立花隆の現在。名物事務所の猫ビル。結婚と息子、再婚と今の家族について

文系・理系の垣根を軽々と越える執筆活動と、そのあくなき知的好奇心から「知の巨人」と呼ばれる立花隆(たちばなたかし)さん。

80歳を迎えた2020現在のようすを追いながら、有名な猫ビルの事務所についてお送りします。

結婚した妻との間に息子をもうけ、その後離婚したことはわかっていますが、再婚はしたのでしょうか。

今の家族にも注目したいと思います。

立花隆の2020年現在

人間に大切なものは好奇心と明言している立花隆さん。

自分の好奇心に気づくためには、アンテナを立てて書店の中を歩いてみることを若い人たちに勧めています。

何か引っかかってくるものがあれば、それがその人の好奇心の核というわけですね。


立花さんいわく、「知りたい」という欲求は食欲や性欲と同じ本能的欲求であり、その知的欲求が文化や科学を発達させてきたとのこと。

ジャーナリストとして一躍注目を浴びたのは、1974年に『文藝春秋』に発表した『田中角栄研究』でした。

会社や土地の登記簿などを調べ上げ、時の最高権力者・田中角栄首相の金脈を追及したこの調査報道は、田中内閣退陣のきっかけをつくります。

以降、政治・社会・宇宙・先端科学などジャンルを超えた多数の著作を発表してきた立花隆さん。

宇宙飛行士の野口聡一さんは『宇宙からの帰還』を読んで宇宙飛行士になる決意をしたと明かしていますね。

意外なところでは、スタジオジブリの『耳をすませば』に主人公の父親役で声の出演をしたことも。

その第一声を聞いた宮崎駿監督は大喜びだったそうです。

これまで自身の蔵書や仕事の方法論について書いた本はあったものの、あまり自分について語ることはなかった立花隆さん。

2020年1月には自叙伝『知の旅は終わらない』を刊行しました。

もはや長く生きるための努力などはせず、その時がくれば死ぬまでと綴る一方で、書きかけの作品への未練がうかがえる文面も。

高齢であり、膀胱がんの病歴もあるため体調が気になりますが、自宅近所の住民によると、時おりスーパーの袋を片手に歩いている元気そうな姿を見かけるとのこと。

おそらく膨大な資料や本の山に囲まれながら、忙しい日々を送っているのではないでしょうか。

立花隆の名物事務所、猫ビルとは?

新刊のサブタイトルに「僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと」とあるように、数万冊にのぼる蔵書を抱えている立花隆さん。

書斎兼書庫として建てたビルが立花隆事務所、通称「猫ビル」です。

「猫ビル」と呼ばれるのは、壁面に巨大な猫の顔が描かれているから。

猫好きの立花さんらしいですね。

猫の顔は、このビルが建てられた1991年に島倉二千六(しまくらふちむ)さんが描いたもの。

住所は公開されており、東京都文京区小石川2の18の12。

地上3階地下1階建てで、地下にはワインセラーがあるそうです。

散策がてら、猫ビルの外観を見学にくる人も多いようです。

猫の絵が完成した時は、これからいつも猫ににらまれて暮らすのかと真向いの住人がぼやいたそうですが、確かにインパクトがありますから気持ちもわかります。


とりわけ黒猫にはネガティブなイメージを抱く人も多いはず。

90年代初頭だったから事なきを得たかもしれませんが、今のご時勢では近所の住民に訴訟を起こされかねないレベルでしょう。

立花隆の結婚と息子、再婚や今の家族

立花隆さんは著作で離婚したことを記しています。

別れた妻は翻訳家の橘雅子さんで、すでに2000年にがんにより他界しています。

橘雅子さんは津田塾大学を卒業し、立花隆さんと結婚して男児をもうけますが、5年ほどで離婚。

その後、彼女は働きながら一人息子を育て上げ、息子が就職したのを機に人生の再出発としてイギリスに留学しました。

ロンドンでの交遊録をまとめたのが『女50歳からのわたし探しのロンドン留学』です。

肺がんが発覚したのはイギリス留学から帰国した直後でした。

『飛鳥への伝言―がん宣告の母から息子への50通の手紙』は、愛する一人息子のために残した闘病記といえるでしょう。

闘病中は立花隆さんも病院に同行するなど元妻を支え、その最期も看取ったといいます。

その後立花さんが再婚したかどうかに関心を寄せる人も多いようですね。

ネット上には、ある病院の病院長の令嬢と再婚したという声がみられますが、これを裏付ける確証は得られませんでした。

2020年現在、再婚した妻はいるのか、再婚でもうけた子供はいるのかといったことははっきりしておらず、家族構成も不明です。


政治・経済から医療、宇宙、環境問題、哲学など執筆テーマが多岐にわたり、ベストセラーも多い立花隆さん。

著書を読み、その博識に圧倒され、「知る」ということの醍醐味を教えられた読者は多いのではないでしょうか。

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