櫻井淳子と渡瀬恒彦の関係。昼ドラの女王と話題。高橋由美子と仲良し＆川越商業高校出身

18歳でデビューして以来、着実にキャリアを重ねてきた櫻井淳子(さくらいあつこ)さん。

パイプレイヤーのイメージがありますが、映画・ドラマいずれも主演作のある実力派です。

『ショムニ』『只野仁』『おみやさん』など、出演作がシリーズ化されることが多い幸運の女神でもありますね。

この記事では、持ってる女優・櫻井淳子さんに注目。

共演者だった渡瀬恒彦さん、話題沸騰の昼ドラ、プライベートでも仲良しの高橋由美子さん、出身や高校についてまとめます。

櫻井淳子のプロフィール

生年月日:1973年1月5日

身長:162cm

血液型:A型

出身地:埼玉県入間郡鶴ヶ島町（現：鶴ヶ島市）

最終学歴:埼玉県川越商業高等学校（現：川越市立川越高等学校）

所属事務所:株式会社アイエス・フィールド（元：芸映プロダクション）

櫻井淳子は『おみやさん』で渡瀬恒彦と共演

『おみやさん』の七尾洋子役は、女優としてやっていけるかもと自信がついた頃に舞い込んだものでした。

渡瀬恒彦さんのパートナーという役どころだったため、緊張し通しだったそう。

けれども頑張りを渡瀬恒彦さんはちゃんと見ていてくれたようです。


一緒に食事にでかけるほど親しくなり、演技のアドバイスもくれたのだとか。

渡瀬恒彦さんは警察官役のイメージが強いかもしれませんが、かつては正反対でした。

入社当時の東映がヤクザ映画路線だったこともあり、アウトロー役で活躍。

『仁義なき戦い』のギラギラした若いヤクザ役は鮮烈でした。

人柄をしのばせるエピソードがたくさんありますが、1981年版『セーラー服と機関銃』の裏話もそのひとつ。

薬師丸ひろ子さんが機関銃を乱射するシーンでガラス片が飛び散り、顔に傷を負った時のことです。

「すぐ治るから」と軽くとらえていた人間に対して、自分の娘でも同じことを言うのかと食ってかかり、傷を心配したのが渡瀬恒彦さんでした。

2017年、胆嚢がんによる多臓器不全のため72歳で亡くなっています。

余談ですが、プロテニスプレイヤーの錦織圭選手は遠縁にあたります。

大原麗子さんと結婚していたことも最近では知らない人が増えてきているようですね。

渡瀬恒彦の言動が仕事に対する意識を変えた

2021年のインタビューでは、渡瀬恒彦さんとの忘れられないエピソードを披露したことがあります。

それは、『おみやさん』の撮影現場で怒られたことでした。

「寒い現場で撮影を待っているとき、あまりに寒すぎて『寒い、寒い』と連発してたんです。そうしたら渡瀬さんに『寒い寒いと言うな！』と厳しく怒られました。

そのとき、他のスタッフは準備のために忙しく動き回っていました。


渡瀬恒彦さんは、周囲の人たちが働いていることを理由に、待ち時間でも椅子に座らず立っていたそうです。

おそらく、暖をとる暇もなく動いている人たちの近くで、何度も「寒い」と言う態度を失礼と感じたのでしょう。

実は、『おみやさん』をやるまではヒロイン役などが多く、いつも周囲からチヤホヤされていたという櫻井淳子さん。

それまでは、がんばっている人の横で自分だけ不満を口にしても、注意されることはなかったのかもしれませんね。

しかし、怒られたことがきっかけで、自分の意識を変えることができたようです。

渡瀬恒彦さんは、休憩時間にただ休むだけでなく、他のスタッフと話し合いをすることもあったのだとか。

スタッフに余計な負担をかけないための配慮も、普段から自然にできる人だったようです。

ただ演技だけするのではなく、現場全体を見渡しながら行動していたんですね。

そんな姿を見た櫻井淳子さんは、態度を改めることができました。

もし変わらなければ、スタッフと衝突するなど、評判の悪い女優になった可能性もありそうです。

2023年現在も役者として活動を続けられるのは、渡瀬恒彦さんのおかげなのかもしれません。

行きつけの店で一緒に食事する仲

『おみやさん』の撮影を通して徐々に親しくなっていった2人は、前述のとおり一緒に食事をすることも増えていきました。

その中では、渡瀬恒彦さんの行きつけのお店に連れて行ってもらうこともあったようです。


撮影にも協力してくれた京都の人気料理店『辰樹』は、プライベートでもよく行くお店だったのだとか。

6年前、東日本大震災があった日に共演している櫻井淳子さんと来てくださったのが最後だったかな。

そんなお店に誘ってもらえたとすると、かなり仲が良かったのでしょうね。

ちなみに、当時の渡瀬恒彦さんが好んで食べていたのは、焼いたのどぐろ。

ビールや焼酎と一緒に絶品料理を楽しんでいたものの、飲みすぎにはいつも注意していたそうです。

そんなエピソードからも、真面目で誠実な性格が伝わってきますね。

櫻井淳子は昼ドラの女王かも？

デビューの2年後に初主演した昼ドラ『誘惑の夏』でゴールデン・アロー賞放送新人賞と最優秀新人賞に輝いた櫻井淳子さん。

2006年の昼ドラ『美しい罠』にも主演し、東海テレビスポーツ芸能選奨に。

『美しい罠』は昼ドラおなじみの愛憎劇に加え、息詰まる心理的サスペンスも絡めたニュータイプの昼ドラでした。

高齢の資産家と、その資産を狙って手を組む男女、それを取り巻く一族の心理戦が繰り広げられます。

設定の違いなどはみられますが、モチーフとなったのはカトリーヌ・アルレーの『わらの女』。

アルレーはフランスのサスペンスの女王と呼ばれた元女優の作家です。

『美しい罠』の公式サイトには驚異的な数のメッセージが寄せられ、DVD化希望の声も殺到。

2007年2月21日からDVD-BOX全4巻が順次リリースされています。


３度目の主演となった2011年の『毒姫とわたし』はうって変わってヒューマンコメディーでした。

元気がでる昼ドラもたまにはいいものですね。

「ショムニの呪い」が友人・高橋由美子にも降りかかった？

『ショムニ』の共演者やスタッフとは毎年「ショムニ会」を開くという櫻井淳子さん。

とりわけ高橋由美子さんとは仲がいいようで、一緒にニューヨーク旅行をしたり、高橋さんの実家でお正月を過ごしたこともあったそう。

高橋由美子さんもやはり『ショムニ』で清純派アイドルの殻を破った女優ではないでしょうか。

2018年、妻子ある40代実業家との不倫が報じられてこれを認め、所属事務所との契約が打ち切りになった高橋由美子さん。

2019年4月にはグランパパプロダクションに所属して芸能活動を再開しています。

櫻井淳子の出身・高校は？

出生地は埼玉県入間郡鶴ヶ島町、現在(2023)の埼玉県鶴ヶ島市です。

鶴ヶ島市は埼玉県中部にあり、人口は約7万人。

『秘密のケンミンSHOW』に埼玉県出身者として出演した際、鶴ヶ島に帰るたびに隣の川越にある菓子屋横丁に行くと発言。

父親はサラリーマンで、3歳年下の弟がいるとのこと。

高校は市立の埼玉県川越商業高等学校。


卒業生に市村正親さんがいます。

軽音楽部に所属し、バンドではベースを担当してプリンセスプリンセスのコピーをしていたそうです。

珠算や簿記が好きで、卒業後は経理のOLになるつもりでいたのだとか。

スカウトされたのは2年生の時でした。

夏休みには芸能界の見学をかねて、事務所の先輩だった中村あずささんの付き人に。

埼玉県川越商業高等学校は2002年に川越市立川越高等学校と改称。

埼玉県立川越高等学校と混同されやすいようですが、別の学校で、偏差値は53前後。

高校時代は銀行勤務が夢で、手堅い職業に就くことしか頭になかったという櫻井淳子さん。

スカウトで芸能界に飛び込み、悪女役で名を上げて、今や実力を備えたベテラン女優の域に。

近年の櫻井淳子さんを見れば、年齢を重ねた魅力が増しているのも一目瞭然ですね。

櫻井淳子の経歴まとめ

1973年1月5日に埼玉県鶴ヶ島市で生まれた櫻井淳子さん。

アイエス・フィールド所属です。

原宿でスカウトされ、『葡萄が目にしみる』でデビュー。

アイドル的な人気も高く、アイドルグラビア雑誌主催のグランプリ受賞や写真集を出したことも。

知名度が高まったのは『ショムニ』の宮下佳奈役でしょう。


愛人という立場で重役たちを手玉にとり、社内の情報に通じた魔性のOL。

同作での好演が役柄の幅を広げることになり、のちのコンスタントな活動へつながります。

2019年秋に公開された映画『みとりし』では、熟練の演技を見せてくれましたね。

今後演じる役にも、期待が高まりますね。

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