんの元にファンが押し寄せたそうです。

また、イタリアでは永井豪さんの漫画「鋼鉄ジーグ」がモチーフとなっている映画「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」も製作されています。
同映画はイタリアのアカデミー賞と言われるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で16部門にノミネートされ7部門を受賞しています。

永井豪さんのイタリアにおける人気の高さが良く分かりますよね。

永井豪が天才と言われる所以は?

長く続く日本漫画界では天才と呼ばれる漫画家は少なくありません。
ですが永井豪さんほど「天才」という言葉がピッタリの漫画家はいないでしょう。

シリアスからギャグまで幅広いジャンルの作品を描くことが出来る永井豪さん。
しかもその多くがアニメ化や実写化されるなど大ヒットしています。

また、永井豪さんは現在も刊行が続く4大週刊少年誌と休刊となった3つの週刊少年誌で連載した唯一の漫画家。
特徴も読者層も違う週刊少年誌で連載できたのも永井豪さんの引き出しの多さ故でしょう。

これだけ多くの雑誌で連載していたため多い時には一度に5本の週刊連載をしていたことも。
代表作の1つである「デビルマン」に重点を置き仕事量を減らした時もあったそうですがそれでも月に400〜500ページも描いていたそうです。

こんなに多くの仕事をしていても締め切りを破る事は殆どなかったという永井豪さん。
内容もジャンルも違う複数の作品を抱えながら締切を守るなんて一体、頭の中はどうなっているのでしょう。


とても常人とは思えない永井豪さん。
多くの人達から天才と言われるのも納得ですよね。

永井豪と石川賢との違いは?

マジンガーZと並ぶスーパーロボットの代表的なロボットであるゲッターロボ。
そのゲッターロボを永井豪さんとともに生み出したのが石川賢さん。

石川賢さんは高校卒業後、永井豪さんのアシスタントに。
先生とアシスタントという間柄でしたが永井豪さんは石川賢さんの事を弟子と思った事は一度もないんだとか。
それどころかもっと早く出会っていれば藤子不二雄さんのようになっていたかも、と語っています。

ゲッターロボが二人の共作となっているのも間違いなく信頼関係があったから。
永井豪さんは石川賢さんに原作だけでなくメインキャラクターのデザインも任せていました。

また、ゲッター1のデザインを手掛けたのも石川賢さん。
永井豪さんはゲッター2、3をデザインしています。

このように永井豪さんは石川賢さんの事を対等な関係と思っていました。
ですが残念なことに世間ではそのように感じていない人が多いようです。

石川賢さんが永井豪さんのアシスタントをしており、絵柄が似通っていることから評価に大きな差がついてしまっています。
ゲッターロボを知っていても石川賢さんの名前を知らない人も少なくないのではないでしょうか。

永井豪さんがあまりにも偉大、という事もあるでしょう。
ですが石川賢さんはもっと評価されても良い漫画家であることは間違いありません。


既に故人となってしまっている石川賢さん。
生前にもっと正当な評価をされて欲しかったと思ってしまいます。

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