1969年にスタートしたスポ根ドラマの金字塔、『サインはV』で一躍お茶の間の人気者になった中山麻理(なかやままり)さん。
三田村邦彦さんとの結婚を機に芸能界を引退しましたが、離婚後は活動を再開したようです。
最近になって「ドクターエックス」という不思議な検索ワードが出てきていますが、その理由について探っていきたいと思います。
あわせて中山麻理さんの経歴も紹介します。
中山麻理のプロフィール
生年月日:1948年2月1日
血液型:O型
出身地:東京都世田谷区
最終学歴:順心女子学園高等学校(現: 広尾学園高等学校)
出演していない『ドクターエックス』がなぜ検索ワードに?
1980年にいったん芸能活動を引退した中山麻理さん。
その後20年ほど第一線を退いていたこともあって、平成世代にはなじみが薄い女優かもしれません。
かつてはクールな美貌のセクシー女優として映画やテレビドラマで活躍しました。
2023年に75歳を迎えますが、今もいたって元気で、気ままなおひとりさまライフを満喫中なのだとか。
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— 週刊女性PRIME (@shujoprime) 2018年8月24日
全盛期にくらべると出演作こそ激減していますが、2018年にはミュージカル『アルプスの少女ハイジ』に出演。
芸能活動はマイペースで続けているようです。
そんな中山麻理さんに、ここ最近「ドクターエックス」という検索ワードが出てきました。
『ドクターエックス』は2012年から続く米倉涼子さん主演の人気ドラマシリーズで、中山麻理さんは出演していません。
関連ワードとして検索されるようになったのは、2019年の第6シリーズに登場した「中山麻里亜」というキャラクターのせいでしょう。
演じたのは「怪演女優」として注目度が上昇中の松本まりかさんです。
童顔に甘い声でクセの強い役柄を好演する松本まりかさんは、今まさにブレイクポイントを迎えている女優の一人。
「中山麻里亜」という役名が中山麻理さんと関係があるのか、また「中山麻理亜」を演じた女優は誰なのかを知りたい場合の検索ワードなのでしょう。
混同しやすく、間違えやすい名前であるのは確かですね。
医療ドラマの出演経験も影響?
間違った噂には、過去に出演した作品のイメージも影響したかもしれません。
『ドクターエックス』シリーズには出ていない中山さんですが、1973年のドラマ『白い影』には出ていました。
『白い影』といえば、渡辺淳一さんの人気小説を映像化した話題作。
舞台は病院であり、外科医と看護師のラブストーリーが展開されます。
2001年には中居正広さん主演でリメイクもされているので、「医者モノのドラマといえば?」と言われてすぐ思い浮かぶ人も多いかもしれません。
この作品での中山さんはヒロイン役ではありませんが、院長の娘である行田美樹子を担当。
田宮二郎さん演じる主人公・直江庸介と関係を持つという役どころであり、ヒロインを含めた恋愛模様の変化を描くには、重要なポジションと思われます。
金田龍之介さん。
現代劇から時代劇、いいお父さんから悪役まで幅広く演じられた役者さん。
田宮二郎さん主演の「白い影」の、どっちつかずな院長役が印象に残ってるなぁ。
ちなみに、娘役は中山麻里さん。
確か、「悪魔のようなあいつ」でもお医者役だったような…。
覚え書き。— とときち (@hmat788) March 1, 2018
となると、視聴した人の印象にも残りやすいのではないでしょうか。
そこで、『ドクターエックス』との混同が起きた可能性があります。
2つの作品は年代が大きく離れており、医療以外の共通点は少なそうなので、そう簡単に間違えることはないでしょう。
しかし、『ドクターエックス』の登場人物に「中山麻里亜」がいるとなれば、少々ややこしいことになってきます。
中山さんが出演する医療ドラマを思い出そうとした人が『ドクターエックス』の情報を見て、「若い頃の作品じゃなかったのか?」などと混乱するかもしれません。
一番大きな原因は役名と思われますが、知名度の高い医療ドラマに出ていたため、余計に紛らわしくなった可能性もありますね。
顔は似ていない
事実とは異なる出演情報を見かけて驚いた人は、「顔が似ている女優がいるのかも」と考えたかもしれません。
確かに、『ドクターエックス』に中山さんそっくりの人が出ていた場合も、噂が広まってしまうでしょう。
ですが、実際には起こらなかったものと思われます。
『ドクターエックス』で中山麻里亜を演じた松本さんは、中山さんに似ているわけではないようです。
「東宝映画1969年1月号」から、今日の一枚。
”異国的美貌”が評判の中山麻理さんでおはようございます。 pic.twitter.com/WwG3YT7F9h— TnkAk (@tnkak1966) September 8, 2022
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また、他のキャストも「中山麻里とそっくり」などと話題になったことはない様子。
やはり、「登場人物に『中山麻里亜』がいる医療モノ」という部分が勘違いの主な原因ではないでしょうか。
中山麻理の経歴まとめ
中山麻理さんは1948年2月1日に東京都世田谷区で誕生しました。
祖父がイギリス系マルタ人というクォーターで、順心女子学園高校を卒業後、東宝演芸部へ。
初舞台は1967年の『不信のとき』でした。
翌年に『兄貴の恋人』で映画に初出演。
翌1969年には日本国民が夢中になったテレビドラマ『サインはV』がスタートします。
中山麻理さんの経歴でこのドラマは外せませんね。
同作は「東洋の魔女」こと1964年東京五輪女子バレーボールチームに始まるバレーボールブームに乗り、『アタックNo.1』とともに絶大な支持を得た漫画の実写化。
スポ根ドラマの草分け的存在です。
主人公・朝丘ユミ役に岡田可愛さん、チームメイトのジュン・サンダース役に范文雀さん、鬼コーチの牧圭介役に中山仁さん。
中山麻理さんはヒロインのライバル、椿麻理役を演じました。
「X攻撃」や「稲妻おとし」に胸を熱くした昭和世代は多かったことでしょう。
ライバルが 選んだチーム
レインボー#虹の日 #サインはV #中山麻理 pic.twitter.com/2ukUXvqAOe
— 空飛ぶアカエイ (@tetsuzin29goka1) 2018年7月16日
プライベートでは映画『限りなく透明に近いブルー』で共演した三田村邦彦さんと1980年に結婚し、引退。
1999年の離婚以降は芸能界に復帰して、映画『IZO』やテレビドラマ「密会の宿」シリーズなどに出演しています。
中山麻理は三田村邦彦と結婚。離婚の理由
三田村邦彦さんは1953年10月22日生まれ、新潟県出身の俳優です。
歌手としても知られていますね。
『限りなく透明に近いブルー』がデビュー作でした。
「必殺」シリーズの飾り職人の秀役や『太陽にほえろ!』のジプシー刑事役が有名ですが、映画『Wの悲劇』『ゴジラvsビオランテ』、大河ドラマ『獅子の時代』『翔ぶが如く』、「渡る世間は鬼ばかり」シリーズなど出演作は多数。
必殺まっしぐら!
太陽にほえろ!
ハロー!グッバイ
世にも奇妙な物語・ボロボロ#三田村邦彦 pic.twitter.com/chZY6HEyuL— 孤独のディアマンテ (@555_reo) 2019年3月27日
夫妻には長男で俳優の三田村瞬さん、一般人の次男、三男で俳優の中山麻聖さんが授かりました。
ところが1996年に三田村邦彦さんと22歳下の女優・高橋かおりさんとの不倫が発覚。
中山麻理さんは損害賠償を求めてかおりさんを訴え、裁判の末に1999年に離婚しました。
2010年には、三田村邦彦さんは元テレビ番組制作会社社員の30歳の女性と再婚。
お相手は26歳年下で、交際期間は5年、1年間の同居生活を経てのゴールインでした。
女性の年齢を考慮して、けじめをつけなければいけないと考えて決断したそうです。
2015年3月には長女となる女児が誕生しています。
お気に入りのテニスプレイヤーを追いかけて単身渡米するなど、おひとりさまライフを満喫しているという中山麻理さん。
50代で離婚を経験し、シングルマザーとして息子たちを育て上げたバイタリティーは見習いたいところです。
この先もマイペースで、好きなことに一所懸命の日々を送ってほしいですね。
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