高村薫の結婚と家族。韓国との関係、橋下徹の怒り。作品の特徴と今

他の女性作家と一線を画した硬質な文体とハードボイルドな作風で熱狂的なファンを持つ直木賞作家の高村薫(たかむらかおる)さん。

寡作でありながら多くの文学賞の受賞歴を持つ作家なのですが、その私生活はベールに包まれていますね。

ここでは結婚事情や家族構成について調べていきたいと思います。

あわせて「韓国」や「橋下徹」で検索される理由、また高村作品の特徴や今の活動状況についてまとめます。

高村薫の結婚と家族について

読み手を圧倒する精緻な描写力で、女性作家らしからぬ重厚な社会派ミステリー小説を発表してきた高村薫さん。

高村作品は通勤中の電車で読むには適さないかもしれません。

登場人物の相関図や年表なしでは混乱しやすく、また内容が専門的な事柄に及ぶため、手元にリサーチ用のツールや百科事典を置いておきたくなるからです。


読者が作成した作中の人間関係や年表を見て感激したという高村薫さん。

そうした資料をつくらずに執筆するのが高村スタイルなのだそう。

1953年2月6日に大阪府大阪市に誕生した高村さんは、2022年に68歳を迎えます。

現在、名字は「はしご高」を用いた「髙村」に統一されています。

国際基督教大学卒業後は外資系商社に勤務していましたが、1990年に『黄金を抱いて翔べ』が日本推理サスペンス大賞を受賞して小説家のキャリアをスタート。

直木賞受賞作『マークスの山』と毎日出版文化賞受賞作『レディ・ジョーカー』はともにベストセラーに。

これらの3作品は映画化されています。

高村薫さんは結婚しておらず、独身です。

人に合わせることの苦痛より孤独のほうがましと思うタイプと自らを分析しており、組織に属するよりも一人でやる仕事が向いているとも断言。

物書きとして言葉を紡いで文章をつくることは何ものにも代えがたいことであり、それが自分にとって「生きる」ということなのだそう。

人生の最優先事項が小説を書くことなのですね。

両親はどちらも理数系の人間で、高村さんが人文学科に進学したのは彼らの勧めでした。

数学や物理はひらめき、つまり直感の勝負だから、あなたには向いていないと諭されたそうです。

兄弟は弟が二人いたようですが、一人は病気のために夭逝したとのこと。

両親もすでに他界しています。

高村薫と韓国の関係は?

高村薫さんの本名は林みどりさんといいます。

この「林」という名字と、第33回織田作之助賞の贈呈式での選評が結びつけられて「韓国」で検索されるようになったのでしょう。

受賞作『ジニのパズル』は在日朝鮮人の少女の物語で、受賞者は崔実(チェシル)さんという方でした。

選考委員を務めた高村薫さんは、日本語と出会った時の在日韓国人の身体感覚や世界観を見事に表現していると絶賛。

このコメントが「在日韓国人の感覚や世界観を身をもって理解している人」と受けとられた可能性があります。

ですが、ご本人が在日韓国人という情報はなく、Wikipediaによると日本国籍。

高村薫さんと韓国のつながりといえば、映画『黄金を抱いて翔べ』に東方神起のチャンミンさんが出演したこともありました。

橋下徹が高村薫に怒りのツイート

2008年の大阪府知事就任以来、ストレートな言動で良くも悪くも注目を集めてきた橋下徹さん。

大阪市長在任中の2012年、自分を嫌う人たちと討論させてほしいとツイッターで田原総一朗さんに訴えたことがありました。

討論したい相手の中には高村薫さんの名前も。

橋本さんに「何をしているのかわからない人」呼ばわりをされてしまった高村さん。

強烈な嫌味で怒りをあらわにしたわけですが、むしろ幼稚さを露呈したとみる人が多かったようです。

橋本さんはまた、現職の大阪府知事時代に大阪弁護士会から業務停止の懲戒処分を受けた際、自分を嫌う自称インテリたちがここぞとばかりに批判してきたとも発言。

その「自称インテリたち」の中にも高村薫さんの名前がありました。

高村薫さんは大阪で生まれ育ち、今も大阪に在住する生粋の大阪人ですから、橋下徹さんの言動には注目していたことでしょう。

高村作品の特徴とは

高村薫さんの特徴は、著者が女性だとは思えないほどの硬派な文体と骨太な作品世界。

このあたりは好き嫌いが分かれるところかもしれません。

初期の作品には男たちの濃密な関係が頻繁に登場し、同性愛的な描写もみられますね。

また改稿で有名な作家でもあり、とくに単行本から文庫化するにあたって大幅な改稿を行うことが多いです。

『わが手に拳銃を』という作品はタイトルまで『李歐』に変わっています。

登場人物は同じですが、単行本と文庫本ではキャラクターが変化していたり、異なる結末を迎えることも。

とりわけシリーズものを読む際は単行本ならすべて単行本で、文庫本ならすべて文庫本で読むことをおすすめします。

人間関係はもとより、ストーリーもかみ合わない部分がでてきてしまうからです。

高村薫の今

寡作で知られる高村薫さん。

2019年7月には合田雄一郎シリーズの7年ぶり6作目となる『我らが少女A』が刊行されました。

毎日新聞で連載された小説ですが、やはり単行本化を待ち望むファンは多いはず。

作中では、高村さんが学生時代を過ごした武蔵野の風景も色濃く描かれています。

自分にとって生きることは小説を書くことと語る高村さんですが、執筆の合い間には趣味の乗馬や土いじりをしたり、音楽を聴いてリラックスすることもあるのだそう。

幸せな瞬間は、寝る前に楽しむ一杯のウイスキー。


最近のお気に入りはサントリーの山崎だそうです。

小説家になれる条件は、言葉を使う快楽を知っていることだという高村薫さん。

この快楽に目覚めた人間だけが、何があっても書くことをやめられずに小説家になっていくのだと思います。

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