千葉マリアの息子(長男)は十枝晃太郎。次男・真沙史の父は松方弘樹&別れた夫は新聞記者

かつては松方弘樹さんとの隠し子発覚や参院選出馬などで世の中を騒がせた歌手の千葉マリア(ちばまりあ)さん。

近年は薬物依存者の支援活動に携わっていることをテレビ番組で明かしています。

今回は、千葉マリアさんがこのような活動に取り組むきっかけになった息子(長男)のことを調べてみました。

また、松方弘樹さんとの間にもうけた次男、そして長男の父である別れた夫についてもまとめます。

千葉マリアのプロフィール

本名: 十枝みつ(とえだ みつ)

旧芸名: 千葉マリヤ

生年月日: 1949年3月31日

出身地: 千葉県茂原市

千葉マリアの息子(長男)はテレビにも登場する十枝晃太郎

千葉マリアさんは本名を十枝みつさんといい、1949年3月31日に千葉県茂原市で生まれました。

母子家庭の6人兄弟の末っ子として育ち、高校を中退。

芸能事務所にスカウトされて22歳の時に『薔薇の涙』で歌手デビューします。


当時の芸名は「千葉マリヤ」でした。

成長した長男が不良に

デビュー時にはすでに離婚歴があり、1児の母親でした。

この子供が長男の十枝晃太郎さんです。

事務所の意向だったのか、バツイチのシングルマザーは非公表。

千葉マリアさんは晃太郎さんを育てながら歌手活動を続けます。

しかし、家庭がおざなりになった芸能人の子供によくあるコースをたどり、晃太郎さんは非行に走るように。

そして中学2年生の時に千葉マリアさんが松方弘樹さんの子供を妊娠。

この時、晃太郎さんは母親を非難し、「始末しろ」と言い放ったそうです。

晃太郎さんは、中2の時に千葉が松方さんの隠し子を妊娠した際、「非難、批判」(千葉)し、「『お袋、始末しろ!』って言われました」と激怒。

思春期の晃太郎さんには受け入れがたい現実だったのでしょう。

薬物依存を経てリハビリ施設代表に就任

弟が誕生すると、晃太郎さんの非行はエスカレート。

大麻や覚せい剤にまで手を出してしまいます。


その後、DJ修行のため渡米しますが、気づいた時には重度の薬物依存者になっていました。

千葉マリアさんは強引に帰国させ、治療に取り組みます。

晃太郎さんは薬物依存者のリハビリ施設、沖縄ダルクに入所してようやく更生することができたのです。

これをきっかけに薬物依存症の勉強をはじめた千葉マリアさんは女性専門施設の必要性を痛感。

千葉県館山市に在住し、女性のための薬物依存リハビリ施設を運営しています。

名称は特定非営利活動法人・S.A.R.S千葉。

一方、晃太郎さんは男性専用の施設・館山ダルクの代表に。

同じ境遇に苦しむ人たちの支援をしているそうです。

館山ダルクは田代まさしさんやASKAさんも入所した施設。

テレビで芸能人の薬物問題が取り上げられる際は、専門家のコメンテーターとして十枝晃太郎さんが登場する時もありますね。

テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』2015年12月12日(土)

12月14日(月)23:15~テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』にて、館山ダルクが紹介されます!

館山ダルク 代表の十枝 晃太郎がスタジオ出演します。

長男と清原和博の関係

館山ダルクの代表になってからの晃太郎さんは、覚せい剤取締法違反で逮捕された清原和博さんをサポートしようとしたことがありました。

薬物依存の状態から抜け出すには、使用してきた期間の3倍は時間がかかるのだとか。


それだけ長く1人でがんばるのは困難であり、周囲の協力が必要不可欠であることから、館山ダルクへの入所を勧めていましたね。

「(清原容疑者に)ウチなど、リハビリ施設へ入所するのをお勧めします」

さらに、清原さんの身元引受人になるため、手紙を送ったという噂もあります。

清原さんからの返事はなく、結局は実現しなかったようですが、薬物に苦しむ人たちと真剣に向き合おうとする姿勢が伝わってきますね。

これからも、多くの人を救ってほしいものです。

千葉マリアの次男・十枝真沙史の父親は松方弘樹

松方弘樹さんとの隠し子が発覚したのは1987年のことでした。

隠し子の名前は「真沙史」といい、当時2歳。

千葉マリアさんの次男にあたります。

ご本人が週刊誌に語ったところによると、松方さんとは1981年頃から興行で共演していたけれど、まさか男女の関係になるとは思わなかったとのこと。

長男もいて生活が苦しかったため、18歳になるまで月に30万円の養育費を受けていたそうです。

この隠し子騒動の頃、松方弘樹さんは仁科亜季子さんと婚姻関係にありました。

同じ1984年に妻との間に仁美さん、千葉マリアさんとの間に真沙史さんが誕生しています。

一時は俳優を目指しており、2005年には主演でスクリーンデビューも果たした十枝真沙史さん。


2023年現在はチバマリア依存症リハビリ施設の施設長を務め、母である千葉マリアさんを支えています。

兄弟で松方弘樹と面会

真沙史さんを出産した後の30万円の養育費は、最初からあったわけではありません。

最初の頃は10万円だけだったため、生活はかなり苦しかったようです。

そこで、幼い真沙史さんを晃太郎さんが抱っこし、松方さんと面会したことがありました。

松方さんがバラエティ番組に出演する際、直接楽屋へ行ったそうです。

子供たちが面会して、私の『生活が苦しいから』という手紙を渡してくれたのです。

真沙史さんたちが意図的にボロボロの服装で行ったためか、顔を引きつらせた松方さんは養育費を20万円アップ。

ようやく生活が楽になりました。

真沙史さんたちの活躍により、危機を乗り越えられたんですね。

心臓の手術を受けていた

養育費アップですくすくと育ち、大人になった今はリハビリ施設に勤めている真沙史さん。

ですが、2022年は大きな病気をしていたことがわかりました。

「大動脈瘤弁狭窄症」という病で、同年4月21日に手術していたことを千葉さんが明かしたのです。


これはかなり大変な手術だったようですね。

執刀医の先生がおっしゃるには、心臓を5時間半止めて、また動かすという手術だったそうです。

真沙史さん本人は、ICUで発作やけいれんが起き、命の危険を感じたのだとか。

しかし、回復は意外にスムーズであり、29日には抜糸が可能となりました。

その後は元気に過ごしているようで、真沙史さんの体調不良の情報などは出ていません。

病気が発覚したときは千葉さんも大きな不安を感じたと思われますが、手術が成功して本当によかったですね。

千葉マリアが離婚した夫は誰?

デビュー前の20歳の時に結婚していた千葉マリアさん。

夫は5歳年上の夕刊紙の記者でした。

まもなく長男の晃太郎さんが誕生しますが、夫は家庭を顧みるタイプの人間ではなかったようです。

ギャンブルに熱中して生活費を家に入れない状況が続き、やがて結婚生活は破綻。

2年後に離婚しています。

千葉マリアさんが見切りをつけたということでしょう。

母子家庭で育ち、若くして結婚して、2年間で出産・離婚を経験。

シングルマザーとして息子を育て、40代では子宮頸がんとも闘った千葉マリアさん。


さらに息子の薬物依存、大物俳優との隠し子騒動など、まさに波乱万丈な人生といえますね。

一時は壊れかけた母子関係でしたが、今は三人で力を合わせて薬物の脅威と闘っている様子がうかがえます。

すべての過去がここに至るための助走だったという言葉に女性としての底知れない強さを感じます。

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