坂本龍一、娘・坂本美雨とのエピソード。愛人にも息子。子供は4人&家族に孫あり

90年代以降はニューヨークを拠点に「世界のサカモト」として多彩な活動を続けている坂本龍一(さかもとりゅういち)さん。

かつてテレビ番組で、パートナーの女性との間に子供(息子)がいることを認める一幕がありました。

矢野顕子さんを母にもつ坂本美雨さんは有名ですが、そのほかの子供たちはあまり知られていませんね。

坂本龍一さんに息子と娘はそれぞれ何人いるのか、また家族に孫はいるのかについてみていきます。

坂本龍一のプロフィール

本名:坂本龍一

生年月日:1952年1月17日

没年月日:2023年3月28日(71歳没)

身長:171cm

出身地:東京都中野区

最終学歴:東京藝術大学大学院音響研究科修士課程

所属事務所:エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ

坂本龍一と矢野顕子の娘は坂本美雨

ミュージシャンの坂本美雨さんは元妻の矢野顕子さんとの間に1980年5月1日に誕生。

当時、両親はまだ正式な夫婦ではありませんでしたが、美雨さんが2歳になる少し前の1982年2月に結婚。

家族でニューヨーク州に移住したのは9歳の時でした。


同地では高校卒業まで過ごしたため、バイリンガルだそうです。

1997年にSister M名義でシンガーとしてデビューして以降、音楽活動にどとまらず、ナレーション、翻訳、詩作など幅広い分野で活動中ですね。

2014年3月1日には「入籍なう!」とツイートして結婚を報告しました。

お相手はブックディレクター・編集者の男性で、本の制作から販売までの総合的な仕事を手がけているとのこと。

彼と家族になれることがうれしくて、まだ信じられないという言葉からは、幸せいっぱいのようすが伝わってきます。

娘の様子から曲が誕生

美雨さんとのエピソードといえば、やはり音楽のことがありますね。

「イエロー・マジック・オーケストラ」が1983年にリリースしたアルバム『浮気なぼくら』には、『ONGAKU』という曲が収録されています。

この曲は、作詞作曲を坂本龍一さんが担当。

当時の曲作りでは、まだ3歳だった頃の美雨さんが、音楽と触れ合う様子を見ていたそうです。

その姿を描くことで誕生したのが、『ONGAKU』でした。

可愛い娘が音楽を楽しむ様子が、創作に大きな影響を与えたんですね。

この楽曲は、美雨さん本人も歌っています。

曲が生まれた背景を知っている人は、美雨さんが歌ったり、曲について語ったりすると、とても感動するようです。


父と娘の思いを想像してか、涙するファンも多いようですね。

また、当時3歳だった美雨さんが立派な歌手となっていることも、感動を呼ぶポイントと思われます。

音楽が好きな人はたくさんいますが、実際に歌手となって活躍する人は限られるはず。

そう考えると、本当にすごいことです。

ずっと音楽を愛し続けた美雨さんが歌手になる未来を、当時の坂本龍一さんも想像していたのかもしれませんね。

娘が語る亡き父への思い

結婚後の美雨さんは、2015年に子供を出産。

ファンの間でも「なまこちゃん」の愛称で親しまれる娘さんは、2023年に8歳の誕生日を迎えました。

当時の美雨さんは、娘とケーキの写真をインスタグラムで公開しています。


その際、坂本龍一さんへの思いを語ったことで話題になりましたね。

美雨さんは、「もし父がいたら」と考え、寂しい気持ちになったのかもしれません。

このコメントを読んで、泣きそうになったファンも多いのでしょうね。

ですが、美雨さんのコメントからは、前を向いて生きる決意が伝わってきます。

大事な家族にもう会えないというのは、本当に寂しいことですが、天国でいつも見守ってくれているはず。

これからの美雨さんは、父親が笑顔でうなずいてくれるような生き方を目指し、がんばっていくのかもしれませんね。

愛人との間に息子が誕生

ニューヨーク州に移住した坂本龍一さんはマネージャーの女性と暮らしはじめ、本宅にはほとんど戻らなくなってしまいます。

そして、まだ矢野顕子さんと婚姻関係にあった1999年にマネージャーとの間に男児が誕生。

名前は音央(ねお)さんというそうです。

矢野顕子さんとは2006年に正式に離婚が成立。

2017年のドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: CODA』には、撮影を担当した「空音央」という名前が確認できます。

不倫関係にあったマネージャーは空里香さんといわれていますが、この名前もエグゼクティブプロデューサーとして記されています。

おそらく彼らが坂本さんの息子であり、内縁の妻なのでしょう。

音央さんは映像関係の仕事をしているという情報もありますから、可能性は高いと思います。

坂本龍一の子供は4人!家族に孫

坂本美雨さんという娘がいることは広く知られていますが、じつは美雨さんは次女にあたります。

坂本龍一さんは矢野顕子さんとの結婚前に学生結婚しており、この最初の妻と間に長女をもうけています。

結婚生活が破綻して以来、長女とは実に15年も会っていなかったそうです。

また矢野顕子さんも過去に結婚歴があり、坂本さんとは再婚でした。

前夫・矢野誠さんとの間に誕生した男児は連れ子であり、坂本龍一さんと養子縁組しています。


「子供は4人いる」と坂本さんが話したことがありますが、整理してみると、最初の妻ともうけた長女、養子縁組した長男、美雨さん、音央さんということになります。

このうち長男とは血縁関係がないことになりますが、矢野顕子さんとの離婚後に養子関係を解消したのか、継続しているのかについては不明でした。

長男には2014年に子供が生まれ、矢野顕子さんはおばあちゃんに。

坂本美雨さんが2015年7月に女児を出産した際は、この女児が坂本さんの初孫と報じられています。

作曲家、演奏家、指揮者、音楽プロデューサーなど幅広い活動を続けてきた坂本龍一さん。

環境問題や政治活動にも積極的に関わっていました。

中咽頭がんの闘病経験もあるだけに、晩年は体調を心配していたファンも多かったのかもしれませんね。

坂本龍一の経歴まとめ

70年代の終わりから80年代にかけて、シンセサイザ-を中心としたテクノポップでミュ-ジックシ-ンを席巻したイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)。

坂本龍一さんは幼い頃からクラシックに親しんで作曲を学び、東京芸術大学から同大学院音響研究科へ進んで修士課程を修了しました。

『戦場のメリークリスマス』では大島渚監督の要望でヨノイ大尉を演じたほか、音楽も担当。

この映画のサウンドトラックで英国アカデミー賞の作曲賞を日本人で初めて受賞し、世界の注目が集まります。

余談ですが、『戦場のメリークリスマス』は戦争映画にもかかわらず戦闘シーンがない映画です。

YMOの散開(解散)後はソロ活動を本格化。


『ラストエンペラー』では世界的な音楽賞を総なめにしました。

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