林家正蔵(9代目)、息子も落語家で長男がブレイク!次男も入門。たま平と快挙&結婚した嫁

落語の名門である「林家一門」を纏め上げている九代目 林家正蔵(はやしや しょうぞう)さん。

かつてはいじられキャラだった「林家こぶ平」の面影は、もう微塵も感じられません。

今回は、そんな正蔵さんの子供たちや、奥さんの情報を調べてみました。

林家正蔵のプロフィール

本名: 海老名泰孝(えびな やすたか)

生年月日: 1962年12月1日

身長: 168cm

血液型: A型

出身地: 東京都台東区根岸

最終学歴: 東京都立竹台高等学校

所属: 落語協会、ねぎし事務所(マネージメント)

林家正蔵(9代目)の息子も落語家に!長男がブレイク

落語界にとって重要な存在である林家正蔵さんだけに、気になるのが世継ぎ問題。

正蔵さんには娘が1人、息子が2人と計3人の子供がいます。

長女は一般人のようで詳細な情報は不明ですが長男は「林家たま平」を名乗り落語家として活躍中。

幼少期に高座に上がった事がある次男も、「林家ぽん平」として活躍しています。

長男がドラマ出演で注目度アップ

2013年4月、正蔵さんに弟子入りした長男のたま平さん。


6歳の頃から「林家こぶた」として高座に上がっていましたが落語家になる事を決意したのは中学3年生の頃でした。

当初は中学卒業後に落語家になるつもりだったそうですが正蔵さんに諭されて高校に進学。

そして高校を卒業した2013年4月に末広亭から出てくる正蔵さんを出待ちして弟子入りを志願。

正蔵さんは「もう1度考え直すように」と弟子入りを断るも、翌日も出待ちをする息子の熱意に負けて弟子入りを許可したそうです。

こうして親子でありながら師弟関係となった正蔵さんとたま平さん。

弟子入りから1年4か月後の2014年8月に前座として高座デビューを果たすと2017年11月に二ツ目に昇進。

前座から二ツ目に昇進するのは3年〜5年と言われています。

ですので、たま平さんは昇進が早い方と言えますね。

そんな林家たま平さんは2019年に大ブレイク。

ブレイクのきっかけとなったのはドラマ『ノーサイド・ゲーム』でした。

たま平さんはドラマに登場するラグビーチーム「アストロズ」に所属する佐々一役で出演。

親のコネなどではなくオーディションで役を勝ち取っています。

実は中学・高校とラグビー部に所属していたというたま平さん。

ドラマでは演技はもちろん、「さすがラグビー経験者」というプレーを披露し大人気に。

このドラマがきっかけで、正蔵さんの息子、という事を知った人も多いようです。


親と同じ道に進むとどうしても親の存在が付きまとってしまうもの。

ですが、たま平さんは早くも「林家正蔵の息子」ではなく「林家たま平」として評価されています。

たま平さんが今後も積極的にドラマや映画に出演していくのかは分かりません。

どのような活躍をしていくにしても、本業である落語家としての腕を磨くことだけは忘れないでいて欲しいですね。

息子の演技力に嫉妬?

たま平さんの俳優デビュー作となった『ノーサイド・ゲーム』は、人気作家である池井戸潤さんの小説を映像化した話題作。

大泉洋さんや松たか子さんをはじめ、豪華キャストが出演しています。

たま平さんが初出演するということに加え、そうした人気度も影響したのか、正蔵さんの周囲にも「見たよ」という人は多かったようです。

そして、先輩たちはたま平さんの演技をとても褒めてくれたのだとか。

父親として、息子の仕事が評価されるのは嬉しかったことでしょう。

しかも、たま平さんのドラマ出演が決まったのは、学生時代のラグビーがきっかけ。

もともと運動が苦手だったというたま平さんが、学生時代に思い切ってスポーツを始め、努力を続けたことで出演につながったわけです。

その仕事が褒められているとなれば、誇らしい気持ちもあったのではないでしょうか。


ただ、当時は少々気になることもあったようです。

正蔵:ちょいと口うるさい先輩方が「たま平ってのは、芝居がうめぇな」「おめぇよりうめぇよ」って言われた時にね、親子の縁を切ろうと思った(笑)。

普段はいろいろと口うるさい先輩なら、正蔵さんもときどき注意されていたかもしれません。

そんな人たちが「お前よりいいな」と言っていたら、確かに複雑な気持ちになりそうです。

とはいえ、絶縁はさすがにジョークのはず。

自分より上と言われるほどに息子が評価されたことを、とても喜んでいるものと思われます。

2023年現在、たま平さんのメインの活動はあくまでも落語ですが、俳優業の方も無理せず続けてほしいですね。

林家正蔵の次男も入門し前座として活躍

かつて「林家よろこぶ」として高座に上がっていた林家正蔵さんの次男。

前述のとおり、2023年現在は落語の道へ進み、「林家ぽん平」として活動中です。

2020年には、前年に父親の下へ入門していたことが、芸能関係者を名乗る人物によって明かされていました。

昨年末には正蔵さんが、ひいき筋に“次男が入門しました”と紹介しています。

当時はまだ見習いで、一人前の落語家になるため、日々修行に励んでいる最中。

入門当時は大学生であり、卒業後にどうするかしっかり考えた上で、落語家の道を歩むことにしたようです。

証言した人物が本当に芸能関係者かどうかは不明であり、確かな情報とはいえないものでしたが、2020年に見習いから前座へ。

父親と同じ活動を始めたことで、噂が本当だったことがわかりました。

今後はたま平さんのように、多くの注目が集まる仕事をするかもしれませんね。

林家正蔵とたま平が立て続けに快挙を達成

落語界では「〇代目 〇〇〇〇」というように襲名制度がとられています。


襲名制度と聞くと歌舞伎を思い浮かべる人も多いでしょう。

ただ、歌舞伎の場合は襲名制だけでなく世襲制でもあります。

そのため親から子へ芸と共に名跡も受け継がれていくのが一般的となっています。

ですが落語界は世襲制度ではありません。

そのため必ずしも血縁関係にある人が名跡を襲名するという事はありません。

そんな落語界で、正蔵さんとたま平さんが立て続けに快挙を達成しているんです。

1988年に古今亭志ん朝さん依以来となる最年少で真打となった正蔵さん。

祖父である七代目 林家正蔵さん、父の初代 林家三平さん、そして正蔵さんと三代で真打に昇進したのは史上初の出来事でした。

長く続く落語界で三代にわたる真打がいなかった、というのは少し意外ですよね。

そして2013年に長男のたま平さんも落語の道へ。

四代続けて落語家になるというのも落語界では史上初となる出来事でした。

2017年にたま平さんが二ツ目に昇進している事から真打となる日もそう遠くはありません。

たま平さんが真打に昇進したらこれまた史上初の快挙となります。


史上初の快挙が達成される日も近い落語界。

これから先も安泰と言えそうですね。

林家正蔵が結婚した嫁はどんな人?

初代 林家三平さんが亡くなってから林家一門を統率していたのは林家こん平さん。

ところが2005年に多発性硬化症を発症してしまい落語家生命の危機に。

その後、一門の纏め役となったのが正蔵さん。

2005年3月に「九代目 林家正蔵」を襲名したばかりでしたが一門を切り盛りするという重責をも担う事となりました。

そんな林家正蔵さんを支え続けるのが妻の有希子さん。

正蔵さんと有希子さんが結婚したのは1984年。

当時は22歳で二ツ目。

一方の有希子さんは20歳で短大を卒業したばかり。

二人は幼馴染だったようなので、短大を卒業するのを待って結婚したのでしょう。

世間一般的に20歳と言えばまだまだ遊びたい盛り。

ですが有希子さんは、結婚後は林家一門の女将に専念。

その働きぶりには姑の海老名香葉子さんも絶大な信頼を寄せるほど。


正蔵さんが芸の道に邁進できるのは有希子さんの内助の功のおかげ。

落語協会の副会長を務めるなど落語界に大きな影響力を持つ正蔵さん。

ですが、家ではきっと有希子さんに頭が上がらないことでしょう。

林家正蔵の経歴まとめ

2005年に林家一門の留名である「林家正蔵」を襲名した九代目 林家正蔵さん。

約30年に渡って「林家こぶ平」を名乗っていたため「林家正蔵」に慣れていない人も多いのではないでしょうか。

正蔵さんの父と言えば「昭和の爆笑王」の異名を持つ初代 林家三平さん。

偉大な父の姿を見てきたので望んで落語家になったのかと思いきや幼少期は落語家にはなりたくなかったそうです。

幼い頃は父が「人を笑わせている」のではなく「人に笑われている」ように見えていたんだとか。

その事を母に伝えると「お父さんは笑って頂いている」、「人に幸せになってもらう仕事」と叱られたそうです。

この言葉がきっかけで落語家の仕事を格好良いと思うようになり落語家になる事を決意。

15歳の時に父である三平さんに弟子入りすることとなりました。

こうして落語家の道を歩み始めた正蔵さんはタレントとしても大活躍。

ドラマや映画、バラエティ番組に声優とマルチな活躍でお茶の間の人気者となりました。

特にバラエティ番組ではイジラレ役に回る事が多かった正蔵さん。

そのため真打となった今も落語家としての実力を疑う声は少なくありません。


ですが、批判するのは正蔵さんの落語を見聞きした事が無い人。

正蔵さんの落語に触れた事がある人は須らくその実力を賞賛しています。

2014年からは落語協会の副会長となり落語界の普及と発展に寄与している正蔵さん。

今後の落語界の行く末を左右する一人と言っても過言ではないでしょう。

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