野川由美子、現在(2023)は芸能活動なし。台湾国籍や帰化の噂&藤田まことや梅宮辰夫と共演

「必殺」「桃太郎侍」「長七郎江戸日記」といった人気シリーズの当たり役で、70~80年代のテレビ時代劇に欠かせないバイプレイヤーだった野川由美子(のがわゆみこ)さん。

粋な着物姿の姉御肌を演じたら天下一品でした。

時代劇で広く知られていますが、若い頃は健康的なお色気があふれる肉体派女優としても活躍。

近年はメディアへの露出が激減していますが、2023年現在の活動状況はどうなっているのでしょう。

また台湾国籍や帰化の噂、数多く共演した藤田まことさん、梅宮辰夫さんの話題も取り上げます。

野川由美子のプロフィール

本名:山像 由美子

生年月日:1944年8月30日

身長:160cm

血液型:A型

出身地:京都府 京都市

最終学歴:京都府立朱雀高等学校

所属事務所:オフィス天童

野川由美子、現在(2023)の活動はなく静かな暮らし

2023年現在、オフィス天童の公式サイトには野川由美子さんのプロフィールがあるのですが、今後のスケジュールや出演情報は掲載されていません。

最新の情報は2017年7月発売の映画専門誌『映画芸術』のインタビュー記事の告知でした。

2016年の映画『海すずめ』以降は出演作の情報もないようです。


野川由美子さんは数年前の取材で、もう年金を受給する年齢であることから、今後は仕事を厳選して無理せずに過ごしたいと発言。

夫婦二人で幸せな日々を送ることができれば満足と述べています。

過去には逢坂勉さんが病気を患い、リハビリで回復した経緯も。

おそらく健康を第一に考えて私生活を優先しているのでしょう。

近年の生活については語らず

仕事を控えてゆったりした生活をしているとなると、ファンはその様子を少しでも知りたいかもしれません。

SNSで日常の出来事などを紹介していれば、普段の生活を垣間見ることができるでしょう。

ですが、野川さんはTwitterもインスタグラムも開設していません。

ブログなども一切なく、2023年現在の様子はまったくわからない状態です。

雑誌の取材に答えたり、YouTubeの動画に出演したりする機会もないため、近年の姿を見ることもできません。

これは、ファンからすると少し寂しいかもしれませんね。

とはいえ、1944年生まれの野川さんは、2023年で79歳。

SNSを使った情報発信がなくても、不思議はない年齢です。

それに、無理せずゆったり過ごしたいなら、積極的なメディア露出もしない方がよさそうですよね。


少しでも静かな方が、旦那さんとの穏やかな時間を大切に過ごせるでしょう。

「元気にしているのかな?」と心配になるファンもいるかもしれませんが、芸能活動とは関係のない普通の生活を、ぜひ満喫して欲しいものです。

出演作は現在(2023)も語り継がれている

最近の活動がなく、どんな暮らしをしているかもよくわからない野川さん。

ですが、これまで出演してきた作品は、ずっと話題になっています。

銀幕デビューとなった『肉体の門』を含め、多くの作品を気軽に視聴できるので、ファンは繰り返し鑑賞して楽しんでいることでしょう。

ある意味ではいつでも野川さんに会えるわけですから、実際はそれほど寂しく感じていない人もいるかもしれませんね。

SNSでも、よく出演作品の話題が出てきます。

野川さんは本当にたくさんの作品に出演しているので、「これにも出ていたんだ」と驚くこともありそうですね。

過去の出演作を配信などで簡単に見られる状況は、新しいファンの獲得にもつながりそうです。


昭和の作品に興味を抱いた若い世代が出演作を見て、夢中になることもあるかもしれませんよね。

そうなれば、元気に活躍する野川さんの姿は、これからもずっと語り継がれていくことでしょう。

野川由美子は台湾国籍?帰化の噂

一見ハーフのような日本人離れしたルックスの野川由美子さん。

大きな瞳と、彫りがあるのにきつい印象を与えない柔らかな顔立ちです。

台湾国籍や帰化の噂がでているのは、官報から抜粋したという記事のせいもあるのでしょう。

ネット上に複数見られる記事ですが、それによると、1944年8月30日に京都府京都市上京区で生まれた黄由美子(野川由美子)さんという人物が1966年11月21日に帰化したとのこと。

生年月日や名前のほか、出生地も京都市まで一致しています。

また、野川由美子さんの父親については台湾人、中国人という二つの情報がありました。

言葉通りにとらえれば台湾(中華民国)の人、あるいは中華人民共和国の人と考えられます。

けれども歴史を振り返ると、これは同一人物をさしている可能性もありそうです。

野川由美子さんは1944年生まれですが、1949年に中華人民共和国が成立するまで中国本土を支配していたのは中華民国でした。

共産党が国民党に勝利して新しい国が誕生したわけですね。

ですから、当時の中華民国の人は中国人ということになります。


敗れた国民党政府は台湾へ逃れ、台湾国民政府として再始動。

以降、台湾は中華人民共和国とは決別して、事実上は独立した国家として統治されるようになりました。

野川由美子さんの国籍については確証的な情報は得られませんでしたが、官報の引用記事が事実だとすれば帰化した可能性があり、帰化すれば日本国籍ということになります。

野川由美子は藤田まこと・梅宮辰夫と数多く共演!

藤田まことさんとは、最高視聴率64%以上を記録したコメディ番組『てなもんや三度笠』や人気の「必殺」シリーズで共演。

「必殺」シリーズで演じた姉御肌のスリ、鉄砲玉のおきんは野川由美子さんの魅力全開といえるキャラクターでした。

着物姿が本当にさまになる女優ですね。

「鉄砲玉のおきん」でウィキペディアが作成されていることに人気のほどがうかがえます。

おきんは以降のシリーズで登場する女密偵のお手本になったのではないでしょうか。

一方、映画では『柳ヶ瀬ブルース』を皮切りに「夜の歌謡」シリーズで梅宮辰夫さんと多くコンビを組みました。

同シリーズは当時のヒット曲をベースに、主に梅宮辰夫さんの主演で制作した歌謡シリーズ。

なかには野川由美子さんが主演を張り、梅宮辰夫さんが脇に回った『港町ブルース』『おんな』といった作品もありました。

一時期は年間に何本もの映画に出演し、テレビドラマにも引っ張りだこだった野川由美子さん。


特定の映画会社の専属ではなかったため各社からオファーを受けましたが、それは裏を返せば失敗したらあとがないということ。

新作の情報が聞こえてこないのは寂しいですが、いつかまた元気な姿を見せてほしいと思います。

野川由美子の経歴まとめ

野川由美子さんは京都府京都市で1944年8月30日に誕生。

本名は山像由美子さん、旧姓が「野川」です。

夫は演出家の逢坂勉さんで、本名を山像信夫さんといいます。

結婚した1971年当時は関西テレビのディレクターでした。

最終学歴は京都府立朱雀高校、所属事務所はオフィス天童です。

芸能界入りのきっかけは高校時代にミス着物コンクールで準ミスに選ばれたこととされていますが、実は幼い頃から芸能界を志していたことを自ら暴露しています。

幼少期から芝居を観て育った野川由美子さんには憧れの人がいました。

萬屋錦之介(当時は中村錦之助)さんです。

いつか共演することを夢みていたある日、ドライブで偶然訪れた旅館で、なんと東映のパーティーが行われていました。

錦之介さんにサインをもらった野川由美子さんはいっそう決意を強くします。

高校卒業後にドラマ『孤独の賭け』でデビューを果たし、翌年『肉体の門』で主役に抜擢されて映画に進出。

その2年後、錦之助さん主演のドラマ『真田幸村』に猿飛び佐助の恋人役で出演することに。


夢をあきらめないこと、努力すること。

若い人たちはこの二つを忘れないでほしいと野川由美子さんは言っています。

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