草間彌生、結婚せず夫はいない。父の放蕩と母の虐待。子供は養子&孫の情報なし

カラフルな水玉模様を散りばめた作品で知られるアーティスト・草間彌生(くさま やよい)さん。

“前衛の女王”と呼ばれ、2023年で94歳を迎ますが、なお精力的に活動しています。

世界的なアーティストである草間さんですが、結婚はされているのでしょうか。

夫の存在も知られておらず、気になる方も多いかもしれませんね。

今回は草間さんの結婚と夫の情報の他、父親について、子供と孫がいるかどうかも見ていきましょう。

草間彌生のプロフィール

本名:草間彌生

生年月日:1929年3月22日

身長:不明

出身地:長野県松本市

最終学歴:京都市立美術工芸学校卒業(現在の京都市立銅駝美術工芸高等学校)

草間彌生、結婚せず夫もいないが恋人はいた

草間さんには結婚歴がないので、夫ともいません。

ですが、かつて恋人がいたことは確かです。

幼いころから統合失調症と強迫神経症で、幻聴や幻覚に苦しんでいた草間さん。


それを緩和させるためにドット柄のアート作品を創り始めたと言いますから、病気に理解のある夫でないと厳しそうですね。

1957年に渡米し、ニューヨークで芸術家として活動を始めます。

男根状のオブジェやヌードモデルの身体に水玉を描くパフォーマンスを行い、賛否両論あるとはいえ注目を浴びました。

さらに60年代にはベトナム反戦活動にも傾倒。

そんな過激な表現活動で、ニューヨークにおいて頭角を現し始めていた草間さんが出会ったのが、同じ前衛芸術家のジョゼフ・コーネルさんでした。

1903年に生まれたジョゼフさんは、草間さんとは26歳差のため親子ほど年齢が開いていましたが、相思相愛の関係だったようです。

結婚はしておらず、あくまで親友、同志だったという言い方もできますが、お互いにとってなくてはならない存在だったことは間違いないでしょう。

というのもジョゼフさんは、非常にシャイな性格でした。

内気さのためか、恋をしたことはあってもチャンスを逃がしてばかりだったようです。

一時期は大女優、ローレン・バコールに恋をするものの、やはりシャイな性格がたたってかないませんでした。

やや影のある、大人しい性格だったことは、表情の乏しい人物を描くような暗めの作風にも表れているかもしれません。

そんなジョゼフさんが心を許せた数少ない女性が、草間さんでした。

幼いころから統合失調症に苦しみ、誰にも理解されない孤独さがわかるからこそ、孤独な男性に惹かれたのかもしれませんね。


1972年、ジョゼフさんが亡くなると、草間さんの体調は悪化。

日本への帰国を余儀なくされました。

帰路はとても長く、つらいものだったに違いありません。

結婚へとつながる熱愛情報なし

草間さんは2023年で94歳になりますが、やはり結婚発表はなく、独身のままです。

「実は既婚者らしい」といった怪しい噂があるなら、それはデマということですね。

ジョゼフさんとのつらい別れを経験してから長い月日が流れたわけですが、2023年現在まで、新たな恋人の噂が出たこともありません。

表に出ていない可能性もありますが、何も情報がないとなると、恋人は作らなかったと考えてもよさそうです。

草間さんが恋愛から距離を置いた理由については、よくわかっていません。

本人が詳しく語ったこともなく、本当の理由は不明ですが、ジョゼフさんへの愛情が深かったことも影響しているのかもしれませんね。

結婚しない理由は芸術のため?

ジョゼフさん以外とは恋をせず、ずっと独身生活を続けている様子の草間さん。

恋に年齢は関係ないといっても、これから結婚を発表する可能性は高くないでしょう。

結婚しない理由についても、確かな情報はありません。


ただ噂はあり、「芸術のために独身」といった話が存在するようですね。

海外のインタビューでは「結婚していては自分の芸術を表現できない」といった趣旨の発言もあったのだとか。

こうした噂が本当だとすれば、芸術にすべてを注ぎ込んでいたことが想像できます。

結婚して幸せな家庭を作るより、自分らしい芸術作品を残すことが重要だったのかもしれません。

もちろん既婚者の芸術家はいるので、必ずしも結婚が創作活動を阻害するわけではないでしょう。

ですが、家事や子育てなどをやっていると、創作の時間が削られることはわかります。

独身ならたっぷり使える時間が、家庭のためになくなっていくわけです。

そう考えると、独身でいたい気持ちはわかる気がします。

また、噂が事実なら、精神的な影響についても考えていたかもしれません。

夫や子供ができたことで、それまでの考え方に何らかの変化が起こることはありますよね。

そんな変化が創作活動にも影響をもたらすことはありそうです。

自分の信じる芸術をとことん追求するためには、結婚しない選択もありなのかもしれません。

草間彌生の父親と母親

草間さんの父親は放蕩者だったという情報がありますが、詳しく見ていきましょう。


草間さんはもともと、長野県松本市の種苗業の裕福な家に生まれています。

しかし幻聴、幻覚、自殺願望に苦しんでいた草間さんの病気の原因は、身勝手な両親にあるようです。

放蕩癖のある父親と、それによるストレスで、ヒステリーを起こし虐待をしてくる母親。

そんな両親への思いを、草間さんはアート作品だけでなく小説にも書いています。

『すみれ強迫』という小説では、サチコという、自身がモデルとされる主人公が登場。

複数の女性と関係を持つ父親と、そのストレスで情緒不安定になる母親の存在によって、幻覚に苦しむサチコの姿が痛ましい作品です。

両親についてのつらい思い出が、草間さんというアーティストを形成しているとすれば、複雑な思いにならざるを得ませんね。

草間彌生の子供は養子。孫の情報はない

暗い幼少期を過ごし、孤独を埋めてくれたパートナーには先立たれ、若くしてつらい経験を繰り返した草間さん。

しかし孤独なはずの草間さんに、子供がいるという情報がありましたので、真相を見ていきましょう。

草間さんには夫がいませんので、子供がいるはずはないと考えていましたが、実は養子をとっているとのことでした。

養子は長年の間、ディレクターとして支えてくれていた、草間スタジオ代表の高倉功さんという方だそうです。

スタジオでの作業や秘書業務全般を担当し、創作活動を支えてくれる存在ということなので、安心してアートに専念できますね。

草間さんが90を超えてもなお活動していけるのは、高倉さんの存在によるところが大きいのでしょう。

高倉さんに子供がいるかはわかりませんが、いるとすれば草間さんにとって孫になるので、創作活動のもう1つの支えになっているはず。

壮絶な前半生に比べ、後半生はサポーターに囲まれ、幸福な晩年を過ごせているのでしょう。


今回は草間彌生さんについてご紹介しました。

創作の裏に隠された、苦しみと悲しみ。

それを乗り越えた先の幸福に支えられながら、生涯現役を貫くアーティストなのでしょう。

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