恩田陸の結婚・夫、家族について。年収は?音楽との関わりと経歴

ミステリー、ファンタジー、ホラー、SFなどジャンルを超えた多彩ぶりをみせる直木賞作家の恩田陸(おんだりく)さん。

新刊の出版が途切れない人気作家であるだけに、読者からもさまざまな関心が寄せられているようです。

この記事では経歴をおさらいしながら、結婚事情や夫などの家族について、また推定年収や大好きな音楽についてみていきます。

恩田陸が結婚した夫や家族について

2017年、『蜜蜂と遠雷』で直木賞と本屋大賞をダブル受賞した恩田陸さん。

直木賞は5回落選が続いたあとの栄誉でした。


直木賞・吉川英治文学新人賞・山本周五郎賞の三冠作家は船戸与一さん、宮部みゆきさんに続く三人目。

また本屋大賞は代表作『夜のピクニック』でも獲得しており、同賞の複数回の受賞は史上初でした。

子供時代から本の虫で、今も年間300冊は読むほどの読書家である恩田陸さん。

過去の名作へのオマージュとして書かれた小説も多いですね。

ですが、オマージュの対象となると小説とは限らないようで、例えばデビュー作の『六番目の小夜子』は吉田秋生さんの少女漫画『吉祥天女』のオマージュだったりします。

また、長編小説の登場人物が短編小説に再登場したり、長編の番外編を短編で描いたりすることも。

恩田作品を楽しむには、ある程度長編小説を読んでから短編集に進むのがおすすめです。

2020年に56歳を迎える恩田陸さん。

結婚しているのか、夫はどんな男性なのかが気になるところです。

直木賞の受賞を機にプライベートの情報が開示されるのを期待したファンもいたと思いますが、今もないに等しい状況ですね。

プライバシーを非公開にしている可能性もありますが、独身という見方が強いようです。

ご本人は、なぜ人は結婚するのかについて、こんな言葉を残しています。

「結婚はみんながしていることであり、そのほうが社会的に便利だからだ」

恩田さんいわく、男性は妻子がいるというだけで根拠のない信頼を得られ、かたや独身者は監視されているかように注目されているとのこと。

この言葉は既婚者のコメントというよりも、独身者の視点から発せられた言葉のように思えます。

仮に結婚していないとすれば、おそらく子供もいないと思われます。

恩田陸の年収は?

作家デビューはしたものの、数年間は会社勤務をしながらの兼業作家でした。

小説家のおもな収入源は原稿料と印税収入。

大手出版社の編集者によると、出版不況の昨今、この二つだけで生計がたてられる専業作家はほんの一握りとのこと。

連載などに対して支払われる原稿料は作家のランクによって異なり、印税は本の価格の10%が相場であったものの、近年は7%から8%パーセントというケースも多いのだそう。

仮に1冊1000円の本を印税契約10%、初版5000部とすると、著者の収入は50万円です。

もちろん連載を経ずに出版される本もありますから、この場合は1冊にかかった執筆月数で割った金額が月々の収入になるわけですね。

作家デビューすることと、作家であり続けることは別の話、と恩田陸さん。

専業作家になるまで他の収入源があったことは精神衛生的によかったと振り返っています。

ご本人の具体的な推定年収の情報はありませんでしたが、33歳で専業作家になっていることから、少なくともサラリーマンの平均年収は下回らないでしょう。

コメンテーターなどのテレビ出演や講演活動は行っていないようですが、連載も抱え、新刊もコンスタントに刊行していますので、成功している小説家といえますね。

恩田陸の音楽との出会いはピアノから

直木賞受賞作『蜜蜂と遠雷』は、ピアノコンクールにすべてを賭ける天才ピアニストたちの青春群像劇。

構想12年、連載に7年を費やした意欲作です。

父がクラシック好きだったために音楽がある環境で育った恩田陸さん。


幼少の頃からピアノを習い、中学時代はブリティッシュロックに夢中になり、大学時代はプロを輩出する音楽サークルに所属してアルト・サックスを担当しました。

音楽を題材にした小説を執筆したいという思いは昔からあったそうで、この作品で目指したのは音楽を読者の頭の中で鳴らすこと。

「これほど文章表現に悩んだことはない」と語るとおり、作中にはさまざまな音楽が鳴り響いています。

恩田陸の経歴まとめ

恩田陸さんは1964年10月25日、青森県青森市に誕生。

本名は熊谷奈苗さんといいます。

父の転勤にともない各地を転々としたのち、中学3年時から茨城県立水戸第一高校卒業までは水戸市に在住。

同校の伝統行事「歩く会」を題材にしたのが『夜のピクニック』です。

ちなみに両親は宮城県仙台市出身で、恩田陸さんの本籍地は仙台になるそうで、「仙台市出身」「宮城県生まれ」と書かれることもあるのだそう。

1987年に早稲田大学教育学部を卒業して生命保険会社に入社しますが、4年で退職。

1991年、『六番目の小夜子』が日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となり、翌年に刊行されて作家デビュー。

同時に再就職しました。

1997年に専業作家に。

2004年から2005年にかけては『夜のピクニック』が吉川英治文学新人賞と本屋大賞を受賞。

2007年に『中庭の出来事』で山本周五郎賞。

この年に江戸川乱歩賞選考委員に就任しました。


2017年に『蜜蜂と遠雷』が直木賞と本屋大賞を受賞。

以前はピアノを弾いていた指先から、今は幅広い物語を紡ぎ出している恩田陸さん。

構想中の作品は日記帳にいくつもストックされているといいますから、今後も長くファンを楽しませてくれそうです。

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