作家・タレントとして、マルチに活躍する阿川佐和子(あがわ さわこ)さん。
2015年に死去した作家・阿川弘之さんの娘としても知られています。
2017年5月9日に63歳で結婚したことが発表され、衝撃を受けた方も多いかもしれません。
結婚相手の夫はどのような人なのでしょうか。
また阿川さんに結婚歴はなかったのかについて、夫の離婚までの詳細、さらに夫と噂されている曽根泰教さんと迫村純男さんという教授について見ていきます。
阿川佐和子のプロフィール
本名:阿川佐和子
生年月日:1953年11月1日
身長:150 cm
出身地:東京都
最終学歴:慶應義塾大学文学部西洋史学科
阿川佐和子、心優しい夫と関係良好
阿川さんの夫は、慶應義塾大学の元教授と言われています。
6歳年上の白髪紳士で、大学を定年退職してからも何らかの形で教育に携わっているようです。
夫の趣味は、数独という、3×3の正方形に区切られた9つの枠内に数字を入れていくパズル。
またゴルフも愛好しているらしく、家でパターの練習をしているそうです。
教育に携わりながら趣味も謳歌する、悠々自適な定年生活を送っているのでしょう。
どちらかと言うと活発なタイプの阿川さんに比べ、のんびりした雰囲気を醸している男性のようです。
自身も慶應義塾を卒業していますから、タイプは異なるとはいえインテリの男性とは話が合うのでしょう。
出会いは35年以上も前だったという2人。
阿川さんが友人と新年会に参加した際、会場が今の夫の自宅だったことがきっかけのようです。
夫の性格は穏やか
後に触れますが、夫は当時、既婚者でした。
しかし日本語の表現について勉強会をする目的で、2人は何度も会うようになります。
何年も交際を重ね、性格が異なる者同士でも長年連れ添えるか熟考したうえでの結婚だったのかもしれません。
実際、結婚してからお互いの価値観の違いに戸惑うこともあったようです。
結婚から1年後に出演した『おしゃれイズム』(日本テレビ系)で、阿川さんはささいなこととはいえ、夫婦のすれ違いが多いことを語っています。
その際に「私は黒コショウが好きだけど、夫は白コショウが好き」と発言しており、小さな趣向の違いで苦労することも多いようです。
そんな阿川さんに対して夫が言った言葉は、「趣味が倍になるからいいじゃない」。
夫の言葉にハッとして、新たな発見をした気持ちになったようです。
価値観の違いに苦労するのではなく、多趣味になれると思った方が、確かに人生は楽しくなりますね。
このエピソードからわかるように、活発で歯に衣着せぬ物言いをする阿川さんを、やんわりと受け止める穏やかな人柄の旦那さんなのかもしれません。
妻の幸せを願う夫
旦那さんの穏やかな性格は、口癖からも伝わってきます。
2017年に結婚した夫は、怖かった父と正反対の穏やかな性格。「お前が幸せなら、それでいい」が口癖だと明かす。
阿川さんの父親は自己中心的な性格であり、家庭では絶対君主だったのだとか。
そんな父親は、阿川さんにとってとても恐ろしい人物だったようです。
父親が亡くなったときは泣いたそうなので、家族として大切な存在だったと思われますが、決して逆らえない雰囲気があったのではないでしょうか。
そんな父親がいる家庭には、ピリピリした緊張感が漂っていたことも想像できます。
しかし、妻の幸せを心から願う旦那さんとなら、息苦しい生活にはならないでしょう。
家庭の雰囲気も、子供の頃に経験したものとは真逆になっているのかもしれませんね。
夫婦円満の秘訣は適度な距離感
優しい旦那さんと一緒の生活でも、前述のとおり些細なすれ違いは起こっているという阿川さん。
それでも、決定的な亀裂が入るような大げんかはないのか、離婚の噂は聞こえてきません。
阿川さんは、合わない部分があるのは当然と考えているそうなので、そんなに激しい衝突はないのでしょう。
夫婦円満の秘訣は、過度な干渉をしないことなのだとか。
ウチは若い夫婦じゃないので、お互いの心地よい時間や生活のリズムを持っているから、干渉し合わないです
阿川さんが仕事などで不機嫌になっているとき、旦那さんは静かに部屋からいなくなるそうです。
そして、阿川さんが移動すると、旦那さんも離れた部屋へ移動するのだとか。
磁石が反発し合うように、自然と距離をとっているんですね。
また、一緒に何かするのは基本的に食事だけで、ほとんど接点を作らないようにしているそうです。
人によっては寂しさを感じてしまいそうですが、それくらいの方が意外とうまくいくのかもしれません。
夫との結婚報告に驚いた母
旦那さんとの60代の結婚は、家族も驚いたことでしょう。
阿川さんの母親も、まさかの報告にびっくりしていたようですね。
母はとうの昔に娘の結婚については諦めていたようで、今回のことを伝えると、「え?サワコが結婚するの?誰と?どうして?」と、かなりの驚きよう。
恋愛や結婚に年齢が関係ないとはいえ、多いケースではないわけですから、親の驚きもよくわかります。
ちなみに、このときの母親はすでに物忘れがひどくなっていたため、娘の結婚報告をすぐ忘れてしまったのだとか。
結婚の話が出るたびに「え?」と戸惑うため、何度も報告を繰り返すことになったそうです。
まったく予想していなかったため、余計に記憶できなかったのかもしれませんね。
阿川佐和子、過去の結婚歴はなく初婚
突然の結婚報道で多くの人を驚かせた阿川さんですが、これまでに結婚歴はないのでしょうか。
30回以上もお見合いをしながら、結婚には至らなかったということなので、結婚歴がなかったのは本当なのでしょう。
インテリでしっかり者の印象がありますから、どちらかと言うと自立して生きていくタイプの女性に思われがちだったのかもしれませんね。
また作家の故・檀一雄さんの娘で女優の檀ふみさんとは、「父親が作家」、「慶応卒」、「独身」という3つの共通点があり、親友同士でした。
檀さんは、阿川さんから結婚について何の相談もなかったことに不満を漏らしており、裏切られたと感じたのかもしれません。
筆者としても阿川さんに対して、独身という生き方を親友と共に謳歌している印象を持っていました。
突然の結婚については、関係者ではなくても意外に感じましたので、親友の檀さんがかなりのショックを受けたとしてもおかしくはないでしょう。
今回の結婚については親友に相談できないような、複雑な事情があった可能性も高いかもしれません。
夫が前妻と離婚した理由は不倫?
阿川さんの結婚については、複雑な裏事情があったと言われています。
先述した通り、出会った当時、夫は既婚者でしたので今回の結婚は略奪婚という噂も流れました。
阿川佐和子の結婚に様々な意見 「略奪婚、美談に違和感」との声も。阿川佐和子の結婚について寄せられた市井の声を女性セブンが報じている。「素敵な結婚」「私も希望が持てた」などと祝福する声が上がった。一方で「結局は略奪婚」「美談にされるのには違和感」との厳しい意見も・・だって。
— 光悟郎 (@004teru) June 3, 2017
週刊文春での報道でS氏と呼ばれている夫。
かつての妻は、英語や絵本関連のコーディネーターだったそうですが、仕事が忙しくなっていき夫婦は疎遠になったと言います。
日本語表現を学ぶ名目で阿川さんがS氏を訪ねるようになり、2人は接近していきました。
阿川さん自身の手記によると、S氏に対して、会わない方が良いと伝えたそうです。
しかしおよそ25年前にS氏は別居を始め、10年前に離婚協議が始まったと言います。
それなりにドロドロとした展開があったと思われますが、阿川さんが35年以上も前に出会いながら結婚に至らなかったのには、夫の離婚協議が長引いた影響があるのでしょう。
S氏の前妻は、今でこそ2人の幸福を願うくらいにまで心の余裕ができた様子ですが、公にされていないところでかなりの修羅場をくぐったに違いありません。
ドラマになってもおかしくない、離婚からの結婚劇に、阿川さんの幸せを純粋に願えない人も少なくないでしょう。
曽根泰教か迫村純男?夫の元教授は誰なのか
阿川さんの夫がS氏と報じられたことで、慶応義塾大学の教授で名字がサ行の人が、夫候補に挙げられる事態が生じました。
有力候補だった1人が、政治学者の曽根泰教(そね やすのり)さんです。
阿川さんの結婚した2017年当時、S氏と同じ69歳だったということもあり、同僚や教え子に祝福されるという状況になります。
しかし自身は結婚についてはっきり否定し、誤解のもとになったブログ記事を削除させました。
もう1人の有力候補が、英語学者の迫村純男(さこむら すみお)さん。
慶応義塾大学卒業後、国際基督教大学で修士号を取っています。
慶応の他、和洋女子大学でも教鞭をとっており、同大学のデータによると趣味がゴルフと公表されているのでS氏との共通点があるとわかりました。
英語を専門にしていることからも、英語関連の仕事をしていた前妻とのつながりがありますし、阿川さんとも文学系の趣味が合いそうです。
迫村さんがS氏であるという確証はないものの、候補として名前が上がるのに十分な要素があることは確かですね。
今後、夫の確かな情報を公表するには、もう少し世間の視線があたたかいものになる必要があるのでしょう。
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