鈴木清順の弟は鈴木健二。妻と結婚、葬儀について。ルパンを監督&おすすめ映画作品

『けんかえれじい』『オペレッタ狸御殿』など独特な映画作品で知られた鈴木清順(すずき せいじゅん)さん。

独自の映像美は世界的に評価されてきました。

今回は清順さんの家族について、弟・鈴木健二さんの情報、妻と結婚の詳細を確認します。

さらにルパン三世での監督活動、おすすめの清順作品、葬儀の様子も紹介します。

鈴木清順のプロフィール

本名:鈴木清太郎

生年月日:1923年5月24日

死没:2017年2月13日

身長:不明

出身地:東京都中央区日本橋

最終学歴:旧制弘前高等学校(現在の弘前大学)

鈴木清順の弟は元NHKアナウンサーの鈴木健二

清順さんの弟である鈴木健二さんは、元NHKアナウンサーでした。

東北大学で美術史を学んだのち、友人の誘いで受けたNHKに合格。

画家を志していたものの、思わぬ転機を受け入れ、アナウンサーの道に進みました。

「歴史への招待」「クイズ面白ゼミナール」などの司会を務め、番組のヒットに貢献。

ベストセラー書籍『気くばりのすすめ』などで知られる文筆家でもあります。

定年退職後は熊本県立劇場の館長となり、伝統芸能の継承に邁進。

芸術や文化に造詣の深い人物として、多方面で活躍してきました。

兄弟がお互いについて公の場で語ったことは、ほとんどありません。

ただ高い美意識の持ち主同士ですから、お互いの文化的活動に対して、常に意識を向けてはいたのでしょう。

直接言葉には出さなくとも、心の中でお互いの活躍を称賛し合っていたのかもしれませんね。

鈴木清順の妻は嵩子。2人目の結婚相手は48歳年下

清順さんは27歳で最初の結婚をしましたが、74歳で妻に先立たれました。

2006年頃、2人目の妻となる嵩子さんと仕事を通して出会います。

映画のDVDを編集する仕事をしていた彼女は、清順作品の大ファンでした。

2人は会ってすぐに意気投合し、交際をスタート。

一緒に暮らし始め、結婚に至りました。

嵩子さんは清順さんより48歳年下であり、芸能界でもまれに見る年の差夫婦でした。

しかも清順さんは肺気腫を患っており、晩年は車椅子生活を送るようになります。

嵩子さんは高齢の夫を献身的に看護しながら創作活動をサポート。

最期まで彼に寄り添いながら、深い愛情を注いでいたことがうかがえますね。

清順さんは良き伴侶に恵まれたおかげで創作にも邁進でき、幸福な晩年を送ったのです。

鈴木清順の葬儀は近親者のみで実施

清順さんは2017年2月13日、慢性閉塞性肺疾患で93年の生涯を終えています。

遺作は2005年の『オペレッタ狸御殿』でした。

次に予定していたのは室生犀星原作『蜜のあわれ』の映画化でしたが、実現しませんでした。

後を引き継いだ石井岳龍監督は、鮮烈な映像とミュージカル風の独自演出で同作を仕上げます。

いずれも清順作品らしさを感じさせる要素のため、ぜひ実際にチェックしてみてください。

葬儀は嵩子さんが喪主となり、近親者のみで営みました。

『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』を監督

あまり知られていないかもしれませんが、清順さんはアニメ映画『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』を監督しています。


元々は前作『カリオストロの城』で監督だった宮崎駿さんが、押井守さんを監督に推薦していました。

しかし実験的な内容が反発を招き、押井さんは降板。

吉田しげつぐさんが監督に就任し、清順さんを共同監督として迎え入れました。

清順さんはテレビアニメのルパン三世に参加経験があったため招かれたとされています。

『ルパン三世 PARTIII』の第13話「悪のり変装曲」ではシナリオも担当。

清順作品らしく、ほかのエピソードとは異なるミステリアスな物語に仕上がりました。

ただ宮崎さんや押井さんとは方向性が異なるため、2人との関係は良くなかったようです。

大物監督同士の対立を想像すると、当時の緊迫感が伝わってくるようで冷や汗をかきそうになりますね。

ルパンと老婆ロゼッタ、マフィアなどによるバビロンの黄金の争奪戦を描いた同作は、アクション映画としても高く評価されています。

ただ地上波で1986年以降に放送されていないため、もしかすると宮崎・押井サイドへの配慮が働いているのかもしれませんね。

鈴木清順のおすすめ映画作品

滅多に地上波で見ることができない清順作品ですが、ぜひDVDや配信で見ておきたい作品を紹介します。

初期は日活の監督として『けんかえれじい』などのモダンな作品を手がけていた清順さん。

高橋英樹さんや渡哲也さん、宍戸錠さんの主演作を監督しています。

ただ筆者がとくにおすすめしたいのは、幽遠な世界観で知られる三部作『ツィゴイネルワイゼン』『陽炎座』『夢二』です。

とくに内田百閒の幻想文学が原作の『ツィゴイネルワイゼン』は、清順さんらしい映像美を堪能できます。

正直、原作小説を読んだとしても、話の筋を理解しようとするのは難しいかもしれません。

現代で評価される「わかりやすい話」ではないためです。

しかし今ある現実が本当に現実かわからなくなるような違和感を覚えさせる演出は見事。

その映像美と世界観に一度酔いしれると、清順作品の中毒性に気付くかもしれませんよ。


独自の美学で知られた清順さんの映画作品。

一度、不可思議な世界観に浸ってみると、きっと貴重な体験ができるはずですよ。

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