北大路欣也、車椅子生活の噂はデマ。妻と結婚後も息子はいない&現在(2023)の住まいは老人ホーム

昭和天皇から犬のお父さんまでをカバーする芸域とともに、高潔なイメージや遊び心をもって芸能界に君臨する北大路欣也(きたおおじきんや)さん。

往年の時代劇スター・市川右太衛門さんの御曹司であり、日本映画の黄金期を知る数少ない生き証人です。

2023年には80歳を迎えますが、ネット上には「車椅子」という気になる検索ワードが見られますね。

妻との結婚や息子について、また2023年現在の住まいについても探っていきます。

北大路欣也のプロフィール

生年月日:1943年2月23日

出身地:京都府京都市

血液型:A型

身長:174cm

最終学歴:早稲田大学第二文学部演劇専修

北大路欣也の車椅子姿は役柄だった!

近年、北大路欣也さんの検索ワードに「車椅子」が見られるようになりましたが、北大路欣也さんは実生活で車椅子を使用していません。

おそらく2019年のドラマ『記憶捜査~新宿東署事件ファイル~』での役柄が誤解を招いたのでしょう。

演じた鬼塚一路役は犯人に刺されて両脚の機能を失い、車椅子生活を余儀なくされるという役どころ。


ドラマの中で車椅子姿だったことから、もしや実生活でも脚が不自由になったのではと思った人がいたようです。

足が悪くなったり体調を崩したりはしていない

北大路さんの足が不自由になったという噂は、SNSでもちらほらと見かけるものです。

他の作品でも長く座っている役を見た人などは、「やっぱり本当にどこか悪いのかも」と思ってしまったことでしょう。

ですが、北大路さんの体が不調という事実はありません。

足の怪我や体調不良の発表などはまったく出ておらず、元気に生活しているものと思われます。

こうした心配の声が出てしまうのは、やはり年齢の影響も大きいのかもしれません。

1943年生まれの北大路さんは、2023年で80歳。

どこか不調が出てきたとしても、不思議はない年齢ですね。

若い俳優のようにアクティブに動き回る役が減り、座っている役が多いように感じるのも納得です。

さらに、車椅子で活躍するドラマシリーズが続いているとなれば、「ああ、いつの間にか車椅子生活になったんだ」と思い込むのもわかる気がします。

噂の原因となったドラマだが評判は良い

2019年に放送された『記憶捜査』は、その後も続編が作られる人気作となり、2022年にはシーズン3が放送されました。

車椅子の噂には作品の影響もかなりあると思われますが、だからといってネガティブな意見が目立っているかというと、そうでもないようです。


むしろ、とても面白い作品として絶賛する声が多数あります。

こうした高い人気が、シリーズ化を実現したのでしょうね。

北大路さんのファンは勝手な車椅子の噂に憤りを感じたかもしれませんが、主演シリーズの評判が良いことは嬉しいはず。

妙な噂が生まれたのは確かに複雑ですが、作品の良さはまた別ですよね。

それに、見方を変えればプラスになることもありそうです。

「車椅子生活でも主演をやっているらしい」という噂を知った人は、どんな様子なのか見てみたくなるでしょう。

つまり、噂から作品に触れ、新たなファンになる人が増えるというわけです。

シーズン3まで続いているところを見ると、すでにその効果は出ているのかもしれません。

このまま人気を維持できれば、まだまだ新しいエピソードを楽しむことができそうです。

妻・祥子との結婚。息子はいる?

2015年に旭日小綬章を受章した際には、オファーがいただけて演じたいと思える役なら何でもやりたいと意欲あふれるコメントを残した北大路欣也さん。

力強い眼光は、役者人生はまだまだ通過点にすぎないと語っているかのようでした。

私生活についてはあまり語らない北大路欣也さん。

1977年11月12日、34歳の時に6歳下の一般女性、古屋祥子さんと結婚しています。

13年という長い交際を経てのゴールインでした。


会見では、ふだん祥子さんが「欣也さま」と呼んでいることが明らかに。

また、北大路欣也さんは人間味があり純粋な男性と述べています。

挙式は新郎が中学・高校時代を過ごした暁星学園内の聖堂で。

結婚以来これといったスキャンダルもありませんが、愛妻家として知られる北大路欣也さんのこと、おそらく祥子さん一筋なのでしょう。

好物が妻のオムライスとポトフだったり、ロケ先から頻繁に電話をかけたり、紫綬褒章祝賀パーティーで妻への感謝の意を述べたりと愛妻家エピソードには事欠きませんね。

一部では息子がいるのではないかという声もありますが、北大路欣也さんの知人によると「お子さんはいない」とのこと。

夫婦で老人ホームに入居した2015年の報道を受けて、やはり子供はいなかったと思った人は多かったようです。

北大路欣也、現在(2023)の住まいは?

北大路欣也さんは2023年現在、介護付き有料老人ホームを住まいにしています。

都内の一等地にあるというその施設は、まるで高級ホテルのように夜景が楽しめるダイニング、ジャグジー、ラウンジなどが完備。

医師や看護師、ケアスタッフも24時間常駐しており、医療体制も万全なのだそう。

入居金に数千万円、月々の費用に数十万円かかる超高級老人ホームとのことです。

夫婦ともに健康であるにもかかわらず入居を決めたのは、妻・祥子さんを思ってのことでした。

自分が仕事で長期不在をする間、祥子さんに万が一のことがあってはいけないと考えた結果のようです。

気になるその住まいですが、有力候補として挙げられていたのが東京都中央区月島にあるサンシティ銀座EASTでした。

もともと時代劇俳優として名をはせた北大路欣也さんですが、後年は現代劇でもおなじみの顔になりました。


作品の箔付けに端役で出演する大物スターとは違い、この人ががっぷり四つに演じることで数字がとれる大御所視聴率男優ともいえますね。

昭和の名優は平成を越えて令和の時代でも存在感を示しそうです。

北大路欣也の経歴まとめ

北大路欣也さんは「旗本退屈男」で知られる市川右太衛門さんの次男として1943年2月23日に京都府で誕生。

本名を淺井将勝さんといい、早稲田大学第二文学部を卒業しています。

所属事務所はホリプロ・ブッキング・エージェンシー。

尊敬する俳優に萬屋錦之介さん、高倉健さんを挙げています。

お父さんはあえて外したのでしょうか。

芸名の由来は父・右太衛門さんの自宅が京都の北大路にあり、「北大路の御大」と呼ばれていたから。

13歳の時に父が主演した『父子鷹』で勝海舟の少年時代を演じてデビューしました。

同じ東映の2世スターには同学年の松方弘樹さん。

ライバル関係にありましたが、北大路欣也さんは父の右太衛門さんが重役を兼務していたこともあり、手厚い庇護のもと「東映城のプリンス」として順調にスター街道を歩みます。

キャリアの大きな転機になったのは『仁義なき戦い 広島死闘篇』でした。

第1作『仁義なき戦い』を観た北大路欣也さんは感銘を受け、シリーズ化されることを知ると自ら出演を志願。

非業の死を遂げる山中正治役を熱演しました。

高倉健さんとともに第1回日本アカデミー賞の主演男優賞に輝いた『八甲田山』も外せませんね。


作中で演じた神田大尉が声を絞り出すようにして口にする「天は我々を見放した」という言葉は流行語にも。

遭難の責任をとり、舌を噛んで自決するさまも壮絶でした。

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