日本はもちろんアジア圏で高い人気を誇る倉田保昭(くらた やすあき)さん。
ここ数年で増えてきた逆輸入俳優の先駆け的な存在と言っても過言ではないかもしれません。
倉田保昭のプロフィール
本名: 倉田保昭
生年月日: 1946年3月20日
血液型: O型
出身地: 茨城県新治郡桜村（現: つくば市）
最終学歴: 日本大学芸術学部 演劇学科
所属事務所: 倉田プロモーション
倉田保昭、結婚しているが妻の情報は不明
2013年のジャパンアクションアワードでベストアクション男優賞と特別アクション功労賞をW受賞するなど、その活動が高く評価される倉田保昭さん。
国内外に多くのファンがいる事もありイメージを崩さないようにしているのか、私生活についてはあまり明かされていません。
どうやら結婚している事は確かなようですが詳細は不明。
結婚した時期や相手の女性がどんな人か、どいった情報は見つける事が出来ませんでした。
何といっても体が資本のアクション俳優。
きっと倉田保昭さんの妻は常に体調を気遣ってくれるような女性なのでしょうね。
結婚でファンはショック？
倉田さんといえば、海外でも評価されるほど素晴らしいアクションが人気。
映画やドラマでその仕事を見て、「かっこいい」と大興奮した人も多いでしょう。
若い頃の倉田保昭さんもお年を召された倉田保昭さんもどちらも素敵だし、やだ!かっこいい！(*´艸｀*)ととてもときめく。 pic.twitter.com/gtBKtfzgJ3
— 花丸@麒麟がくるロス中 (@forestcolor2) January 17, 2022
幼き頃見てた、"この人最強だな"と思ってた頃とまったく変わらずの倉田保昭さん かっこいい #やすらぎの郷 pic.twitter.com/S0ebJuGLfq
— スニbow (@shin0112bow) August 17, 2017
男性はもちろん、強くてたくましい俳優が好みの女性からも、かなり人気がありそうですよね。
中には、「こんなかっこいい人と結婚できたら」と想像していた人もいたかもしれません。
となると、結婚したことを知り、衝撃を受けた人も多いのではないでしょうか。
前述のとおり、結婚についてはほとんど情報を出していないため、いつ入籍したのかもはっきりしない倉田さん。
ですが、初めて結婚が明かされた当時のことを、ショックと一緒に覚えている人もいるのかもしれません。
倉田保昭さんは大好きなアクション俳優さん
若い頃、倉田さんの結婚の報道に三日三晩泣き喚きました(*´∀｀*)
俳優さんに憧れて、その結報道に泣いたのは、倉田さんが最初で最後。— 真下小毬 (@shiki22) January 16, 2018
とはいえ、これほどの魅力があれば、狙っていた女性も多かった可能性はありますよね。
倉田さんがずっと独身でいたら、それはそれで意外な気もします。
結婚を夢見ていた人には少々つらい出来事だったかもしれませんが、ファンのために独身を貫いてもらうのは酷でしょう。
倉田さんはアクション俳優であり、アイドルではありませんしね。
それに、パートナーの協力でしっかり体調管理ができたからこそ、長く活動を続けられたとも考えられます。
倉田さんを長年支え続けたわけですから、奥さんには感謝したいですね。
夫婦の関係は良好？
すでに既婚者となると、夫婦の生活についても気になるところです。
しかし、結婚後の情報も徹底して出さないことにしている様子の倉田さん。
SNSで奥さんとの日常を紹介するようなこともなく、夫婦生活は謎に包まれています。
ただ、良好な関係を維持している可能性はあるでしょう。
というのも、倉田さんが離婚したという情報は、2023年現在どこからも出ていないからです。
結婚を公表したからといって離婚まで明かすとは限らず、発表していないだけかもしれませんが、情報がないなら夫婦と考えてもよさそうですよね。
それなら、関係が悪化した可能性も低いはず。
詳しいことは不明ですが、ずっと仲良し夫婦として暮らしているのではないでしょうか。
倉田保昭の息子は倉田てつをではない
結婚した妻の話題など私生活についてあまり語らない倉田保昭さん。
そのため憶測が憶測を呼び「あの俳優が息子では」と噂されているようです。
倉田保昭さんの息子と噂されるのは倉田てつをさん。
俳優デビュー作の「仮面ライダーBLACK」でブレイクを果たしました。
「君の名は」、「渡る世間は鬼ばかり」では演技派俳優として活躍しています。
アクションも出来て演技派でもある倉田てつをさん。
確かに倉田保昭さんの血を受け継いでいるように思えますよね。
ですが、2人は親子ではありまえん。
そもそも「倉田てつを」は芸名であり本名は「柿本哲夫」と二人は姓が異なります。
情報が無さすぎるために嘘の情報が作り出されてしまったのですね。
それだけ多くの人々が倉田保昭さんに纏わる情報を知りたい、という事なのでしょう。
倉田保昭と千葉真一の共演が話題
抜群の運動神経と甘いマスクで瞬く間に国民的スターとなった千葉真一さん。
日本におけるアクションスターの元祖であり、ジャパンアクションクラブの設立者としても知られています。
また、その人気は国内だけに留まらず海外にも大勢のファンが。
ここ数年は息子の新田真剣佑さん、眞栄田郷敦さんの大人気ぶりも話題となっていますね。
そんな千葉真一さんは倉田保昭さんにとって憧れの存在。
倉田保昭さんにとっては「アクション俳優」というジャンルを生み出してくれた恩人とも言えるかもしれません。
そんな二人が2006年に映画「マスターオブサンダー 決戦!!封魔龍虎伝」でタッグを組んだ事が大きな話題となりました。
過去には1974年の映画「直撃! 地獄拳」で共演歴がある二人。
ですがこの時は千葉真一さんが主演を務める一方、倉田保昭さんは決して目立つとは言えない役柄。
それから32年の時を経て肩を並べて映画に出演する事になった千葉真一さんと倉田保昭さん。
大勢のファンだけでなく当の本人達も共演を心待ちにしていた事でしょう。
日本のアクション映画を牽引してきた二人が夢の競演を果たした同作。
アクション映画に興味がない人も必見の作品と言っても過言ではありません。
倉田保昭が空手道で香港に恩返し？
世田谷、浦安、溝野口に道場を持つ「空手道場 創武館」の代表を務める倉田保昭さん。
2011年には香港にも道場を開設。
香港に空手の技術だけでなく武士道精神も広めるため赤字覚悟でのオープンだったそうです。
なぜ倉田保昭さんはそこまでして香港に道場を開設したのか。
それは「恩返し」という意味合いが大きいようです。
アクション俳優としてのキャリアをスタートするきっかけになった香港のカンフー映画。
また、日本の芸能界で干された倉田保昭さんが再び脚光を浴びるきっかけとなったのも香港映画でした。
きっと倉田保昭さんは「今の自分があるのは香港のおかげ」と思っていたのでしょう。
そして恩返しのために何が出来るか考えた結果、辿り着いたのが道場の開設だったようです。
倉田保昭さんの思いが伝わったのか「空手道場 創武館」には子供だけでなく大人も通っているんだとか。
そう遠くないうちに「空手道場 創武館」からアクションスターが生まれるかもしれませんね。
倉田保昭がヌンチャクブームの火付け役
1970年代に世界中で大流行したヌンチャク。
その発端となったのはブルース・リーさんが出演した映画「ドラゴン怒りの鉄拳」。
同映画でブルース・リーさんは見事なヌンチャク捌きを披露。
これがきっかけとなり世界中にヌンチャクブームが巻き起こったと言われています。
ブルース・リーさんの影響でヌンチャクは中国の武器と思われがち。
ですが、ヌンチャクは沖縄発祥の武器であり中国の武術でヌンチャクが使われる事はないんだとか。
では、なぜブルース・リーさんがヌンチャクを使用したのでしょうか。
それには倉田保昭さんが大いに関係していたんです。
「ドラゴン怒りの鉄拳」の撮影中にブルース・リーさんと面識があったという倉田さんがヌンチャクをプレゼント。
するとヌンチャクの派手な動きが殺陣師に気に入られ、映画内でも使われる事になったそうです。
ただ、このエピソードを語っているのは倉田保昭さんだけ。
ブルース・リーさんが明言した事はないそうです。
また、ブルース・リーさんが武器を「ヌンチャク」ではなく「タバク・トヨク」と呼んでいたという情報も。
タバク・トヨクとはフィリピンの武術「カリ」でのヌンチャク状の武器の名称。
ブルース・リーさんの親友であり弟子のダン・イノサントさんがブルース・リーさんにタバク・トヨクを教えたとされています。
どちらの説が本当か、実際のところはブルース・リーさんしか知りえません。
ただ、ブルース・リーさんは既に亡くなってしまっているため真実は闇の中。
ですが日本人としては倉田保昭さんがきっかけになった、という説の方が夢があるように思ってしまいます。
倉田保昭の経歴まとめ
空手、柔道、合気道の有段者で「和製ドラゴン」の愛称で知られるアクション俳優の倉田保昭さん。
俳優業の他、倉田プロモーションの代表や全日本双節棍道連盟の最高顧問、創武館道場の代表など後進の育成も積極的に行っています。
幼少期から武道一直線だった倉田保昭さん。
大学卒業後、友人に誘われて東映演技研修所の第一期生となった事で役者の道へ。
1966年のドラマ「丸出だめ夫」でデビューすると翌年には「続・組織暴力」で銀幕デビュー。
その後は東京俳優生活協同組合に移籍し数多くのドラマに出演し俳優としての経験を積みました。
1971年に当時、香港映画界で最大勢力を誇っていたショウ・ブラザーズのオーディションに合格した事で香港のカンフー映画に転身。
同年の映画「悪客」で香港映画デビューを果たして以降、主に悪役として活躍していました。
1974年に凱旋帰国してからは格闘映画や刑事ドラマに出演し人気を確固たるものにした倉田保昭さん。
ところが撮影漬けの日々から抜け出たい、と降板を申し出た事で状況は一変。
暫くの間、いわゆる「干された」状態となってしまいます。
その状況を打破するきっかけとなったのも香港映画でした。
当時、人気絶頂期にあったジャッキー・チェンさんと知己の間柄だった倉田保昭さん。
ジャッキー・チェンさんが来日した際に現状を伝えると紹介されたのがサモ・ハン・キンポーさん。
そして倉田保昭さんはサモ・ハン・キンポーさんと3本の映画に出演する契約を交わした事が芸能活動再開の足掛かりに。
その後は日本や香港、台湾で再び俳優として活躍し続けています。
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