小川眞由美の現在(2023)。橋爪功と交際の過去、細川俊之は元夫&宗教や霊能者に傾倒

妖艶な美貌で、一筋縄ではいかないキャラクターを巧みに演じてきた小川眞由美(おがわまゆみ)さん。

まぎれもなく時代を代表する名女優の一人なのですが、近年は出演情報が聞こえてこないのが気になります。

2023年現在の状況はどうなっているのでしょう。

かつて橋爪功さんと婚約関係にあったことや、細川俊之さんと結婚していたことを知らない人も増えているようですね。

私生活で怪しげな宗教や霊能者に依存していたという噂は本当なのでしょうか。

小川眞由美のプロフィール

本名: 小川真由美

生年月日: 1939年12月11日

出身地: 東京府東京市足立区(現: 東京都足立区)

最終学歴: 和洋女子短大国文科

所属事務所: ドロップオブスター、アールグルッペ(声委託)

小川眞由美の現在(2023)

2014年の『踊る!さんま御殿!!』に出演したのを最後に姿を見ることがなくなった小川眞由美さん。

岩下志麻さんと浅井姉妹を演じた『葵・徳川三代』以降は演劇に軸足を移し、若手の育成にも力を入れていたようです。

プライベートでは真言宗の尼僧に得度したとのことですが、剃髪はしておらず、女優業を引退したわけでもないとのこと。


娘・小川雅代さんの言葉によると、今は都内のマンションで一人暮らしをしており、介護サービスを受けているそうです。

2023年には84歳を迎えることもあり、体調が心配です。

活動再開の様子はない

先述のとおり、2023年現在まで小川さんの引退発表はありません。

活動はしていませんが、完全に一般人になったわけでもなさそうです。

となると、ファンの中には復帰を期待する人もいるかもしれませんね。

引退していないなら、長い活動休止期間とも考えられます。

そのうち活動を再開し、またメディアに姿を見せてくれる可能性もあるわけです。

しかし、小川さんの復帰についてはまったく情報がありません。

新たな芸能活動の予定などは発表されておらず、ネット上で噂になったこともないようです。

この様子だと、近いうちに復帰することはなさそうですね。

ファンとしては寂しいかもしれませんが、年齢を考えても、これは仕方がないでしょう。

介護サービスを利用しているなら、身の回りのことを自力で行うのも難しくなっているのかもしれません。

そんな状態では、活動再開も厳しいのではないでしょうか。


はっきり引退宣言をしていないことから、本人にも「いつかまたやりたい」という気持ちはあったかもしれませんが、あまり無理はしてほしくないものです。

娘と絶縁状態

小川さんは、雅代さんとの間に深い確執があります。

そのため、2023年現在も絶縁状態なのだとか。

2人の関係が明らかになったのは、2012年に出版された雅代さんの著書『ポイズン・ママ 〜母・小川真由美との40年戦争〜』。

この本の中で、小川さんの驚くべき毒親ぶりが暴露されました。

その後、小川さんのひどい行為はたびたび話題になっています。

雅代さんが16歳の頃は、母親から窃盗の疑いをかけられ、無視されたこともあったそうです。

「キャッシュカードから300万円を盗んだ」と濡れ衣を着せられ、母親から1週間単位で自宅に放置されたことも。

当時は食べるものに困り、犬のエサまで口に入れたという雅代さん。

やむなく万引きをするほどに追い詰められていたそうです。

そうした毒親との生活で、雅代さんの精神はどんどん疲弊していきました。

小川 気分が落ち込み切っちゃうんですね。暗く、暗くなって、言う元気もなくなる。心が完全に折れるんです。

こうした過去があるなら、母親を許せない気持ちはわかりますね。

近年も和解したという情報はないので、おそらく絶縁状態はずっと続いているのでしょう。

小川眞由美、橋爪功と婚約するも解消

橋爪功さんとは文学座で同期でした。


1981年の舞台『ドリスとジョージ』での共演を機に恋愛関係になり、婚約しています。

とはいえ結婚については未定で、小川眞由美さんは「実験婚約」と称していました。

大人の新しい愛の形と話題を呼びましたが、二人は4年の事実婚を経て破局。

当時、まだ多感な年頃だった娘の雅代さんは、母と橋爪功さんのあけすけな夜の営みに嫌悪感を抱き、母の恋人に心を開くことはなかったといいます。

橋爪さんが4年間も関係を続けたのは、やはり小川眞由美さんが男性にとって抗いがたい魅力にあふれた女性だったことを示すエピソードといえるでしょう。

元夫・細川俊之との間に長女が誕生

1967年に結婚し、雅代さんをもうけた夫・細川俊之さんも文学座に所属していました。

すでに他界しているため、若い世代にはピンとこないかもしれませんね。

細川俊之さんといえば甘い二枚目ぶりと美声が有名ですが、役者としても幅広い芸域の持ち主でした。

木の実ナナさんの相手役を務めたミュージカル『ショー・ガール』は15年続くロングランに。

ドラマ『ムー一族』では、たこ八郎さんとのコミカルな掛け合いをみせています。

また、洋楽『あまい囁き』のカバーでは中村晃子さんとデュエット。

デュエットといっても細川俊之さんは歌っておらず、キザなセリフを囁いているだけ。


俳優にとって声は大切だとつくづく思います。

二人は『シラノ・ド・ベルジュラック』で恋人役を演じ、役柄同様に恋に落ちて、大恋愛の末に結婚。

2年後に娘の雅代さんが誕生します。

けれども雅代さんが2歳になると別居生活がはじまり、4歳の時に離婚。

離婚の理由は不明ですが、細川俊之さんはその翌年に再婚しています。

小川眞由美は怪しげな宗教や霊能者に洗脳されていた?

2008年に真言宗の尼僧となっていたことが判明した小川眞由美さん。

先述した雅代さんの著書には、過去に小川さんが怪しげな宗教や霊能者に翻弄されていた様子が綴られています。

それらに依存するようになった背景には、一般人にはうかがい知ることのできないスターの悩みやストレスがあったのかもしれません。

雅代さん曰く、孤独な芸能人である母は洗脳されやすい環境にあったとのこと。

霊能者を謳う教祖からペットビジネスを持ちかけられて巨額の資金をつぎ込んだり、その後も懲りずに別の霊能者に入れ込んだりしていたそうです。

週刊誌によると、2010年頃からは下ヨシ子さんに心酔し、彼女が管長を務める宗教法人・肥後修験総本山六水院の吉祥寺教場の教場長に就任したといいます。

今はこの宗教法人との関わりはないそうですが、こうした狂信的な宗教への傾倒が女優業に支障をきたした可能性は高いでしょう。

芸能活動を退いたあと、家族とともに幸福な余生を過ごす女優もいれば、孤独な晩年を送る女優もいます。


岸田國士賞や日本アカデミー賞に輝き、日本人離れした美貌で世の男性を虜にした小川眞由美さん。

華やかな女優稼業の舞台裏は、どれほど大変なのかと同情したくなります。

小川眞由美の経歴まとめ

小川眞由美さんは1939年12月11日に東京都足立区で生まれました。

旧芸名の「小川真由美」が本名です。

和洋女子短大卒業後、文学座の研究所に1期生として入所。

同期に樹木希林さんがいました。

『光明皇后』で初舞台を経験し、翌年に映画とドラマにデビュー。

1970年の舞台『華岡青州の妻』では岸田國士賞を受賞し、文学座のトップ女優・杉村春子さんの後継者と目されるも、翌年に文学座を退団。

80年代以降は母親役も増えましたが、小川眞由美さんの真骨頂はやはり妖艶で退廃的な悪女役でしょう。

それもありきたりな悪女ではなく、狂気と正気すれすれのエキセントリックな役を演じる時に最高に輝く女優だと思います。

『八つ墓村』『配達されない三通の手紙』『復讐するは我にあり』などでみせた演技は怪演といえますね。

岩下志麻さんとの共演は多く、同じ役を演じることもありました。

役にのめり込んでしまうことで有名な小川眞由美さん。


『食卓のない家』で精神を病んだ母親を演じた時は、金魚を食べてしまうシーンで実際に金魚を噛んで食べ、共演の岩下志麻さんに「卒倒しそうになった」と言われたほど。

当の本人は「小骨が多いのね」とケロリとしていたそうです。

女優魂はもとより、いろいろな意味で岩下志麻さんに対抗できるのは、やはりこの方だったと思います。

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