多和田葉子の夫、結婚について。沖縄出身?両親と生い立ちとは

『犬婿入り』で芥川賞を受賞した多和田葉子(たわだ ようこ)さん。

ドイツのクライスト賞や全米図書賞など、世界的に権威ある賞にも輝く、一流小説家です。

不可思議ながらどこかユーモラスな作品で知られる作家ですが、どのような経歴をお持ちなのでしょうか。

今回は多和田さんの夫、結婚、沖縄出身という情報、両親について見ていきます。

併せて、知られざる生い立ちに迫ります。

多和田葉子のプロフィール

本名:多和田葉子

生年月日:1960年3月23日

身長:不明

出身地:東京都中野区

最終学歴:チューリッヒ大学大学院博士課程

多和田葉子の夫は?結婚について

まず多和田さんの夫と結婚の情報を見ていきます。

多和田さんがかつて、「家族はいない」と発言したという情報がありました。

そのため夫はおらず、結婚歴もない可能性が高いです。

22歳の時からドイツ在住のため、日本在住の作家に比べると情報が少なく、私生活は謎に包まれている印象があります。

しかしインタビューでも家族について触れないということは、2021年現在も独身なのでしょう。

多和田葉子は沖縄出身?

次に多和田さんが、沖縄出身という情報についてです。

多和田という姓は、沖縄に多いため、多和田さんが沖縄出身と考える人もいるでしょう。

しかも芥川賞受賞作の『犬婿入り』は、沖縄の読谷村で語り継がれる民話が元になっています。

しかし実際には、沖縄出身ではなく、東京の出身です。

多和田さんはおそらく、沖縄という土地に関心が強く、現地の民話や占領下の状況などを研究しているのでしょう。

太平洋戦争で甚大な被害を受けた沖縄。

沖縄のことを知り、その要素を作品に盛り込むことが、日本人作家としての責任と考えているのかもしれません。

たとえドイツに住んでいても、国内外のファンが、沖縄の存在に目を向けてくれるよう意識しているのでしょう。

両親、父は早稲田で書店経営

次に多和田さんの両親についてです。

父は、神保町のエルベ洋書店を経営する多和田栄治さん。

1933年生まれで、岐阜県の出身です。

早稲田大学でロシア語を学んだのち、出版社に就職しました。

出版社勤務の傍ら、「伊吹二郎」名義で、美学や芸術関係のロシア語文献の翻訳もしています。

1974年にエルベ洋書店を設立。

さらに88年には、東京多摩公団住宅の、自治会協議会会長に就任しています。

自身も公団住宅に住んでいたそうで、自治会活動に邁進。

74年には、公団の家賃値上げに反対する裁判に参加しています。

書籍『検証 公団居住60年 “居住は権利”公共住宅を守るたたかい』を執筆し、公団の実態を公表しました。

文学や芸術に造詣の深い書店主と、正義感の強い自治会会長の両面を持つインテリなのでしょう。

娘である多和田さんも、父と同じ早稲田大学でロシア語を学びました。

高い語学力と、文学的才能は、父から受け継いだものでしょう。

母については情報がありませんが、娘が教養豊かであることを考えると、知的な女性の可能性が高いです。


多和田さんは大学卒業後、ハンブルク大学大学院と、チューリッヒ大学大学院を修了しています。

インテリの両親のもとで育ったからこそ、文壇の中でもとくに知的好奇心が強い女性なのでしょう。

多和田葉子の生い立ち

最後に多和田さんの生い立ちについてです。

東京都中野区に生まれ、国立市で育ちました。

国立第五小学校から国立第一中学校を経て、都立立川高校に進学。

10代の終わり、初めて行った外国が旧ソ連だったそうです。

パリやロンドンなら人気の旅行先ですが、旧ソ連を旅した点が、ロシア語翻訳者の娘らしいチョイスです。

以降、日本と異なる文化に触れたくなり、旅行が趣味になりました。

おそらくその中で、とくに気に入った国が、ドイツだったのでしょう。

ドイツに住み、作家になってからも、多くの国へ旅しているそうです。

コロナ流行後はさすがに厳しいとはいえ、多和田さんの原点は旅なのでしょう。

実際、作品の多くは、「越境」がテーマです。

異なる者同士の交流を描くことで、異文化を理解する大切さを訴えているのかもしれません。


せっかく旅するなら、単に観光地を巡るのではなく、さまざまな人と交流して視野を広げられた方が有意義ですね。

作家であり、旅人でもある多和田さん。

コロナが収束すれば、また多くの国へ赴き、そこで得た体験から作品を生み出してくれることでしょう。

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