井上雄彦の現在(2023)。自宅は世田谷?年収や資産がすごい?事務所にバスケットゴール

漫画を芸術に昇華させた漫画家の井上雄彦(いのうえたけひこ)さん。

生み出した数々の作品に多大な影響を受けた人はきっと多い事でしょう。

井上雄彦のプロフィール

本名: 成合雄彦(なりあい たけひこ)

生年月日: 1967年1月12日

血液型: B型

出身地: 鹿児島県伊佐市(旧: 大口市)

最終学歴: 熊本大学(中退)

井上雄彦の現在(2023)

大ヒット漫画の連載後、燃え尽き症候群となってしまう漫画家は少なくありません。

ですが、井上雄彦さんはその後も「バガボンド」、「リアル」とヒット作を世に送り出しています。

ただ、「バガボンド」は5年以上も休載。


「リアル」も2019年に連載を再開するまで4年以上も休載していました。

これほどまでに休載が続くと心配されるのが心身の病気。

実際、「休載の理由は鬱病」という噂まで。

ですが井上雄彦さんは休載期間中も漫画制作とは異なる分野で活躍を続けています。

もしかすると芸術的活動に漫画以上のやりがいを感じてしまったのかもしれません。

元々、美大への進学を希望していた事からあり得ない話ではなさそう。

また、2016年からは「イノウエバッジ店」を開店。

実店舗に加えてインターネットでも販売されるなど人気を博しています。

このように現在も多岐に渡る活躍を続ける井上雄彦さん。

ただ、漫画家一本で活動して欲しいというファンもきっと多い事でしょう。

2020年11月にはスイスの時計ブランドが選出する「ラティーノJAPAN賞」を受賞。

「熱い思いを持って活躍する人物」が対象となる賞だけに、今まで以上に情熱をもって仕事に取り組んでくれるはず。

これからどんな活躍を見せるのか、ますます井上雄彦さんに注目が集まりそうですね。

「SLAM DUNK」の映画で監督を務める

近年の井上さんの大きな話題といえば、やはりアニメ映画の監督に挑戦したことでしょう。


2022年12月3日に公開された「THE FIRST SLAM DUNK」は、井上さんが監督・脚本を務めたことで多くの注目を集めました。

「SLAM DUNK」の映画企画は2003年からあったものの、当時の井上さんはあまり乗り気ではなかったようで、いったん断ったそうです。

しかし、東映側は映画を諦めず、2010年、2014年に短いパイロット版を製作。

井上さんの気持ちも次第に変化し、「やるからには自分で」という思いから監督や脚本を引き受けます。

主に演出を担当した東映アニメーションの宮原直樹さんは、そんな井上さんの仕事ぶりについて語っていました。

初めてアニメ映画の監督を務めることもあり、井上さんの提案はセオリーから外れた意外なものが多かったそうです。

そのため、表現するにはかなり試行錯誤をしたそうですが、一方で仕事のしやすさも感じていたという宮原さん。

井上さんは常にはっきりと方向を示すタイプだったようです。

すごく的確で、絵という形で具体的で魅力のあるイメージを提示されるので、『こっちの方向に行きたいんだ』ということを、みんなで理解することができました

「シン・仮面ライダー」の庵野秀明監督は、明確な指示をせずダメ出しをする様子が賛否両論となりました。

同じ監督でも、井上さんには真逆の考え方があるのかもしれません。

もし次回作があるなら、初監督の経験を活かすことで、もっとすごい作品ができそうですね。

2023年、31年前の発言が再び話題に

2023年、バスケットボール男子ワールドカップ順位決定リーグで勝利した日本は、パリオリンピックの出場権をつかみ取っています。


このニュースが流れると、「SLAM DUNK」第9巻に掲載された井上さんのコメントが話題になりました。

「次は日本チームの五輪出場が見たい。「スラムダンクを読んでバスケを始めた。」という子供たちが、大きくなってやってくれたら………………オレは泣くぞ。」

第9巻の発売は1992年。

そのときの発言が2023年に現実となったのですから、これは本当にすごいことです。

井上さんは、花火の動画や絵文字で喜びを表現していました。

この出来事からは、漫画やアニメの影響力の大きさも伝わってきます。

素晴らしい作品に触れたことで努力を重ね、夢を叶える人もいるんですね。

井上さんには、今後も誰かの心を動かすような作品を作り続けてほしいものです。

井上雄彦の自宅は世田谷のビル?

東京でも指折りの高級住宅街として知られる世田谷。

自宅が世田谷にあるという芸能人も少なくありません。

世田谷に家を持つことがステータスとなっており、「世田谷ブランド」という言葉もあるほど。

成功者のみが暮らす事が出来る街と言っても過言ではありません。

そんな世田谷に自宅を持つ一人として噂になっているのが、井上雄彦さん。


ビルのような複数階の建物で建築費用は8億円とも言われています。

内観など詳細な情報は見つからず。

きっと井上雄彦さんのこだわりが詰まった素敵な自宅なのでしょうね。

ただ、居心地が良すぎる自宅には弊害も。

自宅だと楽をしてしまう、という理由から漫画のネームは喫茶店で作っているそうです。

井上雄彦さん程の人が「楽をしてしまう」なんて。

一体、どんな自宅なのか益々気になってしまいますよね。

きっと第一線を退いた後は自宅で悠々自適な生活を送るのでしょう。

そんな日が来ること井上雄彦さん自身も待ち望んでいるのかもしれません。

井上雄彦の年収と資産がすごい?

一作でも大ヒットすれば遊んで暮らせると言われる漫画家。

アニメ化やグッズ展開など年収が億単位となる事も珍しい事ではありません。

なかには年収が数十億円と言われる漫画家も。

多くも若者が成功を夢見て漫画家を目指すのも納得ですよね。

そこで気になるのが井上雄彦さんの年収と総資産。


一体、現在(2023)の年収はどれくらいなのでしょうか。

かつて公表されていた高額納税者番付。

その最後となった2004年時点の年収は約2億2千万円でした。

この時と連載していたのは「バガボンド」と「リアル」。

ここ数年は休載が続いていましたが、連載作品数は変わっていません。

また、SLUM DUNKについては2009年に完全版、2018年には新装再編版が刊行されています。

それに加えて画集の印税や漫画展に制作したポスターや水墨画の収入、イノウエバッジ店の売り上げもあります。

この事から現在も数億円の収入がある事は間違いないはず。

そして総資産は数十億円とも言われています。

これだけ稼いでいれば世田谷に8億円の豪邸を建てられるのも納得ですね。

ただ、この資産を自分だけのために使わないのが井上雄彦さんの凄さ。

バスケットボールへの恩返しとして2006年に「スラムダンク奨学金」を創設。

スラムダンク奨学金というだけあって、SLUM DUNKの印税の一部が奨学金の原資となっているそうです。

この奨学金の対象となるのは高校卒業後もバスケットを続ける事を望む高校生。

アメリカの大学へ留学する機会とバスケをプレーする環境を提供。


学費や生活費もすべて負担し、返済する必要もないんだとか。

これまでにスラムダンク奨学金から何名ものプロバスケットボール選手を輩出。

いつかNBAに挑戦するような選手も誕生するかもしれません。

事務所にはバスケットコートがある

売れっ子漫画家となると事務所を設立する事も少なくありません。

ただ、事務所を設立すると税金対策と言われてしまう事も。

確かにその側面もあるかもしれません。

ですが最大の理由は権利や収入の管理でしょう。

国民的人気の漫画となるとアニメ化やグッズ化などメディアミックスが頻繁に行われますよね。

その広がりが多岐に渡るほど把握、管理が難しくなってしまいます。

それらの仕事を事務所に任せる事で自分は漫画を描く事に専念する。

そんな思いから事務所を設立するのでしょう。

もちろん井上雄彦さんも事務所を設立しています。

アトリエも兼ねる事務所は世田谷にあり、6階建ての自社ビル。

事務所を建てる要因だったのか「スラムダンクビル」と呼ばれる事もあるようです。


その事務所の1階部分は体育館のようになっておりバスケットゴールも設置。

井上雄彦さんは気晴らしのためシュートの練習をする事もあるようです。

もちろん事務所兼アトリエなので仕事でも使用。

1階の広々としたスペースは巨大なイラストを書く際にも利用しています。

自分が好きなように使える事務所を建てられるなんて本当に夢のよう。

きっと井上雄彦さんも「これまで頑張って良かった」と思っている事でしょう。

井上雄彦の経歴まとめ

「SLAM DUNK」や「バガボンド」、「リアル」などの作品で知られる井上雄彦さん。

漫画だけでなく水墨画や伊勢神宮に奉納する絵巻を手掛けるなど多岐に渡る活躍。

もはや漫画家ではなく芸術家と呼んだ方が良いのかもしれません。

幼少期から絵を描くのが好きだった事から常々、絵を描く事を仕事にしたいと考えていたのでしょう。

高校生の時には漫画家となる事も視野に入れていたそうですが、高校卒業後は芸大への進学を志望。

そのため美術予備校の夏期講習に参加するも「美大はお金がかかる」という理由により断念。


そして進学したのが国立の熊本大学。

ただ、芸大への進学は断念するも絵を仕事にする事は諦めず。

大学在学中だった20歳の頃に週刊少年ジャンプに作品を投稿。

これが編集者の目に留まり、漫画家を目指す事に。

やはり売れっ子漫画家となるような人には何か光るものがあるのでしょう。

こうして井上雄彦さんは漫画家を目指すため大学を中退して上京。

上京後は「キャッツアイ」、「シティーハンター」で知られる北条司さんのアシスタントをしながら漫画の基礎技術を会得。

翌年には「楓パープル」が手塚賞に入選し漫画家デビューが決定。

その後、幾つかの作品を手掛け、1990年から「SLAM DUNK」を連載開始。

当時はまだマイナースポーツだったバスケットボール。

そのためSLAM DUNKはいつでもヤンキー漫画やラブコメに転向出来るような保険をかけていたそうです。


ですが徐々に人気が火が付き、アニメ化や映画化されるほど大人気に。

バスケ人口も急増し、今では「バスケ漫画の金字塔」とも呼ばれています。

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