コワモテの顔もあいまって、風格と威圧感を兼ね備える政治家の麻生太郎(あそうたろう)さん。
一方で、コンビニでアイスを食べる画像が人気を呼ぶなどネットユーザーに愛されているのも事実です。
今回は、正真正銘の「華麗なる一族」である麻生家に注目しました。
兄弟のほかに姉はいるのでしょうか。
また皇室に嫁いだ妹の信子さまや甥についてもまとめます。
麻生太郎のプロフィール
生年月日: 1940年9月20日
出身地: 福岡県飯塚市
最終学歴: 学習院大学政治経済学部
所属政党: 自由民主党（宮澤派～河野グループ～麻生派）
麻生太郎の兄弟はどんな人？
元首相にして、現菅内閣で副総理と財務大臣を務める麻生太郎さん。
べらんめえ調の語り口からは想像しにくいですが、政界ではめずらしいカトリック信者であり、「フランシスコ」の洗礼名を持ちます。
漢字の誤読や失言が取り沙汰されたことも一度や二度ではありませんが、名言が多い政治家でもあります。
とかくメディアに失言を取り上げられることが多いため、名言のほうは影が薄くなってしまっている感がありますね。
また留学経験や海外勤務の経験もあるため英語はペラペラ。
この語学力のおかげで、海外の要人と対しても引けをとらない存在感を示してきました。
国際連合総会の演説では、機械のトラブルで同時通訳に支障が生じ、麻生太郎さんのスピーチが一時中断。
麻生さんはユーモアのあるひと言で場を和ませ、会場から拍手が沸き起こります。
“It is not Japanese machinery, no？”と言っていますね。
「その機械、日本製じゃないだろ？」といったところでしょうか。
このようなアクシデントに遭遇した時、このように機転をきかせた切り返しができる日本の政治家は果たして何人いるでしょう。
麻生太郎さんは1940年9月20日、福岡県飯塚市に生まれました。
父は麻生セメントを中核とした麻生グループの総帥・麻生太賀吉さん。
母は戦後日本の復興の道筋を切り開いた吉田茂元首相の娘・和子さんです。
長男の太郎さんには、次郎さん、泰(ゆたか)さんという弟がいます。
次郎さんは1964年に起きた学習院大学ヨット遭難事故の犠牲者となり、22歳で死去。
強風・波浪注意報が出ている中、学習院大学ヨット部の5名がヨットレースに出場するため、横浜ヨットハーバーから出航して遭難した事故でした。
6歳離れている泰さんは1977年に麻生セメントに入社。
同社の社長を務めていた太郎さんの政界進出にともない、1979年に社長に就任しました。
麻生セメントなどを傘下に持つ麻生グループ代表も泰さんが務めています。
麻生太郎と皇室の関わり＆信子妃は姉？
麻生家は皇室と縁戚関係にあることでも有名ですね。
1980年には妹の信子さんが「ヒゲの殿下」の愛称で親しまれた寬仁親王と成婚し、寬仁親王妃信子さまに。
寬仁親王は昭和天皇の弟である三笠宮さまの長男で、現上皇陛下の従弟にあたります。
一部では信子さまを麻生太郎さんの姉と思っている方がいるようですが、15歳年下の末妹です。
【信子さま63歳に 新婚時代は半泣きでキジの羽をむしっていた】https://t.co/3vNTyzvx7R
信子さまを驚かせたのが、宮廷独特の正月料理“キジ酒”。 信子さまは当時、こう語っていた。「キジの羽と皮を剥いで、胸の部分とももの部分を…」
#寛仁親王 #信子さま #誕生日 #皇室 #女性自身［@jisinjp］— 女性自身【公式】 (@jisinjp) April 9, 2019
麻生太郎さんには、信子さまのほか雪子さん、旦子さん、米子さんという4人の姉妹がいるようですが、信子さま以外は生年月日が不明であり、姉か妹かははっきりしません。
麻生太郎さんは寬仁親王ととても親しく、たびたび一緒にお酒を飲む間柄だったそうです。
皇室ジャーナリストによると、妹の信子さんとの結婚を勧めたのも太郎さんとのこと。
寬仁親王は高校生の信子さんに求婚し、最初のプロポーズから7年後に二人は結ばれます。
翌年には太郎さんの姪にあたる彬子さまが、その2年後には瑶子さまが誕生しました。
なお、寛仁親王家の当主である親王の薨去後に寛仁親王家は廃止され、信子さま、彬子さま、瑶子さまは三笠宮家の一員となっています。
麻生太郎の甥も麻生グループで活躍
麻生太郎さんに甥が何人いるかは明らかになっていませんが、「甥」で検索されている人物はおそらく弟・泰さんの息子たちでしょう。
長男の巌さんは1974年7月17日生まれで、25歳の時に麻生セメントの監査役に就任。
ドワンゴの社外取締役を務めるかたわら、2010年には麻生グループを統括する株式会社麻生の社長を父が退いて会長へ就任したことにともない、後任として社長に就任しました。
巌さんは芸能界にも人脈が広く、誕生パーティーには人気芸能人の姿も多く見られるようです。
次男の健さんは1981年11月8日生まれで、麻生グループに属する学校法人麻生塾の理事長を務めています。
歯に衣着せぬ物言いで賛否が分かれることもある麻生太郎さん。
政治家として華のある方なのですが、その華が内閣総理大臣時代には「軽さ」と見られてしまった感もなきにしもあらずです。
政界の長老として、気炎を吐き続けてほしいですね。
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