岸本佐知子、結婚や夫の噂も実は独身?家族の情報が少ない。サントリー時代&経歴まとめ

現代アメリカ文学の人気翻訳家であり、エッセイストとしても多くのファンをもつ岸本佐知子(きしもとさちこ)さん。

その一方で私生活がほとんど知られていないため、結婚しているのか、独身なのかが気になります。

今回は夫や家族構成を調べるとともに、サントリーの会社員時代や経歴を振り返ります。

岸本佐知子のプロフィール

生年月日: 1960年2月25日

出身地: 神奈川県横浜市

最終学歴: 上智大学文学部英文科

岸本佐知子、結婚や夫の噂も証拠なく独身?家族の情報も少ない

岸本さんに結婚した夫はいるのか、独身なのか気になりますが、どれもはっきりしていません。

ご本人のインタビュー記事からもプライベートについての手がかりは得られませんでした。

夫や家族構成などの情報を非公開にしている可能性もありますが、職業柄、ここまで徹底して非公開にするのも不自然なように思えます。

結婚説に証拠はなく独身の可能性あり?

岸本さんには、「Yahoo!知恵袋」などで既婚者の噂も出ているようです。


年齢的にも既婚者の可能性はあるので、そんな噂を見ると信じたくなりますが、独身の可能性も否定はできません。

というのも、既婚であることを証明できる情報は、まだ見つかっていないからです。

2023年現在、岸本さんが結婚を発表したことはありません。

前述のとおり、インタビューなどでも結婚について語ることはなく、関係者の話から既婚と判明した事実もなし。

岸本さんはXのアカウントを開設しており、日常のつぶやきもありますが、旦那さんが登場したことはないようです。

夫の存在を匂わせる情報でもあれば、少しは可能性が高くなりますが、そんな情報が出た様子はありません。

そうなると、噂を簡単には信用できませんよね。

信頼できる情報ソースがあるならともかく、その点に触れている噂話はありません。

そもそも根拠となる情報など存在せず、誰かが作ったデマである可能性も高いわけです。

今後、岸本さんが結婚について語ることがあれば、ネット上の噂とはまるで違った情報が出てくるかもしれませんね。

子供の情報もない

結婚の噂を見かけた人は、子供の存在も想像したかもしれません。


ですが、子供についても確かな情報はありませんね。

子育て中とわかる情報があれば確定ですが、Xでもインタビュー記事でも、自身の育児については話さない岸本さん。

独身なら子供がいるはずもないので、情報がないのは納得できます。

ですが、子供の情報がどこにも漏れないよう、徹底的に管理している可能性も捨てきれません。

詳しいことを知るには、岸本さん本人が何か語るのを待つしかなさそうです。

家族に読書好きの父あり

岸本さんの家族に関してわかっていることも、あまり多くはありません。

父親は会社員で、東京都世田谷区の社宅で育ったということくらいです。

他には、父親が岩波文庫をよく読んでいたことがわかっています。

私の父が岩波文庫好きで、家にたくさんあったのですが、『にんじん』はその中の一冊です。

ジュール・ルナールの『にんじん』は平仮名のタイトルだったため、幼少期の岸本さんは読めそうに感じたのだとか。

しかし実際には子供向けの本ではないため、読むのは大変だったそうです。

とはいえ、大人になっても読み返す大好きな作品だという岸本さん。

読書好きの父親がいたからこそ、そんな素敵な作品に出会えたんですね。

サントリーのOL時代はダメ社員だった!

大学卒業後はサントリーに入社し、宣伝部に所属した岸本佐知子さん。


広告やテレビCMを制作する部署でしたが、とにかく仕事ができない社員だったと明かしています。

信じられないようなミスを連発するうちに、いつしか部署内で誰かのミスの度合いを「あれは200岸本だな」などと判定されるようになったのだそう。

人間のDNAには社会への適応性が少しは刷り込まれているはずなのに、自分にはそれが欠落している、と岸本さん。

毎朝同じ時間に出勤することにさえ疑問を感じていたといいますから、会社員には向かない性分なのでしょう。

まるで給料泥棒のような自分がつらくなり、会社以外に生きがいがほしくなって通いはじめたのが翻訳学校でした。

6年半の勤務を経てサントリーを退社したあと、岸本さんは翻訳家として独立。

翻訳の仕事をするようになってからは、多少社会不適合でも周囲が大目にみてくれるようになり、居心地は格段によくなったと述べています。

それでもまだ、人とのつきあいで失敗してしまうこともあるそうです。

岸本佐知子の経歴

岸本佐知子さんは1960年2月25日生まれの神奈川県横浜市出身です。

女子学院中学校・高等学校を経て、1978年に上智大学文学部英文科に入学。

1981年、サントリーに入社。

退社後に翻訳家となり、これまでに『中二階』『エドウィン・マルハウス』『灯台守の話』『掃除婦のための手引き書』などの翻訳書を出版しました。

「岸本さんが訳しているなら」「岸本さんイチ押しの作家なら」と、海外文学好きから絶大な信頼を寄せられているのだとか。


海の向こうの作品を届けてくれる訳者がきっかけで新しい作家と出会った方も多いでしょう。

岸本さんが手がけてきた作品は奇妙な世界観の物語が多く、一筋縄でいかない作家がずらり。

個性の強いキャラクターが織りなすストーリーは、岸本さんだからこそぴったりマッチすると評判です。

また『翻訳の世界』に連載された文章を含む1作目のエッセイ集『気になる部分』を2000年9月に刊行。

2作目『ねにもつタイプ』で2007年の講談社エッセイ賞を受賞。

妄想好きな素顔が垣間見えるエッセイに触れて、シュールな岸本ワールドにはまる読者も多いようです。

エッセイを出版するたびに「私も同じことを考えていました」という感想をたくさんもらうという岸本佐知子さん。

訳したい作家は自分の変な思考回路の上をいく人なのだとか。

社会的に成功している一方で、くだらないことをちまちまと考えている人間に親近感を覚えるそうです。

不思議なことを考えてばかりいる岸本佐知子さんとはいったいどんな人なのか、多くの関心が集まるのも無理はありません。

続いて2012年には『なんらかの事情』、2019年に『ひみつのしつもん』を刊行しています。

2013年の野間文芸翻訳賞をはじめ、講談社エッセイ賞、日本翻訳大賞選考委員、すばる文学賞などの選考委員も歴任してきました。

自分は推理小説には向いていないと分析する岸本佐知子さん。


その理由を、謎解きにはあまり興味をそそられず、最初の謎の段階がいちばんおもしろいからと述べています。

日常の些細な出来事や言葉遣いなど、気になることにこだわり続ける岸本さんは、「わからないこと」にいちばん魅力を感じるタイプなのかもしれません。

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