『最終便に間に合えば』と『京都まで』で直木賞を受賞した小説家・林真理子(はやし まりこ)さん。
エッセイ『ルンルンを買っておうちに帰ろう』でデビュー以来、メディア出演も多くこなし、お茶の間でも知られる人気作家です。
今回は林さんについて、夫と結婚の詳細を見ていきます。
また併せて、弟、家、母の情報もご紹介します。
林真理子のプロフィール
本名:東郷真理子
生年月日:1954年4月1日
身長:不明
出身地:山梨県山梨市
最終学歴:日本大学藝術学部文芸学科
林真理子、夫とはお見合いからのスピード婚
まずは林さんの夫と、結婚の詳細を見ていきます。
結婚したのは1990年5月18日で、相手は4歳年上の東郷順さんです。
一橋大学卒業後、千代田化工建設に勤めていた東郷さん。
お見合いで出会った2人は36歳と40歳で年齢的に時間がないと考えていたのか、わずか4か月で結婚を決めています。
東京カトリック神田教会で挙式し、ホテルニューオータニで贅沢な披露宴を開催。
林さんのドレスは森英恵さんがデザインし、記念写真を篠山紀信さんが撮影するなど、多方面から注目された披露宴でした。
東郷さんは一般の方でありながら、豪華な結婚式で祝福してもらい、名前も知れ渡っています。
有名人の夫ではありますが、特に不満もなく、平穏に過ごしているようです。
結婚時の年齢が高かった夫の負担を減らすためか、林さんは44歳で体外受精により女の子を授かりました。
欲しいものを必ず手に入れる、貪欲かつ生命力にあふれた林さんの人柄がうかがえるエピソードですね。
林真理子の家、大豪邸は隈研吾がデザイン
次に林さんの、家の情報を見ていきましょう。
家については、山梨県の実家はさすがに正確な位置がわかりません。
しかし自身の自宅兼事務所が、代々木上原にあるとわかっています。
80坪の大豪邸で、一流建築家の隈研吾さんがデザインしました。
土地代で3億、全体で6億程度の家と推定されており、誰もが羨む自宅です。
メディアでも度々、自ら自宅を紹介していますが、正直そこまで情報を漏らして大丈夫なのか心配になってしまう値段ですね。
また他にも軽井沢に別荘を所有しており、有名作家の代表格にふさわしく、セレブな生活を送っているのでしょう。
林真理子の弟は?
次に林さんの弟について見ていきましょう。
弟の名前は和夫さんで、電気関係の仕事をしていたことがわかっています。
兵庫県で就職し、京都出身の女性と結婚、息子と娘に恵まれました。
有名合唱団である「六本木男声合唱団倶楽部」でバリトンとして活動もしている、音楽好きのようです。
長年兵庫県で働いていましたが、母親の介護をきっかけに、故郷の山梨県へ戻りました。
介護は大変だったはずですが、林一家は非常に仲が良く、陽気な人々なので楽しい生活を送っているようです。
林さんは楽観的で素敵な家族に恵まれていることがわかりましたね。
林真理子の母について
最後に林さんの母の情報を見ていきます。
母の名前はみよ治(みよじ)さんで、2017年6月16日に101歳で亡くなっています。
晩年は身体が衰弱し、林さんと弟一家に介護してもらいながら暮らしていました。
山梨県の女学校では開校以来の才女といわれる程の秀才だったそうです。
文学をこよなく愛し、児童雑誌『赤い鳥』に作品を掲載され、「第二の樋口一葉」と呼ばれる文学少女でした。
学校を終えると、福島県で教員をしていたみよ治さん。
実家に戻り、家業のお菓子屋を手伝いながら、古本を販売していた時期もあります。
戦死したとされた夫の孝之輔さんが復員し、40歳近い年齢で林さんと和夫さんを産みました。
孝之輔さんはギャンブル癖があり、店のお金を盗むこともあったようです。
しかし我慢強い大正女のみよ治さんは、立派に家族を支え続けました。
しかし文学への憧れは常にあったようで、娘に対して、「私はあなたよりすごい作家になっていたかもしれない」と話しています。
林さんはそんな母を描いた作品『本を読む女』を執筆しました。
林真理子センセイの「本を読む女」に
「他人がご飯食べさせてくれるわけじゃないから、何言われたっていいでごいす」って言葉があるけど、本当にそうだよ。— 仁科友里 (@_nishinayuri) January 23, 2018
激動の時代をたくましく生き抜いた才女の生涯として、みよ治さんの人生はドラマ化されることもありそうですね。
今回は林真理子さんと家族情報をご紹介しました。
教養があるだけでなく、陽気でたくましい一家であることがわかりましたね。
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コメント
平野啓一郎さんと友人になった。三島由紀夫のつながりもある。林真理子さんは高校時代から30年以上作品を読んでいる。兵庫県のオペラもみた。私がエッセーを書くとなぜ哲学的エセーになるのだろう。と思う。小説は具体な事実を書いて、哲学は抽象的真実を書くのである。しかし、小説が面白いとおもう。