将来の歌舞伎界を牽引するスターとして期待が寄せられる尾上菊之助(おのえきくのすけ)さん。
立役から女形の大役まで華麗に演じる力量に可能性の大きさを感じます。
今回は尾上菊之助さんのプライベートにフォーカスして嫁や結婚についてまとめました。
跡取りとなった息子や幼稚園についてもみていきます。
尾上菊之助のプロフィール
本名: 寺嶋和康(てらしま かずやす)
生年月日: 1977年8月1日
身長: 173cm
血液型: B型
出身地: 東京都
最終学歴: 青山学院大学(中退)
屋号: 音羽屋
尾上菊之助の嫁は中村吉右衛門の娘!結婚を決意したきっかけ
尾上菊之助さんは、2013年2月26日に神田明神で結婚式を挙げました。
お相手は中村吉右衛門さんの四女・波野瓔子(ようこ)さん。
瓔子さんは1982年8月生まれで、青山学院大学文学部仏文学科卒業後は銀座の和光に勤めていました。
お互いに歌舞伎の世界で生まれ育ち、子供の頃から顔見知りだった二人ですが、交際するようになったのは2年ほど前。
その後中村勘三郎さんが他界し、息子の勘九郎さんと七之助さんが懸命にがんばっている姿に心を打たれた菊之助さんは、自分も身を固めなければと思ったそうです。
家を守ってくださいというプロポーズの言葉がいかにも音羽屋の跡取りらしいですね。
結婚の報告を受けた際、父の尾上菊五郎さんは、娘がフランス人の旦那をもらった時より驚いたとコメント。
2012年の末から2013年にかけては中村勘三郎さん、市川團十郎さんという大きな柱を失った歌舞伎界。
久しぶりの明るいニュースに、ほっとした人も多かったことでしょう。
性格も決め手のひとつ
中村勘三郎さんの死去をきっかけに結婚を考え始めた尾上菊之助さんですが、決め手はそれだけではないようです。
結婚を決意した理由についての質問では、奥さんの性格を挙げていました。
明るくて和む女性。2人でいて楽しいと感じています。
これは、とても大事なことですね。
いくら結婚願望が強くなっても、相手を適当に選ぶわけにはいきません。
相性の悪い女性と結婚し、うまくいかない事態になれば、お互いの親族まで不幸にしてしまう可能性もあります。
音羽屋の跡取りとしての責任もあるなら、「人生を共に歩んでいきたい」と本気で思えるような相手を見つける必要があったでしょう。
そう考えると、一緒にいる時間が楽しいと感じる波野瓔子さんは、ぴったりな女性と思われます。
長く寄り添っていくには、心地よい時間を過ごせる相手がいいですよね。
また、明るい性格であれば、家庭全体の雰囲気まで明るくしてくれそうです。
和ませてくれる部分もあるなら、家族と過ごす時間が日々の癒しになるでしょう。
それに加えて、お互いによく知っている幼馴染というのも大きかったかもしれません。
長い間交流があったのなら、交際を始める前から、すでに相手のいろいろな部分を知っていた可能性があります。
そうした要素を総合的に考えた結果、一番相応しいと感じる女性が、波野瓔子さんだったのではないでしょうか。
奥さんも性格に魅力を感じていた
性格の魅力で結婚を決意したのは、波野瓔子さんも同じと思われます。
結婚会見の際に、夫の温かく優しい性格を語っていました。
羽毛布団に包まれているような温かい気分になれる方です。
布団に包まれているような感覚というのは、とても気持ちよさそうです。
尾上菊之助さんの性格は、そうした癒しを感じさせるほどに優しく、穏やかということなのでしょう。
そんな人と結婚したら、毎日が幸せになりそうですね。
幼い頃から知っている仲なら、そうした性格の魅力には、昔から気がついていたかもしれません。
となると、交際が始まる前から密かに好意を抱いていた可能性もありそうです。
もしそうなら、プロポーズを受けたときは、とても嬉しかったことでしょう。
お互いの性格が好きなら、いつまでも仲の良い夫婦でいられそうですね。
尾上菊之助の息子は尾上丑之助!
同年の11月28日には第1子の男児が誕生。
尾上菊之助さんは出産に立ち会い、ビデオ撮影もぬかりなく、へその緒切りも体験。
将来跡取りとなる大切な息子には、自身の本名から1字をとって「和史」と命名しました。
和をもって歴史を刻んでほしいという聖徳太子パクリのようなコメントが飛び出す一方で、子は親の背中を見て育つので歌舞伎役者になるかどうかは私しだいという名言も。
さすがは将来を嘱望される若手スターです。
和史くんは2019年5月3日の「團菊祭」で「7代目尾上丑之助(うしのすけ)」を襲名。
徹子の部屋 尾上菊之助 & 寺嶋和史 | 2019年4月29日 – 19.04.29https://t.co/E2oJTl5lyd
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演じた牛若丸のお供役の鬼次郎、鬼一法眼には二人の祖父たちが扮し、孫の晴れ舞台を盛り立てました。
考えてみると、両祖父ともに人間国宝という環境はそうそうあるものではありませんね。
筆者ならグレてしまうところですが、どうか重圧に負けずにがんばってほしいです。
この頃は市川海老蔵さんや中村勘九郎さんにもそれぞれ男児が誕生。
歌舞伎界はちょっとしたベビーブームでした。
尾上菊之助の息子の幼稚園は?
尾上菊之助さんの息子の幼稚園についても関心を寄せる人が多いようです。
公表はされていませんが、ネット上では暁星幼稚園などいくつか候補が並んでいますね。
それらの中で最有力候補として挙げられているのが青山学院幼稚園です。
いちばんの理由は尾上菊之助さんが出身者ということ。
寺島しのぶさんも初等部から大学まで青山学院ですね。
青山学院は歌舞伎役者御用達の学校のひとつでもあります。
尾上菊之助さんは青山学院高等部から青山学院大学へ進学しており、寺嶋家と青山学院は縁が深いこともあって、息子も同学院に通っている可能性が高いとみられているようです。
同じ環境で生まれ育った瓔子さんという伴侶を得て、和史くんという跡取りも授かった尾上菊之助さん。
家族で支え合い、音羽屋を盛り立てるとともに、これからも意欲的な挑戦を期待します。
尾上菊之助のプロフィールまとめ
映画やテレビドラマでもおなじみの尾上菊之助さんは音羽屋の歌舞伎俳優です。
1977年8月1日に尾上菊五郎さんの長男として東京都で生まれました。
本名は寺嶋和康さん。
母は富司純子さん、姉は寺島しのぶさんです。
青山学院大学文学部を中退していますが、入学の翌月に「5代目尾上菊之助」を襲名したことから、おそらく歌舞伎に専念するための選択だったのでしょう。
映像作品では 2006年版『犬神家の一族』、『西郷どん』『下町ロケット2』『グランメゾン東京』などに出演。
また、シェイクスピアの『十二夜』の歌舞伎版を企画して蜷川幸雄さんに演出をオファーした『NINAGAWA十二夜』は日本のみならずイギリスでも高い評価を得ました。
2019年には待望の新作歌舞伎も発表。
スタジオジブリ作品が歌舞伎演目として上演されるのは初めてのことです。
意欲的な挑戦は応援したくなりますね。
尾上菊之助さん、新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』を5年かけて実現!「より深い世界観に触れてほしい」https://t.co/RAm0PLBZ1L#新作歌舞伎 #風の谷のナウシカ @nausicaa_kabuki#宮崎駿 #尾上菊之助 #中村七之助 #G2 #スタジオジブリ #新橋演舞場 #magazinelee
— LEE編集部 (@lee_shueisha) 2019年11月9日
12月8日の公演中の負傷が心配されましたが、大事に至らずひと安心です。
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