重松清の妻は教師。人気作品が話題!痩せた噂&生い立ちや経歴まとめ

さまざまな世代の人間を主人公に据え、読者の胸を打つ家族の物語を描いてきた重松清(しげまつきよし)さん。

あたたかな眼差しで現代の家族を描き、小学生から大人まで幅広い年齢層に支持されています。

人間の心のひだや、つらくリアルな現実を描く筆致は鮮やかで、読む人の感情をこれでもかと揺さぶる作品が人気です。

それゆえに映像化作品も多い作家ですが、とくに読者に人気の高い小説をチェックしてみました。

妻はどんな方なのか気になるファンや、以前より痩せたと思う読者もいるようです。

生い立ちや経歴についてもみていきます。

重松清のプロフィール

別名義: 田村章(たむら あきら)、岡田幸四郎(おかだ こうしろう)

生年月日: 1963年3月6日

出身地: 岡山県久米郡久米町(現: 津山市)

最終学歴: 早稲田大学教育学部 国語国文学科

重松清、結婚した妻は教師

重松清さんは早稲田大学卒業後まもなく、22歳で結婚しました。

当時は角川書店に入社したばかりの会社員、妻は大学の同級生。

28歳の時に長女、33歳の時に次女が誕生しました。


かけがえのない家族の物語をたくさん紡いできた重松清さん。

自身にとっての家族はどんな存在なのかをうかがわせるエピソードがありました。

それは自宅の階段の手すりが外れてしまい、手すりのない階段の昇り降りに違和感を感じた時のこと。

ふだんは意識しなくても、なくなると心許なくなるものは存在すると再確認したそうです。

これは自分がつらい時に心の支えになってくれるものと言い換えることができ、人によっては友人だったり、故郷だったり、音楽や小説だったりするのでしょう。

奥さんは教師

重松さんは、過去のインタビューで奥さんの職業について明かしたことがあります。

小説を書くまで、俺はフリーライターをずっとやっていて、カミさんが学校の先生をやっていたから、保育園の送り迎えとかはほとんど俺がやっていたんだよ。

学校の先生といえば、非常に忙しい職業ですよね。

育児のために時間を捻出するのも大変な生活だったかもしれません。

重松さんの仕事場は自宅ということもあり、自然と子供の面倒を見るようになったみたいですね。

仕事が忙しい奥さんからすると、夫がきちんと動いてくれるのは、とても助かったのではないでしょうか。

重松さん自身は、積極的にやっていたというより「やらざるを得ない」といった気持ちだったそうですが、奥さんの負担は軽減されたことでしょう。

夫婦仲は良好?

結婚していることは確かですが、奥さんの話はあまりしない重松さん。


夫婦の日常などを知りたいファンも多いかもしれませんが、インタビューなどで奥さんとのエピソードを語ったことはないようです。

そのため夫婦仲についてもよくわかりませんが、2023年現在、重松さんが離婚した様子はありません。

噂すらなく、離婚につながりそうな情報は出ていないので、おそらく夫婦生活を続けているものと思われます。

詳しいことは不明ですが、普通に仲の良い夫婦関係を維持しているのではないでしょうか。

『愛妻日記』に奥さんは出てこない

最近になって重松さんの作品を読み始め、奥さんについて知りたくなった人は、『愛妻日記』に注目するかもしれません。

エッセイのようなタイトルなので、奥さんとの日常エピソードがたくさん出てくる本と思った人もいるのではないでしょうか。

ですが、この本は重松さんの日記をまとめたものではありません。

しかも、ジャンルは官能小説。

いつもの重松作品からは想像できない内容に、びっくりする人も多いようです。

夫婦が登場する小説なので、実体験から想像を膨らませた部分もあるのかもしれませんが、これはあくまでもフィクション。

登場人物と奥さんを混同しないよう、注意した方がよさそうですね。

読者に人気の高い重松作品は?

2020年には山田孝之さん主演による『ステップ』が公開されました。


ドラマや映画では重松作品を観たことがあるけれど、原作小説は読んだことがないという方も増えているようですね。

重松清さんの小説は教科書にも採用されており、中学受験においては定番中の定番。

中学受験を控えた子供に重松作品を勧める父兄も多いそう。

子供向け・大人向けの作品はもちろんありますが、一人の作家が小学生にも大人にも支持されているところがすごいですね。

アマゾンの人気ランキングをみてみると、上位3作品は『その日のまえに』『きみの友だち』『くちぶえ番長』。

とりわけ『くちぶえ番長』は子供に読ませたい小説として人気が高いです。

子供が読めば登場人物に自分を重ね合わせ、大人が読めば自らの子供時代を思い出して甘酸っぱい気持ちになれる作品です。

痩せた原因は病気?

2023年は60歳を迎える重松さんですが、以前にくらべると少し痩せたという噂があります。

痩せているとなると、健康が心配になってしまいます。


重松さんの病気が大きな話題となっている様子はありませんが、過去に病気をしていたという情報はありますね。

2023年現在の健康状態が気になりますが、詳しいことはわかっていません。

まだまだ活躍してほしいところですが、無理はしないでほしいですね。

転校を繰り返した生い立ちと吃音症

重松清さんは1963年3月6日、岡山県津山市に誕生。

家族構成は両親と妹です。

少年時代は大阪、名古屋、米子など転居を繰り返し、小学校6年から高校卒業までは山口県で過ごしました。

頻繁に転校を経験したのですね。

父親の職業が気になりますが、はっきりわかっていません。

重松清さんは子供の頃から吃音症であり、か行の発音が苦手でした。

会話する際は、か行ではじまる言葉を使わないようにしていたそうです。

成長してからは吃音症はだいぶ改善されたとのこと。

重松作品の中では、吃音症の少年を主人公にした自伝的小説『きよしこ』も人気の高い小説です。

重松清の上京後の経歴まとめ

高校1年生の夏に矢沢永吉さんの『成りあがり』を読んで衝撃を受けた重松清さん。


大学進学というよりも、「ビッグになりたい」「とにかく東京へ行きたい」という思いに突き動かされて上京しました。

平成世代にはピンとこないかもしれませんが、『成りあがり』は当時のベストセラーであり、とてつもないパワーに満ちた本。

この本に影響を受けた人が日本中に何人いるのかという感じです。

早稲田大学教育学部卒業後は角川書店に入社しますが、10か月で退社。

独立してフリーライターとなります。

その後は、さまざまなペンネームを用いて、映像作品のノベライズ、ゴーストライター、雑誌記者などでキャリアを重ねてきました。

ドラマ『101回目のプロポーズ』、映画『キッズ・リターン』のノベライズも重松さんによるものです。

小説家としてのデビュー作は1991年の『ビフォア・ラン』。

1999年に『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。

直木賞候補作『定年ゴジラ』『カカシの夏休み』の落選を経て、『ビタミンF』が2000年下半期の直木賞に。

2002年には『流星ワゴン』が『本の雑誌』の年間ベスト1に選出。

2010年『十字架』で吉川英治文学賞、2014年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞をそれぞれ受賞しています。

2017年には早稲田大学文化構想学部の客員教授に着任しました。

読後に生きるのが嫌になってしまうような小説は書きたくないと語る重松清さん。


ご本人のこの言葉が、重松作品の世界観を端的に表していると思います。

家族、学校、仕事など身近な日常を切り取ったテーマが多いことも、幅広い世代の共感を呼ぶ理由なのでしょう。

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