大谷直子の今は休業?病気は悪性リンパ腫&抗がん剤で激やせした過去

高い演技力と愛らしい顔立ちで人気を博した大谷直子(おおたになおこ)さん。

輝かしい活動ばかりが注目を集めていますが、実は壮絶な闘病生活を経験していたんです。

大谷直子のプロフィール

生年月日: 1950年4月3日

身長: 154cm

血液型: A型

出身地: 東京都足立区

最終学歴: 東京都立赤羽商業高等学校

所属事務所: フロム・ファーストプロダクション

大谷直子の今は休業中?

かつてはさまざまな作品に出演し、ファンを楽しませてくれた大谷さん。

病気の治療で休んだ時期もありましたが、2012年の映画『希望の国』で復帰してから、また女優の仕事を続けていました。

しかし、近年はあまり出演情報を見かけません。


どうやら、女優としての活動は控えているようです。

近年は女優としての活動がない

大谷さんが女優として活動していたのは、2018年まで。

同年に出演した『特捜9』では、その演技を絶賛されていました。

若い頃から応援しているファンも、大ベテランとなった大谷さんの演技に感心していたのではないでしょうか。

当時は、まだまだその演技を楽しめると期待した人も多かったことでしょう。

しかし、2019年からは出演作の情報が途絶えています。

ドラマでも映画でも、大谷さんの姿を見かけることはなくなりました。

そのほかのテレビ出演なども特になく、最近の姿は表に出てこない状況です。

理由は不明ですが、芸能活動を休んでいることは間違いないようですね。

詳しくは後述しますが、大谷さんが患った病気というのは、がん細胞が原因となる悪性リンパ腫。

活動していない様子から、再発を心配する人もいるでしょう。

その気持ちはわかりますが、2024年現在、大谷さんの病気についての新情報は出ていません。


ただ休んでいるだけで、元気に過ごしていると思いたいですね。

引退したわけではない?

ドラマや映画に出演しなくなったとなれば、病気の他に想像できるのは、芸能界引退です。

確かに、見かけないと思っていた芸能人が引退済みだったというのは、ありそうなことですよね。

しかし、2024年現在、大谷さんからの引退発表はありません。

所属事務所にもまだ在籍しているため、完全に一般人となったわけではなさそうです。

そうなると、今後は活動再開の可能性もあるでしょう。

大谷さんが本気で引退するつもりなら、退所の情報が出てきてもよさそうなもの。

まだ名前があるなら、復帰を考えているのかもしれません。

発症した病気は悪性リンパ腫だった

2007年に患った大病により女優業を休止せざるを得なかった大谷直子さん。

この時、発症したのは、前述のとおり悪性リンパ腫でした。

背中が傷んだ事から病院で検査を受けると圧迫骨折と判明。

そして医師の指示により大学病院で精密検査を受けると入院する事に。

その後の病理検査の結果、悪性リンパ腫である事が発覚。


背骨の圧迫骨折も癌細胞が骨に転移した事が原因だったそうです。

腫瘍により内蔵も圧迫され潰れたような状態。

そのため子供達には「余命3か月」と告げられていたんだとか。

他の癌とは異なり外科手術が出来ない悪性リンパ腫。

4種類の抗がん剤と新開発の抗体薬を併用しての治療が行われました。

1か月に及ぶ入院生活を終え、退院した後も3週間ごとに通院し治療を継続。

幸いにも薬が効いた事から半年で治療を終える事が出来たそうです。

その後、再発したという情報はありませんので完治したと言えるでしょう。

悪性リンパ腫を克服して女優業に復帰した大谷直子さん。

同じ病に苦しむ方々にとって大きな希望となっている事は間違いありません。

抗がん剤で激やせしていた

抗がん剤治療を行う上で切っても切り離せないのが副作用。

ドラマや映画等で抗がん剤治療を行う患者が脱毛や嘔吐に悩まされる姿を目にした事がある人は多いはず。

大谷直子さんも抗がん剤治療を行う前に丸坊主にしたそうです。

長い髪の毛が抜けるとどうしても痛々しい印象となってしまいますよね。

少しでも痛々しさを軽減するために丸坊主にしたのでしょう。


また、食事も喉を通らなかったのか体重は33キロまで減少。

当時はまるで骸骨のように痩せこけた姿となってしまったそうです。

大谷直子さんの身長は154cmなので平均体重は52〜55kg。

つまり平均体重よりも20キロ以上も軽くなってしまった事に。

医師が余命3か月と診断したのも無理はありません。

もしかするとそのような状態から完治して女優業に復帰した事は奇跡のような出来事なのかもしれません。

きっと大谷直子さんも生きる喜びを日々、痛感している事でしょうね。

大谷直子の経歴まとめ

高校在学中に映画「肉弾」でデビューした大谷直子さん。

元々、芸能界には興味がなく、いずれはOLになると思っていたそうです。

ところが友人が黙って一般公募に写真を送った事から決定した映画出演。

決まったものを断る事が気が引けたのか「この映画だけ」と出演することに。

すると映画での演技がNHKの関係者の目に留まり、朝の連続テレビ小説「信子とおばあちゃん」のヒロインに抜擢。

こうして瞬く間に人気女優の仲間入りを果たした大谷直子さん。

ただ、芸能界志望ではなかった事から注目を集め、好きな所に行けない不自由さを感じていたそうです。


それでも女優業を続けたのはきっと演技の楽しさを知ったから。

その後も「天城越え」や「ツィゴイネルワイゼン」、「橋のない川」などの話題作に立て続けに出演。

演技力も高く評価され1980年の日本アカデミー賞の優秀主演女優賞を始め、芸術選奨文部大臣新人賞など数々の賞を受賞。

人気と実力を兼ね備えた女優として高い人気を誇りました。

順調な女優業の一方で私生活はまさに波乱万丈。

2度の結婚と離婚を経験し、その間に3人の子供を出産。

離婚後は女優業と子育て、大黒柱という一人三役を担う事となっています。

どれか1つでも大変なのにその全てを同時に行うのは非常に困難なこと。

そのため大谷直子さんは日々、相当なプレッシャーを感じていたそうです。

また、2007年には大病を患った事で芸能活動を休止。

仕事が出来なくなったことから収入も無くなり、貯金を切り崩しながらの生活。

既に子供達は成人していたため、一人で静かに暮らしていたそうです。

このような隠居生活を4年ほど続けた大谷直子さん。

すると還暦を過ぎたころに再びオファーが。

ただ、久しぶりに女優として復帰する事に自信が持てず。

ですが、それ以上に必要としてくれる喜びの方が上回ったようで出演を決意。


そして出演した映画「希望の国」と長年の功績が称えられ、2013年に日本映画プロフェッショナル大賞の特別賞を受賞。

これで再び女優業への活力が湧いてきたようで、それ以降も「ドクターX」や「特捜9」などの作品に出演しています。

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コメント

  1. 私も3箇所転移の癌から14年を生き延びなんとか過ごしています。が、日常生活もままならない日々で何事も辛く体に力が入らない。病気前とは別人のような体。直子さんの逞しい有り様、仕事、人生に立ち向かう姿勢。勇気付けられます。動ける間、私も踏ん張っていきたいと思います