辻村深月が結婚した夫、作風について。綾辻行人にファンレター&経歴まとめ

直木賞作家であり、本屋大賞も受賞するなど若い世代を中心に絶大な支持を獲得している辻村深月(つじむらみづき)さん。

結婚した夫に注目が集まっていますが、どんな男性なのでしょうか。

また経歴を振り返りながら、作風やペンネームの由来となった綾辻行人さんについてもお送りします。

辻村深月が結婚した夫は?

2019年に小説家デビュー15周年を迎えた辻村深月さん。

10代の子供たちの群像劇と密室ミステリーを描いた『冷たい校舎の時は止まる』を皮切りに、15年の作家生活で刊行した単行本はトータルで35作品にのぼります。


高い人気を誇るミステリー作家であることはメディアミックス展開が多いことからもうかがえますね。

辻村深月さんのすごいところは筆力がまったく衰えないこと。

かつて最高傑作と評価されていた初期の小説をはるかにしのぐ傑作を次々と送り出しています。

デビュー作の『冷たい校舎の時は止まる』を書きはじめたのは高校3年生の時でした。

アマゾンでくわしく見る

進学校の特進コースで受験勉強に息がつまりそうだったという辻村さん。

勉強から逃げたくて授業中に書いた話をクラスメイトが読んでくれ、「続きが読みたい」とせがまれた時に、私はプロになれるかもしれないと初めて意識したそうです。

辻村深月さんは1980年2月29日に山梨県笛吹市に生まれ、山梨学院大学附属高校を卒業するまでは山梨県で過ごしました。

のちの夫となる男性とはこの頃にすでに知り合っていたそうです。

夫の名前など詳細は明らかになっていませんが、中学・高校時代の同級生でしょうか。

辻村さんは千葉大学に進学し、卒業後は山梨にUターンして団体職員に。

2004年に作家デビューを果たしたあと、2008年に退職して専業作家になりました。

結婚したのはこの頃だそうです。

結婚して子供を出産し、私生活も充実している女性作家が増えたのは時代の流れもあると思いますが、ここで気になるのが瀬戸内寂聴さんの言葉です。

いわく、「結婚して母になり、幸せいっぱいな女の作家にいいものは書けません」。

辻村さんもやはり最初は怖かったらしく、ものを書き続ける強さを結婚によって失うのではと心配したこともあったそう。

けれど反面、安定しているからこそ書けるようになるかもしれないことに気づいたと明かしています。

結婚による影響があるとしたら、その影響も含めて執筆活動をする生き方を選んだわけですね。

2011年7月には長男を、その数年後に長女を出産しています。

辻村深月の作風&読む順番に注意

10代の若者から大人まで、幅広い年齢層の微妙な心情を透明感のある文章で描き続ける辻村深月さん。

作風としては、ミステリー好きでなくても楽しめる物語をミステリーの手法を使って書いているという感じでしょうか。

とりわけ初期の作品で特徴的なのは、序盤と終盤のコントラストからくる読後感の爽快さです。

序盤から中盤にかけてはトーンが暗く、伏線や謎が目白押し。

終盤はがらりと雰囲気がかわり、伏線がきっちりと回収されていく気持ちよさがあります。

アンハッピーエンドの作品はほとんどありません。

人間はどん底からのV字回復という展開に弱いのでしょうか。

また、辻村作品を最大限に楽しむためには読む順番も大切。

作品Aの登場人物が作品Bに重要性をもって登場するといったリンクがたびたび行われるからです。

読む順番については文庫本の帯で堂々と紹介されています。

もちろん個々の作品は単品でも楽しめるようになっていますが、せっかくなら指定された順番通りに読みたいものですね。

辻村深月は綾辻行人の大ファン

小学校6年生の時に『十角館の殺人』を読んで以来、綾辻行人さんを敬愛してやまない辻村深月さん。

ご本人によると「大量のファンレターを送っていた」そうですが、大学受験や進学でしばらく遠のいていた頃、なんと綾辻さんからお手紙が。


そこには受験の結果を気遣う言葉とともに、「大学生活で綾辻どころでなくなったのならいいです。

もし不合格だったとしても人生は長いです。

今はそれがすべてに思えても、すべてではないですよ」と書かれていたとのこと。

デビュー作になった『冷たい校舎の時は止まる』をメフィスト賞に応募したのは、受賞すれば憧れの綾辻さんと同じレーベルから出版されることと、枚数が許容範囲だったことが理由でした。

辻村深月の経歴まとめ

辻村深月さんは公務員の両親のもとに誕生しました。

高校卒業後はミステリ研究会があるという理由で千葉大学教育学部に進学。

2002年に卒業すると、甲府にある県庁村会事務所に就職します。

2004年、『冷たい校舎の時は止まる』がメフィスト賞を受賞してデビュー。

その後は日本推理作家協会賞や直木賞の候補になるも落選。

2011年に『ツナグ』で吉川英治文学新人賞を受賞。

2012年、三度目の候補となった『鍵のない夢を見る』で直木賞を獲得しました。

2018年には『かがみの孤城』で本屋大賞を、2019年には『傲慢と善良』でブクログ大賞の小説部門をそれぞれ受賞しています。


目標は一生作家であり続けることと言う辻村深月さん。

かつて10代だった読者も年齢を重ね、それにともなって作品も読者の成長に寄り添ったものが増えていますね。

この先も進化し続けるであろう辻村ワールドに期待です。

瀬尾まいこの夫、結婚と家族について。教員の過去&経歴と生まれ

原田マハ、結婚した夫について。兄・原田宗典の覚せい剤事件。父親、家族への思いとは

小川糸と鎌倉、ベルリン移住。愛犬ゆりねと家でのくらし

コメント